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a,bは互いに素な正の整数とする。
1、kを整数とするとき、akをbで割った余りをr(k)で表す。k,lをb-1以下の正の整数とするとき、k≠lならばr(k)≠r(l)であることを示せ。
2、am+bn=1を満たす整数m,nが存在することを示せ。

という問題ですが、どう考えたらよいのか分かりません…。
1の方は、akとalをそれぞれbs+r(k),bt+r(l)みたいに表してみたのですが、どう解いていけばよいのか…。
2もa(m-m(0))+b(n-n(0))=0,-(am(0)+bn(0))=1とおいてみたのですが…。

考え方だけでもいいので、教えて頂けたら嬉しいです。
回答宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

#2です。



少し気になったこともあったので、補足しておきます。

1の背理法ですが、ak, alの「差」を考えると以下のようになります。
a(k- l)= b(s- t)+ r(k)- r(l)

ここで、r(k)= r(l)と仮定します。(背理法の仮定)
すると、
a(k- l)= b(s- t)

#2で示した「2点」を用いると、k- l= 0でなければならないことが示されます。
(k- lのとり得る範囲に、0以外の bの倍数が含まれていないことがポイントです)
これは k≠ lであることに反するので、r(k)= r(l)とはならないことがわかります。


2については、#1さんも示されているように一意性から r(m)= 1なる mが存在することを利用します。
am+ bn
= { bx+ r(m) }+ bn
= b(x+ n)+ r(m)

mは r(m)= 1 なる m、
nは x+ n= 0すなわち n= -x
とすれば、am+ bn= 1となります。


#3さんの回答では、少し「詰め」となる部分が弱いように感じました。

過去の質問で、同じような考え方を使った問題がありました。
時間があれば、類題として考えてみてください。
http://okwave.jp/qa/q5845581.html
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1


背理法を使う
要するに、k≠lなのに、r(k)=r(l)となることがあると仮定する
r(k)=r(l)=r
このとき、整数M,Nを用いてak=bM+r,al=bN+rとかける。
このときa(k-l)=b(M-N)となるからa(k-l)がbで割り切れる。
a,bが互いに素だから、k-lがbで割り切れる。
ところがk,lは相異なるb-1以下の正の整数だから、
-b<k-l<0または0<k-l<bとなりk-lはbで割り切れないから不合理

以上よりk≠lならばr(k)≠r(l)であることが示された。

2
1より、a,2a,・・・,a(b-1)をbで割った余りはすべて異なる。
a,2a,・・・,a(b-1)はいずれもbでは割り切れないので、
a,2a,・・・,a(b-1)をbで割ったときの余りは1,2,・・・,b-1
のどれかがか必ず現れる。
それをmaとすると、整数nを用いてam=1-bnとかける。
したがってam+bn=1をみたす整数m,nの存在がいえた

・・・・・・・・・・(一応2の別解も)・・・・・・・・・・・

M={kは整数|整数x,yを用いてk=ax+byとかける}とおく
ここで1∈Mを示す。

Mの正の元のうち最小となるものをeとおく
Mから任意に元kをとる。

以下のようなことが言える。
kはeで割り切れる。…※

※の証明
kをeで割り切れないと仮定する。…◎
k,eはMの元だから、整数s,t,u,vを用いて
au+bv=k,as+bt=e…○

kをeで割り、商をq、余りをrとすると
k=eq+r,0<r<e…●
○よりr=k-eq=a(u-sq)+b(v-tq)だから、rもMの元となる。
●より0<r<eだから、rはMより小さな正のMの元となるが
これはMの正の元のうち最小となるものがeであることに反する。
したがって◎の仮定は誤りで、※が正しいことが示された。
※の証明ここまで

a=a*1+b*0,b=a*0+b*1だからa,bもMの元となる。
※よりa,bはeで割り切れることがいえる。
e≧2と仮定すると、eはa,bの2以上の公約数となり
a,bが互いに素であることに反する。
よってe=1
○よりas+bt=1をみたす整数m,nの存在が言えた。
(m=s,n=tとおけばよい)
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こんにちわ。

^^

>1の方は、akとalをそれぞれbs+r(k),bt+r(l)みたいに表してみたのですが、
そこまではいいと思いますよ。
考え方の大枠としては、「背理法」を使えばよいかと。

上の ak、alの式を「縦に並べて」書いてみてください。
そして、背理法を用いる上で大切になってくるのが、次の 2点です。
・aと bは互いに素であること
・1≦ k≦ b-1、1≦ l≦ b-1であることから、k- lは?

1の問題で帰結されていることをまとめると
1≦ k≦ b-1ですが、余りである r(k)も 1≦ r(k)≦ b-1を満たしています。
(∵aと bは互いに素なので割りきれることはない)
kも r(k)も b-1とおりあるので、「1対1対応」している(一意的である)ことがわかります。
(kが異なる値ならば r(k)も必ず違う値になっており、r(k)は 1~ b-1のすべての値をとり得る)


2は1の結果を応用することになりますね。
am= bx+ r(m)とでも表して、am+ bnに代入してみましょう。
あとは、この値が 1となるようにできるかどうかが示せれば終わりです。
その際に、先の「1対1対応(一意的)」を利用することになります。
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1: 対偶


2: 1 から r(k) = 1 となる k が存在することを示す.
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