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JA終身共済の解約返戻金の内訳は?
平成4年にそれまで入っていた共済(種類;不明、10年間で満期)の満期まで2年を残して転換契約しました。
その時の営業員の「貯金と同じです。満期(55歳)になれば返ってきます。」「今までの共済分も上乗せされますから」との説明のままに契約しました。
55歳になったので、満期の手続きにJAの窓口にいったところ、終身共済に満期はないとの説明に愕然としました。
色々調べてみて、何の疑いも持たずに満期を待って掛け金を払い続けていた自分の愚かさにあきれています。
 当時の担当者は既におらず、何の書類も残っていないことから、あきらめて解約することにしましたが、窓口で示された解約返戻金に関して疑問が生じました。窓口で聞いても明確な答えが返ってきません。下記に共済の内容と疑問点を記します。どなたか解説していただきたくお願いします。

1)共済の内容(証書しか残っておらず、そこに記載されている内容しかわかりません)
平成4年契約 JA終身共済、共済金払込終了年齢55歳、終身共済金額600万円、転換契約充当部分533万円、
55歳まで→→定期共済金額2400万円、災害給付共済金額500万円、災害死亡割増共済金額1500万円、全入院5000円、災害入院5000円
56~80歳まで→→定期共済金額 無し、災害給付共済金500万円、災害死亡割増共済金額600万円、全入院5000円、災害入院5000円
共済掛金174142円(年払い)、56歳以降80歳まで37550円
特約→→重度障害年金特約、災害給付特約、災害死亡割増特約、全入院保障特約、災害入院保障特約、年金支払移行特約

2)疑問点
窓口では支払金額と解約返戻金の総額を手書きのメモにて示されましたが、金額の妥当性が不明だったので、「明細を出して下さい」とお願いしたところ、「内部資料だから出せない」との回答が返ってきました。「契約者に明細(計算の根拠)が出せないのはおかしい」と抗議し、結局、後日出してもらうことになりましたが、あとから連絡が来て、「古い保険なので(人が)手計算で計算するしかない。1ヶ月ほどかかる。」とのことです。おおいに不信感を抱きました。
(1)計算結果(総額)が出ているのに明細が出せないということがあるのでしょうか?
(2)「古い保険なので手計算で計算するしかないので時間がかかる」というのは普通のことなのでしょうか? (内部管理に問題があるのではと疑念をもってしまいます)
(3)そもそも下記の解約返戻金の金額は妥当な値でしょうか?
返戻金額215万円、表定掛金累計額527万円、正味掛金累計額508万円(端数は省略しています)

(4)どういう計算をするのでしょうか?
(5)返戻金とは関係ありませんが、終身共済金額600万円と転換契約充当部分533万円とは、なにか関連しますか?

以上、長くなり恐縮ですがよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

hi644 さん



平成4年加入の終身保険ということであれば、予定利率が5%くらいの頃です。現在の予定利率は1.5%程度です。
予定利率が高い保険とは、割引率が高い保険ということです。少ない保険料で、高い保障金額の終身保険に加入できたということです。

終身保険、37歳契約、保障額600万円、55歳払込満了、
という条件で、平成4年に加入した場合と、現在加入した場合とを、ザックリ比較してみます。
(多少の誤差はご容赦を)

平成4年加入  月額保険料 11,000円、年額 13万円(概算)
平成22年加入 月額保険料 19,000円、年額 23万円(概算)

契約年齢、保障額(保険金)が同じでも、契約した年が平成4年であったか平成22年であったかによって、払込保険料はこのくらい違います。

また、終身保険の払込満了時の解約返戻金は、それまでに払った終身保険・保険料総額と、おおよそ同額になるようです。

ですので、平成4年、37歳時契約、600万円保障、55歳満了と言う条件で、払込満了直後(55歳時)の終身保険の解約返戻金は、200万円とチョット。

ということは、hi644 さんが払込満了直後に提示された「返戻金額215万円」は、終身保険のみの解約返戻金であり、その解約返戻金額であれば、概ね妥当であると考えられます。


(1)計算結果(総額)が出ているのに明細が出せないということがあるのでしょうか?

→ JAの末端担当者のパソコンからは、すぐには出せないということかもしれません。
 (末端担当者にはややこしいをさせない仕組みになっていることか?)

