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子宮頸がんの原因、HPVについて…

先日、婦人科で子宮がん検査を受けて細胞に異常が見つかったとのことで再検査になりました。
先生には「ガンという程じゃないけれど、細胞がガンになる前のような状態で…
とにかく大きな病院で再検査してください。」と言われました。
検査結果の用紙をチラっと見ると「III」にマルがついていました。

最近テレビや雑誌などでも「子宮頸がん」について取り上げられているので、
私もHPVというウィルスに感染することによってできるガンという程度の知識はあり、
先生に「これってウィルスに感染してるっていうことですか?」
「その場合、男性がウィルスを持っていたから感染したということですよね?」と聞きました。
先生は「そうですけど、経験している人なら誰もが持ってておかしくないような
ウィルスだし、本当にごくありふれたウィルスだから。」と、私が感染してても
全く不思議はないという様子で面倒くさそうに打ち切られました。

私は、結婚していますが男性経験は夫以外ありません。
そして、これは絶対に断言できますが夫も私以外と経験がありません。
夫は風俗にも行ったことがないです。
嘘ではありませんし、夫の性格や様子からいっても私と以外はないということは
確信出来ます。

なので、正直再検査となって驚いていますし、間違いじゃないかと思ってしまいます。
でも…検査結果は事実なわけですよね。

パートナーがお互いとしか経験がない場合でも、HPVに感染することってあるのでしょうか?
男性は生まれながらに持っているウィルスなのでしょうか?
それとも、異常な細胞が見つかってもかならずしもHPVに感染してるってことでは
ないのでしょうか?

いろいろな意味でモヤモヤしています。

A 回答 (2件)

こんにちは。



>パートナーがお互いとしか経験がない場合でも、HPVに感染することってあるのでしょうか?
男性は生まれながらに持っているウィルスなのでしょうか?

HPV自体は、男性だけに限らず女性でも、皮膚表面に普通にいるありふれたウイルスです。
ただし、それが子宮頸部に感染するためには「膣の奥深くに運ばれる必要がある」わけで、自ずと感染経路はセックスというということになります。
つまり、ご夫婦が潔白(?)であることと質問者さんがHPVに感染したことは何ら矛盾しません。
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この回答へのお礼

回答頂いてありがとうございます。

何だかとても納得できました。
私も知識が不足していて、男性が感染するのも性行為のみと
思い込んでいました…。
だから私が感染しているわけないと…。
なので、検査結果を聞いた時にすぐに納得できなくて、
先生に質問してしまったんです。

>HPV自体は、男性だけに限らず女性でも、皮膚表面に普通にいるありふれたウイルスです。
ただし、それが子宮頸部に感染するためには「膣の奥深くに運ばれる必要がある」わけで、自ずと感染経路はセックスというということになります。

そうだとすると私が感染してても全く不思議ではありませんね。
モヤモヤが晴れました。

これからは検査結果を受け止めて、定期的に検診を受け続けようと心に決めました。

お礼日時:2010/04/23 13:34

>パートナーがお互いとしか経験がない場合でも、HPVに感染することってあるのでしょうか?



HPV(ヒトパピローマウィルス)とは、イボになるウィルスです。
全てのイボがウィルス感染ではありませんが、一つの代表例です。

感染経路はプール・風呂などの浴槽から皮膚の傷ついた部分を通して伝染したりもするのです。
要するにウィルスなのだから、何処にでも居ると捉えるべきです。

先生の説明の仕方にも問題があるのでしょうが、子宮頸がんになった女性を後から検査をすると90%の人からHPVが検出されているという事です。

また、性病である尖圭コンジローマの原因がHPVであると判っているので、大多数の人がsexによって感染すると言う事です。

>男性は生まれながらに持っているウィルスなのでしょうか?

お母さんからの垂直感染はありますから、生まれながらに持っている人も居ます。

HPV感染する。即、ガンになるは間違っています。

WHOの発表では、
HPV感染して子宮頚部にイボが出来る。
そのイボがガン化する人は0.15%だけです。

また、ガンの進行状況と、HPV検査のランクは別の物です。
これも誤解を持ちやすい点です。

日母分類とは、日本国内で使われている細胞診検査結果の分類方法です。
日母分類は、下記のように細胞診検査の結果をI~Vに分けます。
I  :正常である。
II  :異常細胞を認めるが良性である。
IIIa :軽度~中等度異形成を想定する。
IIIb :高度異形成を想定する。
IV  :上皮内がんを想定する。
V  :浸潤がん(微小浸潤がん)を想定する。
     細胞診検査とはあくまでも推定であり、これで病気の最終診断を行うものではありません。まずは、異常が
     あるか無いかチェックするものであり、異常がでた場合には、診断確定のため精密な組織検査が必要です。

ガンの進行度合いを示すものに、FIGO分類というものがあります。

0期
浸潤が認められない上皮内癌 (Carcinoma in situ)。
I期
癌が子宮頸部に限局。

Ia期
組織学的に微小浸潤癌が確認されたもの。
Ib期
Ia期以外のI期癌。

II期
癌が子宮頸部を超えて広がるが骨盤壁または腟壁下1/3に達しないもの。

IIa期
腟壁に浸潤するが子宮傍組織へは浸潤しないもの。
IIb期
子宮傍組織に浸潤したもの。

III期
骨盤壁に浸潤したか腟壁下1/3に達したもの。

IIIa期
腟壁下1/3に達するが骨盤壁へは浸潤しないもの。
IIIb期
骨盤壁に浸潤したもの。

IV期
癌が骨盤腔を超えて広がるか、膀胱、直腸の結膜に浸潤したもの。

IVa期
膀胱、直腸の粘膜への浸潤があるもの。
IVb期
小骨盤腔を超えて広がるもの。

Ch
Ia期までの症例で子宮摘出を行ったところ、癌が子宮を超えて広がっていたことが判明したもの

です。
FIGOでIIIとなれば大変な事ですが、先生が言われたのは細胞検査でIIIと言われたのだと思います。
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この回答へのお礼

とても詳しく回答して下さってありがとうございます。

そうなんですか。
感染経路は様々なんですね。
そんなにどこにでもいるウィルスならば、例えたった1人との性行為(お互いに)
でも子宮頸部に感染して不思議はないんですね。

それから、WHOの発表ではガン化するのはそんなに少ないとのことで
少し安心できました。
そうです。細胞検査でIIIだと思います。

まだ再検査の結果は出ていませんが、検査結果を受け止めて
これからは定期健診を欠かさずに受けることにします。

お礼日時:2010/04/23 13:17

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