プロが教えるわが家の防犯対策術!

家を新築中の者です。

基礎の上に土台が乗り順調に建築が進んでいます。
棟上真近です。

現場の担当者の方と土台の話をしていたとき、ここの土台は「くさまき」ですから湿気にも強いという話が出てきました。

契約のときに土台は米ヒバ、柱はヒノキと言うことで図面にも明記されています。

実際のところ「くさまき」という種類の木があるのかどうかも判りませんが、前に一度建築現場で土台につかってあった米ヒバとは、色がなんだか少し違っているようには感じてました。(米ヒバのほうが黄色っぽく感じた、今の土台は白っぽい感じがする)

契約で土台は米ヒバです、今使われているのは米ヒバじゃないんですか?の問いに現場の担当者の方の返事も、初めは「米ヒバをくさまきと呼ぶんです」との答えが、調べてみますに変わりました。
現場の担当者の方には、「くさまきと米ヒバの切れ端を持ってきてください」と頼んでおいたのですが、いまさら事を荒立てたくも無いのが本音なんです。
でも、本当のことだけは知りたいと思いそのために「くさまき」と「米ヒバ」のことを教えてほしいんです。

(1)「くさまき」という種類の木材はあるんですか?どんなところに使われる木材ですか?

以下くさまきと米ヒバが異なるものとしての質問です。

(2)米ヒバは耐犠牲防食性が強いということから選んだのですが「くさまき」はどうなんですか?(ちなみに土台に薬剤は使わないつもりです。基礎は全面ベタ基礎です)
(3)値段はどれくらい違うのですか?
(4)違いを見分ける簡単な方法。
(5)その他こういったケースの解決法とかありましたらご意見ください。

A 回答 (2件)

単なるちょっかいになってしまうようですと恐縮なのですが。

「くさまき」という名称が初耳だったので気になって検索してみましたので投稿しました。

「くさまき」は「犬槇」の別名でにおいから来た呼名だそうです。建築材料で言うところの材木名としては「青森ヒバ」のことを指しているようです。
生木の写真入り
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HT …
くわしい解説
http://www.wood.co.jp/wood/m389.htm
施工の例
http://p2222.nsk.ne.jp/sougo/zairai.htm
青森ヒバについて
http://kodate.co.jp/aomori.html
木目の見分け方写真について(臭槇)
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/inumaki.htm
木目の見分け方写真について(米ヒバ)
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/54.htm

耐蟻牲防蝕性については、どんな木材でも、シロアリが襲来したら差別なく食べられてしまいます(ヒバオイルの忌避性が宣伝されていますが、研究室内で飼育調査されている裸のシロアリが忌避することと、蟻道という土のトンネルに守られて大群で食べに来る本物の現実とは全然条件が違うのです)が、少しでも被害を僅少にしたいとお考えであれば必ず芯持ち材を指定するようにしてください。
(でも南方のイエシロアリのいる地域だとそれもあまり功を奏さないみたいです。ヤマトシロアリであれば、芯は食べ残すケースが多いと言われています)
これについては非常に詳しい資料があります。
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/

価格については、工務店や材木屋さんのぶっちゃけたご回答があるといいですね。

URLを見る限りでは、青森ヒバですので、いいものみたいですね。
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この回答へのお礼

大変適切な資料を教えていただきありがとうございました。
一通り見させていただいて、くさまきの言葉の使われ方がなんとなく理解できたように思います。
質問には書かなかったのですが、現場の担当の方は「土台を総称してくさまきと呼ぶんです」とも言っていました。
その辺を知識のない素人の勘ぐりで、私が悪い方向に考えていたのかもしれません。と今は思えるようになりました。
パソコンで自分なりにいろいろ検索したつもりだったのですが、見つけられなかったものばかりでしたので本当に助かりました。

お礼日時:2003/08/06 13:18

2度目のちょっかい、大変申し訳ありませんが、とても気になるセールストークで、周到な予習と注意が必要かと思いましたので・・・



>「土台を総称してくさまきと呼ぶんです」とも言っていました。

「くさまき」の植物学的な呼称から言って、日本国内の一地方の方言ですから、この現場担当責任者さんの発言した「土台を総称してくさまきと呼ぶ」というのも方言かもしれません。

