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当たり前の事のように思えますが、一定の作業をする場合(簡単なテストなど)、「予備知識有り」と「予備知識なし」では成績に違いが出るものだと思われます。

例えば、何かの文書を渡されて、単に「問題が無いかチェックして」と言うか「誤植があるかも」という場合と「計算ミスがあるかも」と言った場合では、例え同じ文書を渡されても、専門の訓練を受けていない人の場合は結果が大きく異なると思います。

理論的には誤植も計算ミスも「ミス」なんですが、事前に振られた情報で判断力に影響が出るというのは素人でも想像がつくところです。

ただ、このような心理的なからくりの事を専門的には何と表現するのかもう少し学術的な見地から知りたいのです。

現在IT・ビジネス系の最終論文の一環として作業効率改善を目的にした簡単な認知テストを行う計画なのですが、その心理的な説明部分が専門分野ではないので、どなたかご存知でしたら知恵を拝借したいと思い、ここに投稿させてもらいました。

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

こんばんは、



心理学の用語に「プライミング効果」という言葉があります。
これは、ある実験(B)の前にある刺激(A)を与えられると、
この実験の結果が(A)の影響を受けるというものです。
http://www.shinrikouza.net/2007/04/post_3.html
http://wiki.livedoor.jp/psycholopedia/d/%A5%D7%A …
http://ameblo.jp/consumer-psychology/entry-10015 …

質問者さまの問いでは、「問題が無いかチェックして」では、
“問題”という言葉が(A)にあたり、
「計算ミスがあるかも」との問いでは、“計算ミス”が(A)となり、
チェックした結果に影響を与えていきます。

一般に先入観とも言えますが、このプライミングの場合、
意図的に無意識に刷り込みさせ、ある程度、結果をコントロールすることが可能です。
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この回答へのお礼

>「プライミング効果」
おーっ!これです!有り難うございます!

頂いたリンクを見ていて気付きましたが、「ピザって10回言って」っていうあれもプライミング効果なんですね。(10回言った後肘を差して「ここは?」という問いに「ピジ」って答えた人が居るらしいですが)

3番目のリンクでは広告に応用した例があってちょっと薄ら寒かったです。何となく心理学が人の精神的福利ではなく人を騙す金儲けの道具になってしまったようで……かくいう私の論文だってもっと儲けるための効率改善だと言われればそうなんですが。

ともあれ、探していた物が見つかりました。どうも有り難うございます!

お礼日時:2010/03/24 15:06

思い込みと無視が関係しているんじゃないかと。



例えばテレビのCMを見てて、これは企業の実験か?と思ったことがある。
ある保険会社のCMで、まず 無精ひげをはやした人が、保険を宣伝していた。
数ヵ月後、全く同じ男性がひげをそって全く同じ口調で保険を宣伝していた。

違いは一つだけ、無精ひげがあるかないかのみ。

どちらが保険に対する問い合わせが多かったのか。
私は後のCMが流れた後だったと思います。


警備員のような格好をした人が喧嘩を止めに入ると喧嘩は止まりますが、ヤンキーな格好をした人が止めよとしても止まらないですよね。
警備員の格好をしていた人が、工事のために旗を振って交通整理をするのが役割であったとしても、人は外見から警官を連想してしまい、「やばい」となり、喧嘩をやめるようになる。

思い込みで、勝手に思ってしまうことで、行動に変化が起こるわけです。


思い込みでエラーの存在を無視をしてしまうことがあるのではないでしょうか。
後で無視した箇所を指摘されて「あ、、、どうして気づかなかったのだろう」となりますが、注意欠損した理由は、思い込みによるものだとなり、どういう部分に対して思い込みにより注意を払いにくいか特徴を教えてあげたあと、もう一度同じようなミス発見テストをやると、ミス発見率は向上すると思います。


従って、個人個人の特徴を絞込みどこが得意でどこが不得意なのかを分析して、不得意の部分を本人に伝えて注意を促すようにすれば、効率はアップすると思います。


その個人の特徴が分析できるテストは市販でも売ってあると思います。
個人の特徴の分析結果を教える前に、エラー発見テストを受けてもらい、その後の個人の特徴を教えて再度同じようなエラー発見テストを受けてもらい、あきらかに違いが出たら、個人の特徴を本人に認識してもらうことで、トラブルは未然に防ぐ率が高くなる と証明できるのではないか と。

ただし、人って忘れてしまいがちですので、エラーが少なくなったから、欠点が消えたと思い込んでしまうと、再発することになるので、欠点に注意を向けることでエラーの発生率が下がり、一見欠点は克服したように見えるが、きるが、欠点 つまり特徴は一生消えない と知ってもらう必要がある。
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この回答へのお礼

どうもです(^^)
あれこれ情報を漁っているうちに多少調査の方向が変わってきました。しかし、仮説を立てて実験するという部分は変更無しなので、頂いた情報大変参考になります!有り難うございます。

テストはもう少し単純な物になりそうで、文書にミスのある物を渡して、それぞれ違った指示・示唆をして結果がどのように変わるかを量的に測定する方向で考えています。

>エラーが少なくなったから、欠点が消えたと思い込んでしまうと、再発する
これ、自分が仕事でやるミスのパターンそのままです(汗)これは考えてなかったです。『効果の持続性』という観点で重要なポイントだと思うので、是非評価基準に組み入れさせて頂きたいと思います。どうも有り難うございました!

お礼日時:2010/03/24 14:48

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