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音大生の就活について

現在桐朋学園ピアノ科の一年生です。
今の生活は音楽を真剣に学ぶ同志に囲まれ充実していて、とても楽しく満足していますが、その後を思うと不安です。ピアニストになった方の経歴を見ると、院を経て留学し、結局20代後半まで学生としてコンクールなどに挑戦する人も多いようです。ピアニストになるのが子供のころからの夢でしたし、ピアノは好きですが、私は親にこれ以上経済的負担をかけたくありません。昔は有名なコンクールで優勝して…などと思い描いていましたが、自分の演奏にそこまで時間とお金をかける価値があるのか、今は正直あまり自信がありません。

もちろん在学中は精いっぱいピアノを弾きたいと思いますが、ピアニストにならないなら、卒業後はバリバリ社会で働きたいという思いがあります。自分で生活できるくらいの収入はほしいです。
そして最近、就職することなども考え始めました。

ピアノは好きなので、きっと一生何らかの形で続けていくと思います。でも、本業を他に持つのも一つの生き方だと考えるようになりました。

音大卒業者で就職活動をした方はいつからどんな準備をしたのか教えてください。

また、期待してくれていた母をがっかりさせてしまうのではないかと思います。
母は、私のリサイタルに来るのを老後の楽しみにするなどと言ってくれていました。
親の立場から見てどうお感じになるか教えてください。


宜しくお願いします!

A 回答 (4件)

いくつか知人の例を挙げます。



ケース1
在学中から楽器店にバイトとして勤務。卒業と同時に正社員として就職。

ケース2
学部を卒業後、フリーランスで活動した後に公務員試験の勉強を始め、合格。

ケース3
no.2の回答者様と同じパターン。大学3年から就活を始めて4年の春に内定を貰うという、いわゆる「大学生の就活」をやったわけです。



音大の場合は普通の大学と違って、「当たり前のように就活をする」という雰囲気が全くないですよね。質問者様の考えは今の学内では受け入れられにくいものかもしれませんが、社会一般的に見たら、とても健全な感覚だと思いますよ。
一つのことにしっかりと打ち込んで、結果としてそれを職業にしないと決断するのも、けじめの付け方としては立派なものだと思います。応援します。

まず今の段階で必要なことは、情報収集だと思います。
最近は桐朋のような水準の音大でも、就職のガイダンスはあるのではないですか?まずは教務課や教員など、学内から情報収集をしてみてください。演奏家ではなくても音楽に関わる仕事を希望している場合、やはり一番強みになるのは母校の関係です。

次に一般企業や公務員等を考える場合、「普通に就活をする人、した人」からの情報収集が不可欠です。具体的には、普通の大学に進学して既に就活を終えたり就職している先輩から話を聞くことです。同時に、本やネットなどでの情報収集も重要になります。普通の大学生はどのようなスケジュールで就職活動をするのか、知っておく必要があります。音大在学という特殊なケースですから、自分が他の大多数の人とどう違うのか、把握しておくことは重要です。
就職専門の雑誌があるのは知っていますか?図書館などにバックナンバーがあるかもしれないので、目を通しておくとよいと思います。就職や就活ということに対しての考えかたが明確になってくると思います。

また、大学生やフリーターを対象にした就職支援のサービスを行政が提供しているので、そこで相談するのも有効です。(ジョブカフェ、ヤングハローワーク等で検索してみてください。)無料で1対1のカウンセリングを行ってくれるので、役に立つかもしれません。「音大なので普通の就活というものが分からない」ということをストレートに話せば、相談に乗ってくれます。

洗足や武蔵野など、桐朋に比べれば一般の就職をする人が多い学校の学生に話を聞いてみるのも有効かもしれませんね。


まずは簡単に思いつくことを書いてみました。何かわからないことがあればまたコメントします。
音大に進学しながら大学1年の段階で生計の立て方を意識するのは立派だと思います。普通の大学に進学した同級生はまだまだ遊びに夢中になっている中で辛いこともあると思いますが、頑張ってください。ピアノに打ち込んで桐朋に入れるレベルまで自分を持っていったという経験は、どんな分野でも必ず活きてくると思います。
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この回答へのお礼

