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金持ち喧嘩せず、という言い方、非常に嫌いなんです。
金持ちだろうと貧乏人だろうと、喧嘩したい(本当はいけないけど)時は、どういう相手とでも喧嘩すればいいんであって、金持ちだのそうでないだの関係ないはずなんです。この言い方は、打算的で損得勘定だけで動くのが人間として当たり前なんだ、というような、純粋さとか素直さとかとかけ離れたことを言っているし、また、少なからず(というか一般的にはということになっていますが)そのような現実があるわけです。

で、それは、日本で特に多いのかなという気もします。

以前、フランス大統領サルコジが選出された当時に、デモ隊か何かの反政府的アジテーションを行っているやからに対して、大統領自ら「この無職野郎(とかなんとか)!ちゃんと働け!」とか罵声を浴びせていたのがテレビ画面で流れていたのですが、大変印象に残っています。これなど、「金持ち喧嘩せず」の反例としてみごとですし、こういう心意気と言うのは、人間の階層を越えて健康的なことだと思うんですよ。

大変まとまりのない質問になりましたけども、こういう「金持ち喧嘩せず」みたいな打算的な思考法が一般的な風潮って言うのはどうなんでしょうか?あまりに、人間のエネルギーと言うか粋な所が枯渇しているんじゃないでしょうか?

A 回答 (15件中1~10件)

自動車保険の事故対応の仕事をしたことがありますが、「金持ちケンカせず」というのは本当です。



相手の車がベンツとかBMWなどの外車の場合、値段の高い車に傷をつけられたのだからさぞ所有者は激怒しているかと思いきや、大抵「まあ元に直ればいいですよ」といわれます。相手がヤクザのような場合は話は別ですがそうでもなければ外車オーナーにゴネられた経験というのがほとんど思い出せないくらいです。
同じようにバイクでもハーレーやドゥカティなどのオーナーもほとんど怒りませんね。お互いに過失があるような場合、「自分に過失はない(つまりお金は払わない)」と主張する人も外車オーナーでは稀です。たいてい「保険屋さん同士で話をして。その通りにするから」といわれます。

一方、無理難題をふっかけてゴネるのはやっぱり残念ながら貧乏人が多いですね。愛車に傷をつけられた精神的損害を補償しろ(つまりは金よこせってことですが)と主張する人に軽自動車のオーナーは意外に多いです。私が知る範囲では、3年落ちのローレルで事故に遭い、新車を持って来いとゴネて暴力沙汰を起こした人がいましたよ。

質問者さんも千円を失った程度であればあまりカリカリしませんよね。しかし、一日の稼ぎが200円みたいな国のそういう労働者から見れば千円を失うのは何万円も失うようなショックです。一方、金持ちからすれば百万円も庶民の一万円みたいな感覚になります。そういう「余裕」なんですよね。
またあくまで個人的な印象ですが、おそらく低所得者層と思われるデモ隊に対し大統領ともある人物が口汚い言葉で応じるのは私はみっともないと思います。金持ちというのは当然高い教育も受けているのでそれにふさわしい知的な対応をするべきであって、それはとても「紳士」とは呼べないですね。
ま、くだんの大統領が大変な日本嫌いで相撲を「知的なスポーツではない(西洋人の「知的ではない」という言い回しは「未開の部族の野蛮な」という意味合いが含まれます)」という人物なのでワタクシ自身が彼が嫌いというのがありますが・笑。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

これは貴重な実例ですね。
しかし、経済的打撃とか、それによって自分の小さなプライドが傷ついて躍起になっているとか、そんなところで、もっと人間的な根源的な怒りと言うものにどう対峙するのかと思いますね。

私は、サルコジはほとんど知りませんが、すました上流階級自分のいやらしかさがない、非常に率直な面があると思って、貴重な人物だと評価しました。これは、自身の生まれが低いからと言うのもあるでしょうね。低所得者層から、自身のオリジンへの苛立ちとか悪夢的な記憶がよみがえるから憎しみを募らせるのかもしれません。日本嫌いというのも、こういういやらしく心底を明かさない国民性というものを評価しない、という気持ちからだとしたら、説得性があります。

お礼日時:2009/11/14 08:38

>>暴動とか、はけ口とか、本能丸出しとしか取れないのですが。



>・・・人間として結構大事じゃないでしょうか。

個人としてならアリでしょう。
しかし社会全体でのプラスと考えた場合本当に「良い」ことでしょうか?

>「平和ボケ」は人間を腐らせませんかね?この国が一番いい実例では?

