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イスラム教徒は人種差別を・・・

イスラム教は、異教徒(キリスト教徒、ユダヤ教徒)の差別や宗派対立(スンニ派VSシーア派)をしてきました。しかし、同じイスラム教徒の差別(例:イスラム教徒のアラブ人がイスラム教徒の黒人や白人の差別など)は、歴史的にない。

これは本当ですか?教えてください。

A 回答 (6件)

No.1さんがお書きになっているクルド人については、同じ宗教で宗派なのに迫害されたと言えそうです。


ただし純粋な人種・民族差別というのでなく、利害関係が大きそうですが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB% …

>イスラム教は、異教徒(キリスト教徒、ユダヤ教徒)の差別

ここに関しては、むしろキリスト教よりイスラム教のほうが寛容な面がありました。
8世紀以降、イベリア半島がイスラム支配下にあった頃は「啓典の民」とかでキリスト教徒やイスラム教徒が暮らしていました。
(No.5の方がおっしゃるように「たてまえ」もあったかもしれませんが)
16世紀頃でしたか、レコンキスタ以降のキリスト教徒支配下になってからは、ユダヤ教やイスラム教の信仰が禁じられました。

何派か存じませんが、ダルフールではフール人とアラブ人(いずれもムスリムが多い)が不仲だそうです。
こういうのは、人種差別とは言わないかもしれませんが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/14 15:05

漫談です。



イブン・バトゥータというイスラム世界の旅行者がいますが、14世紀ごろの記述で黒人について書いています。これがずいぶん辛辣で、

・まとまりがない
・おちつきがない
・すぐ騒ぎになる
・すぐ歌う
・(そうなると)すぐ踊る

イスラムの教えを受けていない黒人は、以上の点からみて困ったものである、と言っています。

難しいのですが、オスマン・トルコ帝国のようにシステムができている国家の場合は、人種差別は意外と少なく、宗教対立も中央のカリフがいるのであったにせよ、最終的に「どちらが正しいか」の審判を受けることができました。イスラム教ではキリスト教とユダヤ教は兄弟宗教の考えなので(後発のイスラムが完成した教えとみなす)、たてまえとして差別はありません。
あと、イスラム教は「実用的」なのが特徴です。社会保障システムがゆるやかですがありました(豊かな人が貧しい人を援助するのはあたりまえ、かつ、よいこと)。なので、宗教としての魅力が大きかったのが特徴で、一気に広まったのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/14 15:05

世界的な規模の宗教内で、同一宗派ないでの人種差別は


存在しません。差別があるとすれば、世界的に信者が
広まるはずがない。

日本では考えにくいことですが、信仰する宗派は、
生活習慣も同一にすることです。同じ考え、同じ生活
習慣を共有する者の間では人種的な差別は発生しません。

何かが異なれば、差別の対象となるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/14 15:06

人種差別というのであれば、一神教は特に顕著ですが、同じ宗教の中ではないでしょう。

宗派の違いによる議論が、抗争に発展することは多くありますが、あくまでも差別ではなく、同じ土俵に乗っています。

人種差別というのは、人を人として扱わないということですので、同じ宗教の人間を人として扱わないということはありません。

植民地や奴隷制がなくなったので、世界全般的に宗教に関係なく人種差別は減ってきているようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/14 15:07

歴史的に言えば、異教徒に対する差別はキリスト教より格段に少なかった事は、オスマントルコの治世を見れば明瞭で、十字軍の暴虐によってそれが若干振れたと言う事でしょう。


現在のイスラム原理主義者は偶像崇拝禁止の戒律を他者にも強制しますが、元々の版図に相手が入り込んで来た事の反発で、相手が居る処まで押しかけてイスラム教を強制する事はしません。
教義上人種差別についてもっともかけ離れているのはユダヤ教徒でしょうが、キリスト教は過去にそれを是認し、南米・アフリカでは虐殺や奴隷化にまで加担しています。
イスラム教徒個人が人種差別する事は当然ありえますが、他の宗教に比べ多い事は無く、少なくとも進化論を否定するキリスト教よりは数段マシです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/14 15:07

同じイスラム内の差別は、当然あります。


また、同じスンニ派内やシーア派内の差別や抗争も盛んに行われています。
特にシーア派内では、対立が顕著です。
シーア派のドズール派は、シーア派の主流である12イマーム派と対立し、差別をうけてきました。
そのため、同じシーア派でありながら、12イマーム派とは敵対関係になり、現在ではイスラエルに移り、イスラエル国民となり、イランやパレスチナのハマスなどと対立しています。
また、クルド人は、イスラム教スンニ派ですが、同じスンニ派のイラクやトルコ、さらにはシーア派のイランに差別されてきました。
イランでは、ペルシャ人が中心ですが、アラブ系のシーア派、トルコ系のシーア派住民は、差別の対象になっていました。
また、アラブ系の国では、非アラブのイスラム教徒を一段下にみることもよくあります。
東南アジア系やアフリカ系の人達、さらには、トルコ系の人達をです。
また、スンニ派、シーア派を問わず、ハワーリジュ派に対しては、徹底的な敵対心をむき出します。(ハワーリジュ派は、スンニ派でもシーア派でもないイスラム教徒です。
また、かつてシーア派から生まれたバーブ教は、イスラム全体から徹底的に迫害され、イスラムからの離脱を余儀なくされ、拠点をイランからイスラエルに移しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/14 15:07

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