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あるマンガをもとにしたアニメを見ました。このアニメには1期と2期があり、登場人物と舞台は同じなのですが、両者はほとんど別物という感じでした。1期のアニメは、ある種のペーソスに満ちた独特の雰囲気を持っており、思わず引き込まれるような名作と言えます。話の運び、図柄、振り付け、会話の内容、声優の声、音楽などがすべて調和し、しっとりと落ち着いて深みのある雰囲気を醸し出していました。
 ところが、2期の方は、話の運び、会話、人物の図柄など全体的に稚拙で安っぽい感じで、1期で感じられた雰囲気や深みはなく、かなり低いクオリティの出来でした。駄作と言ってもいいでしょう。1期を文学作品とすれば2期はほんとにマンガ、という感じです。(なお私は「アニメは原作に関係なくアニメだけで独立したもの」という考えなので、原作は読んでいません。) 
 そこで質問ですが、アニメ製作において、全体を流れるもの、つまり話の運び方とか、振り付けとか、、独特の雰囲気とか、人間描写の深みとか、絵・声・音楽のバランスなどは、主として誰によって決まるのでしょうか。アニメ製作のスタッフには「総監督・シリーズ構成・キャラクターデザイン・美術監督・撮影監督・音響監督・プロデューサー」等等あるようですが、やはり総監督によって決まるのでしょうか?

A 回答 (5件)

場合により違うと思います。



宇宙戦艦ヤマトの場合はプロデューサーが話の内容や作画に指示を出して決めたようです。

ガンダムの場合は富野監督が一人で好きにつくれるようになったZガンダムから内容が違うようになりました。
富野監督は調整役で安彦氏の作画や脚本家が一緒に制作したからガンダムができたといえます。

富野監督は続編がガンダムのようにうまく制作できなかったので、自分の能力だけではガンダムが制作できなかったと理解したようです。

押井監督の場合は、自分が好きに制作した、天使のたまごは、マニアックな作品となり、自分が好きに制作できなかった、パトレイバーや、うるせいやつらでは、娯楽作品を制作することができました。

パトレイバー2から後の作品では娯楽作品とマニアックな作品の中間の作品となりました。


作品ごとに違う内容になる理由は違うので制作体制を分析する必要があると思います。

監督やプロデューサーが自分勝手に制作すればバランスがくずれ、作画が中心のアニメなら作画監督が変わったら、作画のレベルが低下します。

監督、作画監督、音楽のバランスによる作品ならば、誰か一人がいなくなるとバランスがくずれる場合があります。

岡田斗司夫氏は、作品は、ある一時期につくることができる奇跡のようなもので、同じ制作者が集まるとはかぎらない、同じ制作者が集まることができても、続編で、やる気や気持ちが変化すればバランスの違う作品になるということを言っていて、同じ作品をつくることの難しさが分かります。
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割り当てられた予算、そのときのスタッフの心情、スキル、世の中の風潮も影響することはあります。


また、貴方の2作目への過剰に膨らんだ期待等によるギャップなど色々でしょう。
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ガンスリンガーガールのことかひょっとしてハガレンか分かりませんが


誰か一人ということで言えば「監督」です(質問には総監督と書いてありますが総監督が必ずいるわけではないので監督という方が汎用的という意味では適切でしょう)。
ただアニメは絵ですので、1期と2期があった場合、監督が同じでもキャラデザが違えば雰囲気は変わってしまうと思いますし、キャラデザが同じなら監督が違ってもそんなに雰囲気の差は感じないかもしれません。
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まさにハ○ヒのような作品の事ですね。

(笑)

作品の良しあしを決めるのはやはり総監督の力が大きく、その他では制作会社、スタッフの力が関係してきます。

原作の世界観をどのように作品に表わすのか?

時には原作では無いようなストーリーにすることもあります(鋼の錬金術師1期など)

私が監督の力、会社スタッフ、声優さんの力が垣間見えたのはやはり(トラどら!)だと思います。

原作も素晴らしいのですが上記の3つの力が見事に融合した作品です。
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はじめまして。



主に総監督が方向性を決定します。
後は監督(シリーズディレクター)や各話演出、絵コンテ。
キャラクターデザイン。
「リリカルなのは」「ネギま!」「みなみけ」「ハヤテのごとく」「CLANAD」などはシリーズごとに制作会社が変更され、当然スタッフも総入れ替えとなり、その都度作品のカラーが変わりました。
古くは「勇者ライディーン」「ベルサイユのバラ」などは途中監督交代によって、作品のカラーが全く別の物に変貌しているので有名です。
「うる星やつら」は前半の押井守版と後半のやまざきかずお版では、評価にバラツキがあります。前半の破天荒な展開が好きな者は後半は物足りないし、後半が好きな連中は前半を毛嫌いする傾向があります。作画的には後半の方が安定はしていましたが・・・
カラーの好き嫌いはその人ごとに異なるので何とも言えません。

独特の演出で色を着ける方向性の監督もいれば、原作にあくまでも忠実で余分な演出は一切加えない方向性の監督もいます。
前者はアニメとしての作品的評価は高くなりますが、反面原作至上主義者達からは敵視されます。
後者は原作を読んだ方が早いし、面白いのですが、原作通りの展開で原作に忠実なキャラクターデザインが動いていればそれで良しの原作至上主義者には比較的好評です。但しアニメにする意味が無いとも思われます。

小説には小説の、マンガにはマンガの演出があるように、アニメにはアニメの演出があります。
かと言って原作至上主義者は声もデカイので無視するわけも行きません。
昔に比べて制作もやり難くはなっているのは確かです。

もちろん上手い、下手はあります。
自分が面白いと思った監督のその他の作品を見てみましょう。
監督それぞれに色やクセがあります。
下手な監督は何を作らせても面白くありません。
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この回答へのお礼

ご意見をいただきありがとうございました。このアニメ(1期)の監督の他の作品を見てみようと思います。

お礼日時:2010/12/18 23:33

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