そうであるならば、とても重大な問題になります。

「木材銘柄」としてのクサマキ=米ヒバより高級な国産青森ヒバ、ではなくて、非常に安価で粗悪な土台材を「総称してクサマキです」という名の元に施工されてしまったら、とんでもない詐欺に等しい行為になりますのでご注意下さい。

「土台なら何の木材を使おうと、クサマキと呼ぶ」のがその地方の慣例ならば、何をされるかわかりませんので十分警戒して下さい。

ちなみに、この手の方言までかなり網羅されている、彰国社発行「建築大事典」には、土台の総称としてクサマキ、などという記述は見当たりませんでした。

巧妙なだましの手口でないかどうか、しっかり理論武装して臨んで下さい。
「土台なら全部クサマキで総称」という錦の御旗のもとに、米ヒバよりも更に安物外材なのに、「青森ヒバ」と同等の高価な単価で見積り&請求されたら非常に質問者しさんが気の毒だと思いましたので。。。

しっかり予習して臨んで、相手が言葉を濁したりしたばあいには、消費者センターに相談する旨を、たとえポーズだとしても通告しておかれるほうがよいと思います。

そうすれば、他のお客さんには散々いんちきでごまかしてきた業者でも、本物を使わざるをえなくなるかもしれません。
しかし、材料等の大切な説明でしどろもどろになる「現場責任者」であれば、お里の知れた「その程度」の業者と見てよろしいのではないでしょうか?

もう着工してしまった訳ですから、やめるわけにもいかず、後は上手に彼らを操縦して、ウソがつけない雰囲気に誘導してあげることが最善だと思います。

「この客は、オレよりよく知っていて、しかもうるさい! 従ってインチキはできないなあ・・・」という初期イメージを作り上げておくことが余計な波風を立てずに今後をスムーズにする作戦かと思います。

一生に一度の大きな買物ですから、いろいろな参考書やネットなどで、業者に負けない理論武装を十分身につけてくださいね*
(そういう知識が、あとあとお家を長もちさせるためのよい知識となって、一生モノの役に立ちます!)

☆また、この機会に「工事請負契約書」の条文はしっかり読みなおしておいて下さい。
実印をおしてしまった契約書は、よほど違法犯罪取引きでない限りは基本的に絶対の効力とみなされてしまいます。相手業者が印刷して持ってきた契約書は、消費者には不都合な条文が沢山書かれているものです。
しかし、不都合条文だらけの契約書でもハンコを押してしまったら、従わなければなりません。
そういう場合は、不利な契約書の中で、上手に担当者を操縦してうまく持っていく、しか方法がありませんので気を付けて下さい。

最初は言うことを聞いてくれていた「現場担当者」が、あとで収益を圧迫する過剰サービスをするな!と社長に怒られて、契約書を盾にしてコロっと態度が変わることも有り得ます。

しかしどんな不利な契約書でも、ウソは許されません。
「あなたの説明、それウソでしょう? 他ではみんな違ってますよ」、と切り返せるような予習で、誠実な業務をせざるをえない雰囲気に持っていってはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

二度目の回答ありがとうございます。

<巧妙なだましの手口でないかどうか、しっかり理論武装して臨んで下さい。

と最初、私自身同じような思いで投稿させてもらったのですが、まず、今設置されている土台が何か、ということがポイントだと思います。

altosaxさんに教えていただいた資料で現地のものを見比べると、どうも米ヒバみたいなんですが節が多いところを見るとイヌマキかなとも思えるんで判断に困ってます。

ただ、これまでの経緯を振り返ると、今お世話になっている工務店では、私が接する限り、決め事はお客様主体のように感じます。
あらゆる質問疑問に対して、決して工務店側の見解を押し付けてこないんです。

もちろんいろいろアドバイスはしてくれるんですが、常に私たちに繰り返し考える時間をくれ、そして判断を待ってくれていました。

そのことを考え合わせると、私が抱いた不安と疑念を向こうも確かに読み取って、それをあえて強行に説明するのじゃなく、納得行く形で理解させようとしているのかな、という思いのほうが今は強いです。

もちろんaltosaxさんが言われることを、私も肝に銘じこれからのことを対処していきたいと思います。
世の中何がだめって嘘がいちばんだめだと思います。

ありがとうございました

お礼日時:2003/08/07 13:05

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