とても丁寧な回答、ありがとうございました!
漠然とした不安を抱えていましたが、読んでいてとても励まされました!
まずは情報収集から、始めてみたいと思います。
大学の就職ガイダンスについての掲示は以前見かけました。音大生用のインターンシップなどもあったと思います。まだ入学して間もない頃だったので、その時はまだ関係ないと思っていましたが、今年は行ってみようと思います。やはり、実際に話を聞いてみることが大事ですね!
在学中はせっかく音楽だけに打ち込める期間なので、大切にしつつ、自分の道を探ってみようと思います。

お礼日時:2010/01/07 21:40

2度目ですが、、、


こういうのも好きだけどね。
まあ、実際やるのはしんどいね。
でも、このぐらいのチャレンジができないのも情けないね。
(え?もっとうまいって?ま、そりゃそうだろうけど、、)

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元彼女が桐朋学園でした(ピアノ科ではありませんが)



大学3年から他の文系学生と同様に就職活動をして
一般職で銀行に就職しました。

音楽に関しては、周囲の実力の高さなども考慮して
「趣味」程度になったと言ってました。

>母
就職
→結婚
したら音楽教室を開いたりする道も有じゃないですかね?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!
音楽に関して趣味になってしまう、というのは葛藤するところですよね。
就職という道を選ぶ場合は覚悟しなければいけませんね。
何か仕事を持ったうえで、土日だけでも音楽教室を開いたり、ボランティアで音楽で何か活動したりできるのが理想的だなと思っていました。
今改めて考えると、ちゃんと音楽を活かす道を見つければ、母も応援してくれるはずですね。

お礼日時:2010/01/07 22:13

卒業生の進路を見れば分かると思いますが、音大卒であっても音楽に関係のない普通の職に就く人が結構多いです。


もちろん、ヤマハなどの音楽関係メーカーや録音関係などへも行くでしょうけど、思ったほど多くはないと思います。
そして、演奏家なんてほんのほんの少しです。
続けられるのは1年度に1人未満じゃないですかね?
良くてスタジオミュージシャン、キャバレーのバンドとか(今時は無いか、)ミュージックパブで弾き語り程度がせいぜいで、それも長くは続かないと思います。
名門桐朋であっても、卒業生の中に有名コンクール入賞者は何人いますか?
毎年誰かしらどこかしらには入っているようですが、はっきり言って初めて聞くような所ばかりだし、院生ばかりですよね?
それに対して、毎年の卒業生の累積数を比較してみれば、、、
で、30才ぐらいで晴れてどっかのマイナーコンクールに入賞し、運良くNHK交響楽団かなんかに入れたとしても、N響の専属は半数もいませんからね。
名前はN響だけど、コンサートとか仕事がある時だけ引っ張り出されるバイトみたいなもんです。
もちろん、それで普通の生活が送れるほどのギャラなんて出ませんから、他の日はヤマハ教師でもするかコンビニでバイトでもするか、ってな感じです。
教職課程を取って、空きができたら先生になるのが無難じゃないの?
(最近はそれも厳しいけど、、)
そりゃ、もちろん、親としては中村某みたいになってくれれば鼻高々ですが、でも、そんなのは夢で見てるだけだし、現実を考えれば咲かない花に苦労するより、普通に就職して普通に生活してくれる方がよほど安心です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!
大学の卒業生の進路としては、留学、大学院、研究科等で研鑽を続ける人が大多数のようです。
友人と話をしていると、卒業後は留学したいと希望している子が多いように思います。
音楽で食べていくには、大学の四年間だけでは足りないのが普通なのかなと思います。
ピアノ科では最初から伴奏者やコレぺティを目指しているという話も聞きます。
私のような考えの人にはまだ会ったことがなく、どちらかというと、他の子が目標に向かって真っすぐ努力している中で、自分だけ迷っているという劣等感がありました。
でも、毎年就活をする人はいるわけですし、もっと色々な人に思い切って話して、情報を集めることから始めてみようと思います!

お礼日時:2010/01/07 23:38

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