プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは!高校1年なんですが、今化学の実習で「元素新聞をつくってみよう!」という企画をやっています。
私の担当が水銀(Hg)なんですがみなさんなにか面白い性質など知っているかたはいませんか??ちょっとでも題材として使えるものを下さるとありがたいです^^
ご協力お願いします!

A 回答 (4件)

追加で。



負の面では、日本チッソ という会社と、水俣病を調べてみてください。
「有機水銀」という言葉でも検索できるかと。

水銀の化合物は、世界中に汚染を広げていて、海外の多くの国では、妊婦にマグロを食べるのと止めています。重金属は、体内に蓄積していく性質があります。食べられる方よりも食べる方が、より濃く体内に蓄積されていくんですね。
海の食物連鎖のトップに立つマグロやイルカの肉には、安全な基準値以上の水銀を含むことが多く、問題視されています。
もっとも、ヒ素でも亜鉛でも、重金属が含まれる食べ物の方が、日本人の舌にはおいしいと感じるようです。

以上は、化合物としての水銀の話ですね。
他にも、赤チンとか乾電池の歴史なども面白いテーマになるかと。
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この回答へのお礼

なるほどーっ。負の面から見るのも大切ですよね。すごく丁寧な回答ありがとうございました!いい新聞つくりたいと思います^^

お礼日時:2009/11/01 01:04

◇印鑑を押すときに使う朱肉は、もともとは水銀化合物の硫化水銀です。

防腐効果もあるので、昔はミイラなどの遺骸の保存に使われたりもしました。
◇昔の体温計は大抵、水銀が使われていました。ガラス製なので壊れると銀色の玉がパァッーと畳に広がって、後で転がして集めたりしました。このとき、銅板があるなら磨いてくっつけてやると水銀を吸い取ります。(銅アマルガムが形成されるため)液体が金属に吸収されるようになくなるので始めて見ると結構不思議です。
◇水銀の比重は13.5ぐらいでかなり思いです。銅(8.6)や鉄(7.9)の2倍近いです。頭で分かっていても、始めて500ccぐらいの実物を持つとグッとする重さにちょっと驚きがあります。
◇温度計は水銀の熱膨張を利用したものですが、同じ性質と導体である性質を利用した温度センサーも昔はありました。
◇水銀は常温でも蒸発します。少量だと放っておくとそのうちなくなります。
◇蛍光灯や水銀灯で使われています。環境関係では電池共に回収がテーマになっています。

Wikipediaにいろいろとまとめてあります。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%8A%80
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この回答へのお礼

へええ!!本当に実験してみたいなぁーっ・・・面白い情報ありがとう
ございます!wikiも見てみます!

お礼日時:2009/11/01 23:42

・常温、常圧で液体である唯一の金属元素


・各種の金属と混和し、アマルガムと呼ばれる合金をつくる
・古代においては、水銀や辰砂(鮮血色をしている)はその特性や外見から不死の薬として珍重されてきた。
・灯台の投光機に使用され、水銀が満たされた器にレンズを付けた台を浮かし、回転を滑らかにしていた。近年、地震などで水銀がこぼれることが問題視され、水銀を使わない投光機へと置き換えが進んでいる。
・神社の鳥居が朱に塗られたものが多いが、古代には、水銀朱を使っていた。
・奈良東大寺の大仏に金メッキをするために多量の水銀が用いられた。
メッキの課程で水銀を蒸気にしてとばす。この水銀蒸気の公害の為に平城京が長岡京へ遷都されたきっかけとなったと言われている。

面白い性質ばっかりでは無いですが。
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この回答へのお礼

専門的な事、新聞にするにはとっても役立ちそうです!回答ほんとにありがとうございました!とっても助かりました^^

お礼日時:2009/10/31 21:47

元素としての水銀と、物質としての水銀を混同しないように気をつけてね。


以下、物質としての水銀についてのエピソードです。

水銀は、常温で液体の唯一の金属で、液体のママ金属の性質を持ちます。電気を通しますし、金属色をしています。また、貴金属に近い性質があり、比較的簡単に作り出すことができるため、歴史があります。
体温計に使われていたくらいに、熱での膨張率が大きなものですし、揮発性が高いため、呼吸から体内に入り込むことがあります。入り込むと重金属ですから、肝臓などへの毒になります。

歴史的な関わりとしては、
奈良の大仏を金メッキするために使いました。
秦の始皇帝のお墓には、世界がそのまま再現されていて、海には水銀が満たされていました。

元素としての水銀も、かなり昔からの関わりがありますので、調べてみると良いですよ。
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この回答へのお礼

ほぉおお…!!!いい記事が書けそうです♪調べてみます!ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/10/31 21:54

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