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私は学校の授業で河川の水質調査を行ったのですが、塩化物イオン濃度と溶存酸素(DO)が下記の通りやや高めになりました。
塩化物イオン濃度 269.3mg/L
溶存酸素 10.82mg/L

その理由を考察していたところ、塩化物イオン濃度が高いと溶存酸素も高くなるようなので、原因を塩化物イオン濃度に絞りました。
そして調査河川に何が流れ込んでいるかを調べたのですが、上流に浄水場がありました。
浄水場では水道水の消毒のために塩素を多く用いると思います。
なので、浄水場から出された排水には塩化物イオンが通常より多く含まれるのでは・・・と考えたのですが、実際にはどうなのでしょうか?
ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

A 回答 (2件)

>塩化物イオン濃度はモール(Mohr)法で測定しているのですが、誤差が出る要因でもあるのでしょうか?


モール法は、滴定で測定します。滴定の要点は、終末点を予想して行っているかどうかです。学生実習を見ていると、終末点の予測をしている者はいません。滴定という文字にふさわしい操作は、してくれません。まあ、垂れ流し、の表現が近いでしょう。
 また、モール法は、中和滴定やキレート滴定に比較して終末点が分かりづらく、慣れていないとかなりの誤差になります。ただ、測定の誤差があるにせよ、何倍もの差ではないでしょうが。

 専門家としたのは、滴定のプロ、すなわち分析のプロではありません。環境衛生には、他の人より詳しいと思っています。
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この回答へのお礼

ご指摘の通り、滴定は終末点を予想していませんでした。
また、採取した水を希釈してから実験を行っているため、滴定誤差が大きく出たのかもしれません。
滴定誤差がやや大きく出ている可能性を考慮して再度考察してみます。

教えていただいてありがとうございました。

お礼日時:2009/11/01 00:15

>そして調査河川に何が流れ込んでいるかを調べたのですが、上流に浄水場がありました。


現場での調査は、最も重要です。確かに塩素消毒を浄水場ではしています。が、かなり無理を感じます。

>塩化物イオン濃度が高いと溶存酸素も高くなるようなので、
化学的には、関連を思いつきませんが。
それに、浄水場で添加される塩素は、水道の蛇口で0.4から1ppm(mg/l)ですから、269.3とは数百倍の差があります。もしも、塩化物イオンの源が浄水場だけなら、この濃度になるような塩素(次亜塩素酸)を排出しているので、河川の生物は死滅しているでしょう。また、河川中に1ppm以上の塩素があれば、悪臭が漂い大騒ぎになります。

 浄水場だとするなら、排水溝の上流と下流を比較して下さい。また、測定法が気になります。測定した値は、確かですか。
 以上、ご参考までに。

この回答への補足

解答下さりありがとうございます。説明不足で申し訳ありません。
塩化物イオン濃度は採水場所に海水の影響もあって、もともと高めにはなるようです。
それをふまえても値が高かったので考察するよう言われました。
ちなみに塩化物イオン濃度はモール(Mohr)法で測定しているのですが、誤差が出る要因でもあるのでしょうか?

補足日時:2009/10/28 18:17
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