では逆に「将軍さまマンセー」と洗脳されている民族とか、日本を敵国のようにアジる一党独裁の大国(既にそう言っていいと思う)の国民とか、小学生くらいの子供が「聖戦」の名の下に敵対する民族や人を殺害する部族や民族、はたまた「テロ許すまじ」の美旗の下学校や病院でも爆弾を落としまくる民族ってそんなに輝いて優れていますか?
私の思う「平和ボケ」の「ボケ」とは芸人のボケ担当のようなものです。
平和で、無駄な争いが無いからこそ「漫才のボケ」が成立すると思っています。(世間一般的に言われる平和ボケとは違う事は解った上での話)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そういういみでの「反平和ボケ」ならばよくわかります。日本は行き過ぎでしょうね。人間自体が激しくないくせに、いやに下衆根性を下地にした利己主義がしたり顔ではびこっている、すごく不健康な面があると思いますね。もっとも、穏やかで優しい面も同調してます。

お礼日時:2009/11/15 08:13

辞書を引くと「金持ちは喧嘩をすると損になることを知っていて他人と争わない」とありました。

このことわざの本質は「金持ちは喧嘩をしない」ということではなく「自分が損になる争い事はしない」ということだと思います。打算的といえば打算的ですが、極めて合理的な判断であることも確かでしょう。

以前テレビで、熱帯の数十メートルもの高い樹木の上で暮らすサルを扱ったドキュメンタリー番組を放送していました。木の上では小型のサルは取っ組み合いの喧嘩をすることがあるのに、大型のサルはそんな喧嘩はしません。その理由について番組では、力が強く体重が重い大型のサル同士が取っ組み合いの喧嘩をすれば、勝ち負けにかかわらず両方とも数十メートルの高さから地上に落下するおそれがあり、生命の危険があることを知っているからではないかと言っていました。(小型のサルは万一落下しても体重が軽い分衝撃が小さく、また途中の小枝をつかんで地上まで落ちずにすむ可能性が高い)「金持ち喧嘩せず」のルーツにはこの「大型サルの知恵」があるように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大変よろしいたとえですね。
金持ちが本気の喧嘩すると、一気にひどいことになりかねない。逆に言うと日常的にどうでもいい喧嘩をしないということで、これは人間的にかなりできてしまっていると言うこと、逆に言うと、人間が曇ってきてしまっているともいえます。打算じゃなく、感情表出を大事にすると言うこともあるべきだと思いますけどね。健康的な発露で。

お礼日時:2009/11/15 08:11

 感情に流されて喧嘩するよりも、ぐっと


こらえるほうが人間的、という風潮は日本に
あると思います。健康的だとは思いませんが。

 ヨーロッパ出身の研究者同士だと、
議論が白熱してくると「お前の考えは間違ってる!」、
「間違ってるのはそっちだ!」と、喧嘩してるんじゃ
ないかと見てるほうがハラハラしますが、
「オー、ランチの時間だ。飯行こう」なんて言いながら、
議論が終わるとお互い楽しく飯食ってます。

 そういう意味では日本人同士の健康的な喧嘩って、
ちょっとイメージできないです。仮にお互い激しく
やりあったとしても、翌日から凹んで不健康
状態が当分続きそうです。

 もし、お金持ちが本気で喧嘩したら勝てる気がしないので、
勘弁して欲しいなぁという庶民の願望もあるかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とてもよく日本人と西欧人の特徴を捉えていますね。
ほんとうにそう!私はこの「グッとこらえる」とか「喧嘩したらお互い凹む」とかいう日本人性に、大変不健康なものを感じる1人です。
ヨーロッパ人の感情処理の大きさに感服します。
こういうところも、喧嘩が日常じゃない=金持ち喧嘩せずなどという風潮につながっているんじゃないですか。

お礼日時:2009/11/15 08:09

 金持ち喧嘩せずの反対はヤクザの抗争でしょうね。


経済界でも同じだと思いますがエルメスとビトンは絶対に喧嘩なんかしません。金持ちと言うよりも自分自身の価値がよく分かっているからです。
 一方コンビニやファミレスの戦争は醜い限りだと思います。
 もし金持ちが本当に喧嘩をするなら最高の弁護士を雇って貴方を訴えてくる事になります。もしかするとヤクザを利用することも考えられます。金持ち喧嘩せず出なくて金持ちは喧嘩なんかする必要はないのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お話の例でよくわかってきました。
力がある=金があると言うことは、喧嘩のパワーも必然的についているんです。決して寛大なわけじゃないんですね。
安全な喧嘩ができるなら、どうしてそれを利用しない手があるでしょうね。

