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睡眠薬で、第2種向精神薬(ロヒプノール)と第3種向精神薬(多数の睡眠薬)の違いを教えて下さい。
第2種のほうが、第3種より取扱いがより厳しいと聞いたのですが、医師が処方するにあたって、何か制限が違うのか?薬剤師にとって取扱いに違いがあるのか?患者にとっては何か違いはあるのか?ご存知の方教えて下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

麻薬及び向精神薬取締法


http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S28/S28HO014.html
で定められた向精神薬の第2種・第3種で取り扱いが違うのは、向精神薬を扱う病院や薬局です。

第2種向精神薬を他の業者へ譲り渡し、譲り受け、あるいは廃棄するときには、品名、数量、その年月日、相手の氏名又は名称及び住所を記録し、記録の日から2年間保存しなければならないときめられています。
第3種向精神薬は、この記録義務はありません。しかし伝票を整理して管理することがのぞましいと指導されています。
患者が処方薬を受け取ったり返却したりする場合には、あらためて記録を取る義務はありません。

(これは第2種・第3種のちがいではありませんが、この法で患者がかかわってくるのは出国や入国のときです。自分の治療のための一か月分以内の向精神薬は携帯できますが、特にそれ以上必要なとき、医師の書面や処方せんの写しを提示することが求められます。輸出はできません。)

この法は、向精神薬の輸入、輸出、製造、製剤、譲渡等について必要な取締りを行って、向精神薬の濫用による保健衛生上の危害を防止することを目的としています。

ロヒプノール(サイレース、ビビットエース、一般名フルニトラゼパム)については以前の回答があると思います。
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この回答へのお礼

わかりやすくかつ丁寧にご回答いただき誠に有難うございました。

お礼日時:2010/07/05 11:19

こんにちは(^^



ロヒプノール自体は、さほど危険なお薬ではありません。
危険度で言えば、他の同系統の睡眠薬、例えばハルシオンやレンドルミンなと同じくらいじゃないでしょうか。

では、なぜロヒプノールだけが、取り扱いがより厳しいのでしょうか?
実は、海外では乱用や犯罪への悪用などが相次ぎ、厳しい規制がかけられているからで、日本でもその影響で第2種に指定されています。
特にアメリカなどでは「禁止薬物」になっているため、持ち込みも一切できません。
もし旅行などに行くことになったら、不便を強いられるでしょう。

ただ、日本ではお国柄の違いか、あまり睡眠薬の乱用は見られないそうです。
少し前に話題になったリタリンのように、神経を刺激して高揚させるお薬が好まれるとか。
それで、本来のロヒプノールの薬効が評価され、広く用いられているんでしょうね。

参考URL:http://ameblo.jp/kyupin/theme-10002693126.html
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この回答へのお礼

わかりやすくかつ丁寧にご回答いただき誠に有難うございました。

お礼日時:2010/07/05 11:20

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