英語を活かせる仕事について教えてください

僕は今、高校１年生です。
僕は英語が得意教科です。将来は英語を使った職業につきたいと思っています。しかし、ただ英語を使った職業に就くのではなく日本を離れて海外に住みたいと思っています。
そこで聞きたいのですが、海外に住みながら(今のところはオーストラリア)英語を使った職業とはどのようなものがありますか?海外で日本語を教える職業などはあるのでしょうか?治安などの関係上、住みやすく働きやすい国はどこなのでしょうか?たくさんお聞きしてすみません。

No.2 回答者： MrHello 回答日時： 2010/01/27 22:43

オーストラリア在住です。

自分がわかる範囲で答えます。

・英語を使った仕事
海外に住みながら英語を使った仕事に関してですが、英語環境である以上すべて仕事において英語を使うと思います。
現地の日本企業でも社内に外国人がいれば、そこで働く駐在の方も英語を使う機会増えるでしょう。
海外に居れば英語を使う仕事なんて数え切れないくらいあるので、今の段階ではあなたが英語以外に何に興味があるかを分析してみるがいいかもしれませんね。経営、会計、料理、スポーツ、教育、アート、デザイン、建築なんでもいいんです、そこから大体の方向性を決めていけばいいと思います。
ここで重要なのが、その方向性を決めすぎない方がいいかもしれません。貴方は若いですし、これからいろんなものを海外で見て、聞いて、体験して、吸収していきます。その中で、貴方の物の見方、考え方、興味が変わっていくはずです。
友人はビジネスに興味があって来豪しましたが、日本に帰国するときにデザイナーになっていました。


・日本語を教える仕事。
いろんな国で日本語に興味を持っている方がいらっしゃいますので、日本語教師という仕事は存在します。



・治安に関して、
オーストラリアは比較的安全な地域であることは確かだと思います。
しかし、いくら安全な地域でも犯罪に巻き込まれることは十分にあります。それは日本にいてもも言えることで、現地での自分の行動の仕方一つで安全性は向上されるはずです。
比較的安全といわれている国でも、地域によっては非常に危ないエリアはあります。
なので、英語圏で国を選ぶ時にそこまで治安のことは気にしなくてもいいかと思います。
銃社会かどうかぐらいしか判断材料はないと思いますし。。。
一番いいのは現地に行って、そこで情報収集することだと思います。日本にいて手に入れられる情報は極少数ですし、信憑性にかけます。

・働きやすい国
仕事によって様々な特徴があり、会社によっても様々な環境があると思いますので、ここでの問題は働きやすいかどうかではなく、働くことができるかが問題だと思います。
一概にはいえませんが、ビザ等の法的な問題をクリアし易いかどうかは国を選ぶ上で一つの要因になるはずです。永住権、ビザなしではその国に居る事さえ難しいので、それが取得できるかが鍵になると思いますよ。


とりあえず、百聞は一見にしかずです、現地に赴き、いろいろな人に会って話して決めるのが作善の策です。



ちなみに、日本の教育では英語はしゃべれるようにはならないので、早いうちから海外に行くべきかと。。。高校、大学など海外で勉強できる環境、チャンスはたくさんあります。




すいません、自分も高校の時同じような感じだったので、思わず回答してしまいました。
ほかにも、いろいろアドバイスしてあげたいのですが、今日はこの辺で。笑
がんばって！！

No.1 回答者： Gaishikun 回答日時： 2010/01/27 22:03

外資系で25年ほど勤務している者です。

ご参考程度にお読みください。
まずはご質問にお答えします。

>海外に住みながら(今のところはオーストラリア)英語を使った職業とはどのようなものがありますか?

英語圏で居住すれば、その国以外の企業（例えば日系企業やフランス企業）もしくは英語圏以外を顧客にする企業に勤務しない限り当然ビジネス言語は英語ですから、基本的にすべての職業で英語を使えます。日系に勤務したとしても日本人以外と話すときはまあ英語ですよね。

>海外で日本語を教える職業などはあるのでしょうか?
日本で英語を教える需要よりは少ないでしょうが、あります。

>治安などの関係上、住みやすく働きやすい国はどこなのでしょうか
日本と比較すれば、どこに行っても危険だらけと思ってください。特に日本人は危機管理能力を磨かれる環境にありません（日本が安全すぎる）から、まずは「危険があちこちにある」という意識を必ず持ってください。すりや置き引きなんてのは可愛いほうで、強盗、レイプ、テロ、乱射などがあると思ったほうが賢明です。　以前アメリカでハロウィーンの時に発砲され、若い命が散った悲しい事件がありました。

しかも、どの国がいいかを決めるのに例えば犯罪発生率などの平均値で語っても仕方がないのです。例えばNYはかなり治安が良くなり、夜でも一人歩きしている女性も結構います。しかし、入ってはならないところに一歩でも踏み入れたら昼間であっても何が起こるかは全く判りません。これはアメリカだろうがフランスだろうがオーストラリアだろうが変わらないと思ったほうがいいです。一般的に治安がかなりいいと言われているシンガポールでもそうです。

最後に採用する側で面接をかなりやりましたが、英語を生かせる仕事をしたいというだけの応募者を採用したことはありません。通訳や翻訳をするにしても、どの分野で活躍するのか＝自分の目指すものを決めないと使い物にはなりません。ましてビジネスの世界では英語は単なるツールにすぎません。会社や、部門や個人の目標を達成するための手段の一つに過ぎないのです。喋れないよりはましと言ったら言い過ぎかもしれませんが、実際のところ英語が喋れることで得意になって、物の本質をはずして会話してしまい、後でリカバリが大変なんてこともないわけではないのです。こうなってしまうとメリットどころかデメリット以外の何物でもないですよ。

高校一年生とのことなので、得意な英語に一層磨きをかけるとともに、自分の挑戦してみる分野を決めて、その勉強もされることを心より願っています。