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初めて質問させていただきます。

今回、58歳になる私の父が夏の健康診断で便潜血+(2回中1回目は-、2回目は+)で内視鏡検査を受けたところ、大腸がんだと診断されました。
病名はS状結腸がん、ステージ2(今現在がん研にて2度目の内視鏡検査、腫瘍マーカーを受け検査結果を待っています)で、所見では初期であるとの診断でした。

そこでご質問なのですが、先生に書いていただいた面談表に「高分子線がん」と記述があるのですが、これはどういった内容でしょうか。自分なりに検索してみたのですが、低分子型と高分子型に2分されるということはおおまかには理解したのですが、線がんがよく分かりません。

また、リンパ節への転移なのですが、現段階ではどのくらいの割合が考えられるでしょうか。リンパ節転移は、一般的にがん発症後どのくらいで、という指標はあるのでしょうか。

どうかご教授下さい。

A 回答 (2件)

腺癌というのは,癌を顕微鏡で見たときの形態分類です.大腸癌のほとんどは腺癌に分類されます.腺癌は更に細かく分類されます,日本の大腸癌取り扱い規約という分類では,頻度の高い管状腺癌を高分化型,中分化型と分類します.低分化型は管状腺癌とは別に扱っています.高分化と中分化の差はあまりないとされることが多いですが,低分化型は悪性度が高いといわれております.



次にステージです.2という術前診断がされていますが手術時の所見,術後の病理所見と合わせた最終ステージが今後の予後を左右します.リンパ節転移がある場合はステージ3になりますので,現時点でのステージ2は内視鏡で見る限りは腸管の外側の壁近くまで病気が広がっているけどもCTでみるとリンパ節転移が無い状態と診断されたのだと推測されます.術前後でステージ2が3に変わる確率はすいませんわかりません.癌を発症前からみて放置して,リンパ節転移が出るのを待つなんていう観察研究は倫理的に許されないですから発症からリンパ節転移が出るまでの期間というのはわからないのではないでしょうか?
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まず腺癌というのは、癌がどの細胞から出たものか、というものです。

大腸癌や胃癌は殆どが腺癌で、食道は扁平上皮癌が多いです。高分子というのは恐らく「高分化」の事だと思いますが、分化度とは、元の細胞に比べてどれ位顔が変わっているか、という事です。高分化はまだ原形に近いもので、誤解を恐れずザックリ言ってしまえば、低分化の方が悪性度が高いけど、元と違いすぎる分、化学療法の標的にはしやすい傾向にあります。
最終的な進行度は切除した臓器を顕微鏡で見て決めます。ステージ分類は、リンパ節転移の有無を含めて行うので、ステージ2でのリンパ節転移の確率というのは難しいですが、これもザックリ言えば、癌が外に顔を出していない状態で、切除時にリンパ節転移は60%の人には無いとの事です。ステージ2の場合、リンパ節転移があった場合でも、手術後の5年生存率は80%強です。ステージ2では、術後の化学療法は基本必要ありませんが、ケースによっては補助化学療法をする場合もあります。
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