お礼日時:2009/11/14 08:48

>大統領自ら「この無職野郎(とかなんとか)!ちゃんと働け!」とか罵声を浴びせていた



これは喧嘩ではなく野次でしょう。最近は比較的静かですが、国会である種の議員が大声で叫ぶ不規則発言のたぐいです。さるこじは金持ちではありません。フランスでは結構政治的権力が無視できないというだけです。その男があんな暴言を吐くのは良くないと思いますが。

「金持ち喧嘩せず」は日本の金持ちだけの特異な現象だと思います。
日本以外の先進国では、どんな金持ちでも不都合が起こったら必ず訴訟を起こして決着をつけます。それが常識です。
貧乏人は訴訟費用がないのでむしろ合法的には喧嘩が出来ないのです。
それで不規則な違法的訴訟や暴力を振るって、更に貧乏になります。
そういう意味では金持ちは喧嘩せずといえそうです。
>「金持ち喧嘩せず」みたいな打算的な思考法が
つまり、金持ちは打算的な喧嘩をする人種なのです。
人間のエネルギーは枯渇などせず、世界標準で金カネへ向かっています。
確かにこれはいやらしいですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

すごく本質的な観点からですね。とても勉強になります。
「打算的な喧嘩をする」
ということほどすさんだことはない。そんなことをするくらいなら、仙人面して寛大さを売りにしたほうがどんなに信望を集めるだろうと感じます。もちろん、主張するところはしなくてはなりませんが、強欲から安全な喧嘩をするのは、最大の下衆根性でしょうね。

お礼日時:2009/11/14 08:45

金持ちが全て喧嘩しないわけではありませんし、貧乏だから全て喧嘩するわけでもありません。



でも貧乏は心がすさんでしまう事は否めません。
貧乏でも心豊かな人はみえますが貧乏はイヤです。
金持ちがイヤと言う人は少ないが貧乏がイヤという人は多いです。
イヤという部分がどうしても卑屈になっちゃいます。

>金持ち喧嘩せず、という言い方、非常に嫌いなんです。
わたしも貧乏の時はそうでしたが、貧乏から脱したらそりゃそうだと納得します。
金持ちじゃないけど貧乏とはとりあえず脱出した者の感想です。
典型的なビンボー人のひがみ根性でしたね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
経済的余裕と言うところに、人間的慰めをも代償してしまうのでしょうね。無理のないことだと思う一方で、それは本当じゃないんじゃないか?純粋な怒りと言うのがやはり大事なのではないか、という理想郷的な感覚がありますね。心がすさんでいる=貧乏人というのが確かに喧嘩の土壌なのですが、人間もっと純粋になれないものでしょうかね。

お礼日時:2009/11/14 08:41

本当の金持ちの人が持っている、「金持ち」、「喧嘩」の定義が貧乏な人とは違うのです。


貧乏な人同士なら喧嘩になるケースでも金持ちの人から見れば、「そんなの喧嘩するほどのことじゃない。」となります。
私は「貧乏人、喧嘩好き。」なほうがいやですね。
でも、金持ちだって喧嘩する場合があります。それは同じ格の相手とです。金持ちの喧嘩は貧乏人の喧嘩のように殴りあったり、罵声を浴びせたりなどはしません。知恵と知恵との喧嘩です。
金持ちは格の違う相手と喧嘩することなどありません。
貧乏人と喧嘩するということは自分の格を相手のレベルまで下げることになります。金持ちはそのことをよく理解しています。

この回答への補足

それが、クールなようでいて、人間的にやばいことになっている、という考え方もあることも確かです。

補足日時:2009/11/13 12:35
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
金持ちは、人間に膜がかかってしまうんでしょうね。
だから、ストレートな原始的な感情を封じてしまう。

お礼日時:2009/11/14 08:39

くだらない事ですぐ喧嘩するのは大抵貧乏人です。



「金持ち怒らず」ではありません「喧嘩せず」なのです。
怒るか怒らないかではありません。

この理屈が分からないのはたいてい貧乏人です。
貴方もお金を持てば分かりますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「怒る怒らない」をなおざりにしないほうがいいと思うんですね。金持ちって言うのは、どうも世間に対して裸で向き合わない(合えない)というか、なにかクッションを置きます。人間に膜がかかっていると言うか。

お礼日時:2009/11/14 08:33

織田信長:四方に喧嘩を売りまくった挙句に味方に喧嘩を売られて合掌。



豊臣秀吉:人たらしと呼ばれたように、四方を敵にせずに必ず一つ一つつぶしていく。
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この回答へのお礼

これは教訓にはなりますね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/14 08:31

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