医療保険について教えてください。
既婚者で子供はいません。共働きです。
同じ保険会社で「60才払い済、終身保険、日額5000円、120日型」で
(1)月4,610 総支払い約185万
死亡保険(解約返戻金も同額)が50~最高120万(時期により変動しますが、60才以降は100万は越えています)あるタイプ
(2)月2,765 総支払い約110万
死亡保険(解約返戻金)はずっと5万のみのタイプ
保険料だけ見たら2,765円の方がいいと思いますが、(1)は将来解約金が返ってくることを考えれば、60才を超えると、実質保険料は90万もいかないくらいです。
(2)は掛け捨て同様なので、長生きすることを考えれば(1)の方がいいように思うのですが、どうでしょうか?
当初は(2)と、終身死亡保険に入るつもりでしたが、(1)にするなら、死亡保険には入りません。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
No.2のrokutaro36です。
キャッシュフロー表は、作っただけでは何の役にも立ちません。
お子様が誕生されたとき、どうなるのか?
万一があったとき、どうなるのか、などなど、色々とシミュレーションしてください。
キャッシュフロー表は予算表なので、予算の見直しは重要です。
さて……
『貯蓄型は時代遅れの商品になっているのでしょうか?』
いいえ。そんなことは、ありません。
確かに、解約払戻金なしのタイプが多くなっています。
でも、「時代遅れ」ということはありません。
そもそも「主たる保障」とは無関係な部分であり、「保険料の払い方」という問題に属するので、時代とは関係ありません。
保障の方は、医療の発達や公的な制度の違いによって、時代遅れになることもあると思いますが……
一つには、現在の環境があると思います。
給料は上がらない、生活に余裕がないという状況で、保険料を少しでも安くしたいというニーズに合わせたものだと思います。
つまり、10年後の10万円よりも、今の1万円の方が重要だと言うことです。
それだけ余裕がない、ということでしょう。
なので、時代遅れかどうか、などと気にする必要はありません。
ご自身のマネープランの中で、妥当な選択かどうか、ということが重要です。
また……
医療費を貯蓄から払うか、医療保険でカバーするか、というのは、正解がありません。
質問者様がおっしゃる通り、
『実質90万円ぐらいの保険料の元を取ろうと思うとトータルで180日以上も入院しないといけません。』
ということです。
でも、保険を損得で契約するのですか? ということを考えていただきたいのです。
質問者様が、何らかの理由で1ヶ月間、ガードマンを雇ったとします。
1ヵ月後、何もなかったので、ガードマンを解雇します。
このとき、1ヵ月分の給料を「損した」と思いますか?
それは、必要経費なのです。
自動車の任意保険、火災保険など、色々な保険がありますが、基本は必要経費なのです。
医療保険は、たまたま「健康保険」という素晴らしい制度があるので、なくても何とかなる、という状況ですが、基本は同じです。
損得で考えると、基本を見失います。
必要か、不要か、ということで考えましょう。
また、180日以上入院するなんて……とお考えかも知れませんが、
厚生労働省の平成17年の患者調査によれば、入院率は1.1%。
つまり……
0.011(入院率)×365日(一年)×80年間=321日
つまり、0歳~80歳までに321日の入院をする可能性があるということです。
もちろん、人によって、ゼロに近い人もいれば、もっと長期の人もいます。
統計学的には、早期に契約すれば、医療保険はペイするのです。
一方、同じ平成17年の患者調査によれば、
一般病床での入院患者の12.9%は、1~3ヶ月の入院。
3%が3ヶ月以上の入院です。
つまり、100人に3人が3ヶ月以上の入院をしているのです。
保険とは、万一があったときの保障です。
ペイするかどうかではなく、万一とは何か?
そして、それが起きたとき、自力で対処できるか、それとも、保険を使うか、という問題なのです。
ご参考になれば、幸いです。
再度ご回答ありがとうございました。
「保険に入ってたのに入院をずっとしなくて、保険料もったいなかったな。」より、「保険に入らず入院した時に入っておけば良かった。」と思いそうなので、基本だけでも入っておこうかと思います。
とても参考になりました。いつもいろんな方の保険相談に乗ってらっしゃいますが、皆さん本当に助かっていると思います。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
キャッシュフロー表という表を作ったことがありますか?
