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童話のお話に残酷な物語が多いのはなにか意味があるのでしょうか?
(狼のお腹を切って石をつめたり、魔女をかまどで焼いてしまったり・・・)

また残酷じゃない童話があったら教えて下さい。どうも残酷なお話しか思い浮かびません・・・

A 回答 (13件中1~10件)

子供に外敵から身を守ることが 書かれてあるからだと思います。



カラスときつねの話は 残酷かな?

参考URL:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sirai/siraiis/
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この回答へのお礼

カラスときつねは残酷ではないですね。イソップ物語の方がグリム童話より残酷じゃないですね。

子供に外的から身を守る・・・うーん、確かにそうですが結構エグイですよね。
有難う御座いました。参考URLじっくり読んでみます。

お礼日時:2003/07/03 14:13

#12の補足


子供の誕生
フィリップ・アリエス (著), 杉山 光信 (翻訳), 杉山 恵美子 (翻訳)
という書籍があります。
西洋においても、子供というものが、近代になって(=幼児死亡率が減ってから)発見されたという話です。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622018 …
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この回答へのお礼

補足を頂きましてありがとうございました。
参考URLも拝見させて頂きました。興味がありますがちょっと高いので図書館に行って探してみます。有難うございます。

お礼日時:2003/07/04 16:53

残酷って何?


ひとつの考え方として、生と死が隣り合わせという側面があります。
幼児死亡率が高かった時代、日本でも江戸時代などでは、子供=まだ人間でない存在=まだ、半分あの世に存在している。というような、考え方がありました。
そういった理解のうえで、作られるお話では、生と死がとなりあわせの物語が生まれるのは、自然だと思います。
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この回答へのお礼

生と死がとなりあわせ・・・
なるほど、昔はそうだったんですね。今が平和(平和じゃない国もありますが)すぎて忘れていました。
深い言葉ですね・・・なんだかちょっと考えさせられました。ご回答くださいまして有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/04 16:51

ドイツ文学の根底にあるもの.「子供は親生活を妨害するものである」


したがって.ドイツ文学には.寓話に代表される残虐な内容が多い。

と聞いています。
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この回答へのお礼

そうなんですかぁ。ドイツ文学のことは全く分かりませんので、参考になりました。奥が深いんですね。ご回答有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/04 10:44

童話、寓話、ファンタジーというものは、


何かしらこの世のものとは外れた世界を描いていながら、
その実、私たちの生きている世の中の本質を突いたもの
だと思います。
いわばメタファーですね。

つまり、人間という生き物の本質を、何らかの
非現実的なシチュエーションでコーティングして、
見せているわけです。

となれば、人間という生き物の持つ特徴、
その中でも、残虐、残酷なもの、
目を背けたくなるようなひどいことであっても、
どういうわけか刺激的でひきつけられるもの、
というのは、古今東西、芸術家にとっての
大きな関心事であるわけです。

童話であるからこそ、幻想の世界(なんでもあり)
で、人間の人間たる部分を描きたいということ
なんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど。私たちの生きている世の中の本質をついたもの。これには説得力がありますね。
確かに、残虐で残酷なものは怖いけど刺激的かもしれません。なのでいつまでも覚えているのでしょうね。
それは人種が変わっても時代が変わっても同じって事なんでしょうかねぇ。奥が深いですね・・・
ご回答頂きまして有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/03 21:46

童話は本来意味をもったお話だと記憶しています。


あまりしっかりと覚えてないのですが、例として、ジャックと豆の木は、親を打ち倒して独り立ちなどの意味があったと思います。
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この回答へのお礼

なるほどジャックと豆の木にも深い意味があったのですねぇ。
童話の内容は残酷で過激な部分もありますが教訓になるものだと思いました。ご回答有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/03 21:39

話が逆になるんですが、グリム童話のような残酷な話を聞いて育ったために、ナチスドイツはユダヤ人のような被占領民族に対し残酷な行為を平気で出来たという仮説を聞いたことがあります。

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この回答へのお礼

そうなんですかぁ。なんだか恐ろしい話ですね。子供の頃から残酷な物語ばかり聞いて育っていたら感情のコントロールもつかなくなってしまいそうですね。怖いです。
ご回答有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/03 16:52

講義か何かで聴いた話です。


ただし、はるか昔のことなのでおぼろげですが。

西洋の童話は中世のころに作られたものが多いそうです。
すなわち、領主など支配層をそのまま批判すると罪とされるため、童話の形で批判の気持ちをこめ、作られたということです。
(日本の、仮名手本忠臣蔵も同じですね:歌舞伎ですが…)
そのため、赤ずきんの、狼=支配層に見立てられるように、残酷な話が多くなってしまうそうです。
たとえば、赤ずきんは、ある日少女が貴族(領主?)にさらわれた話を童話にしたものであったような…(自信ありませんが)
(ちなみに、原本の赤ずきんでは、「食べられた」赤ずきんは結局助かりません。まったく、救われません… TT)
ちなみに、このような童話は、上記の成立過程もあって、隠語が豊富に使われているそうです。
この隠語を理解しつつ読むと、非常に別の意味が浮かび上がってくるそうです。
例えば、白雪姫?だったか、針の先で指を指す、という場面が出てきますが、それは処女を失う、という隠語だそうです(おぼろげですが…)。
しかし、隠語を理解して読むと、非常に重々しく、なおさら子供に聞かせられなくなりますね TT

参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

大変参考になりました。確かに童話が作られた時代背景が強く影響されているのでしょうね。
21世紀にこのような話は作れませんもんね。しかし赤ずきんの原作って・・・それはさすがに助かるようにアレンジしたんですね。
あと針で指の先を刺す話も驚きました。おぼろげの記憶とおっしゃってますが、多分そうでしょう。そう思いました。隠語を分かってしまうのが大人になった証拠なんでしょうか?ご回答有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/03 16:44

残酷な話が実際に多いかどうかわかりませんが、そういう話のほうが記憶に残りやすいからじゃないかな?


みんなが愉快に楽しくみたいなサザエサン的な話は心に残らない(意味なし・何も参考にならない)けれど、どろどろ暗い話のほうが、勉強になることも多いし、何よりインパクトがありますよね。
残酷でない話が記憶に残らないのはインパクトがないし、何よりつまらないからだと思います。

誰もひどい目にあっていないのに正義の味方は不要なんです。
つまりバイキンマンがいなければアンパンマンの出番がないということです。
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この回答へのお礼

残酷な童話しか思い出さなかったと言う事はそうゆう事なんでしょうね(記憶に残りやすい)
残酷でない物語は確かに記憶には残りませんが、結構エグイ内容が多いですよね。
おっしゃるように悪がいないと正義が引き立たないとは思いますが。ご回答有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/03 15:50

童話というのは、本来はこどもの教育用なんでしょうね。


いろいろな戒めや警戒を諭すためにあるのでしょう。
ですから、一般的に今私達が読んでいるものよりも、本当の話はもっと残酷らしいです。
「大人のための残酷童話」(倉橋由美子)なんてのがあります。
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この回答へのお礼

そうなんですよ。子供の教育用なのにあんなに残酷でいいの?ってちょっと思ったんですけど、あれでもマロヤカにしてるみたいですね・・・(本当はもっと残酷とか・・・)
ご紹介して頂いた「大人のための残酷童話」にちょっと興味あります。今日の帰り本屋さんに寄って探してみます。ご回答いただきまして有難う御座いました。

お礼日時:2003/07/03 14:53

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