(2)「古い保険なので手計算で計算するしかないので時間がかかる」というのは普通のことなのでしょうか? (内部管理に問題があるのではと疑念をもってしまいます)

→ OA化の時代に、ほとんど考えにくいと思います。
 末端担当者のパソコンでは計算できず、地方本部組織に計算してもらう必要があるので時間が掛かる、面倒だ、ということかもしれません。

(3)そもそも下記の解約返戻金の金額は妥当な値でしょうか?
返戻金額215万円、表定掛金累計額527万円、正味掛金累計額508万円(端数は省略しています)

「返戻金額215万円」について言いますと、平成4年に契約した、600万円保障の終身保険に関する解約返戻金ということであれば、概ね妥当ではないでしょうか。

(4)どういう計算をするのでしょうか?
→ アクチュアリー(保険数理人)と言う専門家が、死亡率、予定利率などを加味し、複雑な計算をして、保険金額(保障額)に応じた保険料(掛け金)を計算するようです。
同時に、保険契約をした時点で、契約後の解約返戻金額の推移は確定しているはずです。

(5)返戻金とは関係ありませんが、終身共済金額600万円と転換契約充当部分533万円とは、なにか関連しますか?

→ 平成4年以前に加入していた保険(養老保険?)の解約返戻金相当額を頭金にして、平成4年に「転換契約充当部分533万円」の終身保険を一時払いで買った。
平成4年から平成22年までに払っていた「終身保険部分」は、600万円-533万円=67万円分の保険料(掛け金)を払っていた。
と言うことだと思います。

平成4年~平成22年までに払っていた保険料「共済掛金174142円(年払い)」のうち、
終身保険部分に、おおよそ15000円/年、
残り約160000円/年は、「定期共済金額2400万円、災害給付共済金額500万円、災害死亡割増共済金額1500万円、全入院5000円、災害入院5000円」の保障に充てられていたと思われます。

なお、ご参考までに、
入院特約などを継続せず、終身保険600万円のみを継続すると、今後の保険料負担なしで、死亡保障がずっと続きます。
何歳で亡くなられても600万円の保険金が支払われます。

また、55歳時点で解約返戻金は200万円チョットですが、今後少しずつ増えていき、100歳くらいで600万円になります。

正確な情報、詳細な情報は、JAから聞き出してください。
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この回答へのお礼

各項目に詳細なご回答いただき、ありがとうございました。
終身保険の仕組みが概ね理解できたように思います。
今思うと、当時の売り込みに来たJA担当者も十分理解していなかったのでは無いかと思います。
また、今回の窓口の対応を通して、JAには不信感のかたまりでしたが、これも単に窓口の対応者の理解不足のような気がしてきました。もう少し突っ込んで聞いてみようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/06/14 23:49

表定掛金と正味掛金の差額は契約者配当金です。


原契約は普通養老保険(定期無し)
新契約は定期付き終身保険です。
かなりの部分をこれまでの死亡保障に食われていますが、
契約としては妥当性があります。
尚正組合員であれば、利用度数配当と言う還元も有り得ますが。
基本的に農協は信用しない事です。
他にも農協に農地を騙し取られたなんて聞きますから。
営業が嫌がる位しつこく聞いて納得する事が、加入の前提です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
確かに農協の対応は、お客の方を向いていないと感じることが多々ありました。
既に時遅しですが、今後農協とは、今回の件を踏まえて注意深く付き合っていこうと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/08 23:42

すみません。

保険業に携わってはいません。(一般人ですので参考程度にしてくださいい)

ご相談者が加入している、JA共済は一般の保険会社が販売していた(今も販売している)定期付終身保険と全く同一の商品です。

満期2年を残した保険を転換(解約)して他の保険に加入した販売方法も当時は一般的な商法です。…後2年で満期を転換させる…転換させた報奨金だ出る?…新たに加入させたら報奨金がでる?…1粒で2度おいしい。

ご加入の保険を見ていきましょう。
終身保険は600万になっています。転換補充533万円から類推すると、終身の600万の9割は転換時の一時払いで終身保険を購入したことになります。
533万円がどのくらいの金額で購入できたのか?正確な金額はJAでしか分かりませんが、私の個人的な感では180万~200万前後が必要だったと思います。…ですので転換前の保険は満期で200万前後の何かではないでしょうか?

ですので、年払いの174142円のほとんどは掛け捨てです。

56歳以80歳まで入院保険5000円が、病気死亡は出ないですが、交通事故で死亡の場合などの場合600万でます。交通事故の入院では10000円出ます。

以上がこの保険です。

80歳までの保険料は最初の転換分も含めて約500万。このまま保険を続けても終身が600万ですので平均寿命から考えて
…得でも損でもなく…保障してもらえたと考えることはできます。(何もなく天寿を全うしても)
解約ではなくそのまま続ける選択がよいと思います。
以上参考程度にしてください。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、ありがとうございました。
掛金のほとんどが掛け捨て・・・・、もっと早く見直せばよかったといまさらながら後悔しています。
1ヶ月もかかると言われましたが、明細を要望していますのでそれを見て、また不明点が出てきたら質問させていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/08 23:29

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