これは、未来の家計簿、予算表みたいなもので、自分のお金の流れ(キャッシュフロー)を把握する方法の一つで、マネープランを考えるときの基本です。
昔のように、給料は上がるのが当たり前で、健康保険も黒字で、その黒字でどんどん保養所を建て、高齢者の医療費はタダという時代ならば、「なんとか、なるさ」というドンブリ勘定でOKでした。
でも、今は、給料は上がらない、健康保険の負担は増える一方、年金もイマイチとなると、自分でマネープランを立てておかなければなりません。
保険も結局は、お金なのです。
100万円の死亡保障を医療保険につけるか、単独の死亡保障にするのか、どちらが良いかと言えば……
理論的には、単独の終身の死亡保障に付けるのが正解です。
医療保険につける死亡保障の場合、解約払戻金としての性格が強いので、ある程度、解約を視野に入れるならば、それでもOKです。
しかし、解約をしないことが前提となると、このお金は、死ぬまで塩漬けになります。
単独の死亡保険ならば、背に腹は代えられないという問題が生じたとき、解約して解約払戻金を使うという方法もありますが、医療保険に付けていると、死亡保障の解約は医療保険の解約も意味するので、実質、解約はできない、つまり、使えないお金です。
キャッシュフロー表を使えば、100万円をどうすれば良いのかもわかります。
余裕たっぷりのマネープランとなれば、どちらの選択をしても、大した差はないでしょう。
シビアな結果がでれば、どちらにするかという細かい点にも注意が必要です。
いや、シビアな結果がでれば、今回の100万円をどうするかという問題よりも、本気になって、マネープランを再構築する必要があります。
ご参考になれば、幸いです。
回答ありがとうございます。
キャッシュフロー表は相談窓口で作っていただき、余裕たっぷりとまではいかないですが、子供が生まれてからの追加保険を考えてもまあ払えるだろうという感じでした。
解約を前提にするかどうかですが、現在20代でして、将来の見直しの可能性を考えております。仮に15年後・30年後に見直しをしても掛け捨ての(2)より、実質保険料が(1)の方が安く、もし途中で見直しをしない・できない(既往症等)状況でそのまま最後まで持ったとしても死亡時に100万程度残るなら、葬式代にすればいいか、と思ってのことでした。
掛け捨てにするのであれば、200万程度の死亡保障に入る気だったので…。
ただ、この相談箱等で皆さんのご意見やプランを見る限り、掛け捨てにされる方が大半だと思います。有名なオリックスやひまわりやアフラックもほぼ掛け捨てですし…。貯蓄型は時代遅れの商品になっているのでしょうか?
No.1
- 回答日時:
ご質問者様と同じくDINKSです。
私達はがん保険と死亡保険には入っていますが、医療保険には入っていません。
というのも、例えば120日型に入ったとしても最近はどの病院も長期入院を嫌っているようで
出来るだけ早く退院させ、通院治療が主流となりつつあるようです。
(1)の医療保険の詳細は分かりませんが、特約で付けていないのであれば通院に対しては保険金は一切出ないはずです。
死亡時の保険金を考えて実質90万円ぐらいの保険料の元を取ろうと思うと
トータルで180日以上も入院しないといけません。
よほど病弱で入退院を繰り返すというならまだしも、私達としてはその5000円を積み立てておく方が
緊急で他の用途にも使えますしメリットがあると考えました。
また、社会保険に入っておられるなら高額療養費制度で1ヶ月の医療費支払いは8万円代+αですみますしね。
老後の事を考えても、今から何十年も先の5000円が今と同じ価値があるとは限りません。
がん保険に関しては、先進医療の費用が出ることを優先して加入しました。
保険の利かない先進医療を、お金が無いからと受けられないのは嫌だったので。
死亡保険に関してですが、今後お子様が生まれると100万程度では全然足らないと思います。
もし予定があるのでしたら、いまのうちからもう少し高額の死亡保険も考えてみてはいかがでしょうか?
回答ありがとうございます。
死亡保険については子供ができてから厚いものに入ろうと考えております。(しばらくは予定がないもので…)
医療保険の必要性については確かに元は取れないと思うので、加入自体どうするかも考えたのですが、妻に迷惑がかかることが心配でして、安心料を払うつもりで入ろうと思います。ただ、「老後の事を考えても、今から何十年も先の5000円が今と同じ価値があるとは限りません。」のご意見は、その通りですね。勉強になりました。
ありがとうございました。
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