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国と地方の債務残高について、 財務省と日銀の発表に大きな差異があります。

例えば、産経ニュースWeb版は次のように報道しています。http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100617/ …

1.「日銀が17日発表した2010年1~3月期の資金循環統計(速報)で、2010年3月末(09年度末)の国と地方を合わせた債務残高の合計が、前年度末比4・8%増の1001兆7715億円」と。

2.その記事中に、「日銀の統計は、国債などの有価証券を時価で評価しており、簿価を基準に財務省が発表する債務残高とは一致しない。財務省では、国と地方の長期債務残高が09年度末で約825兆円になるとの見通しを発表している。」とあります。

3.すなわち、日銀統計は、有価証券を"時価"評価で、1,001.7兆円。 財務省は、"簿価"評価で、825兆円となっているようです。

ここからが疑問です。
77兆円程度保有している日銀の、時価評価と、国債発行側の財務省の簿価評価とで、どうしてこんなにギャップがあるのか、納得できません。
どなたかご存知の方教えてください。
時価・簿価評価以外の、統計の取り方の違いはないでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

債券市場では、100万円の債権を90万円や110万円で売買されることはよくあります。



過去に年利6%で発行された国債は、金利1%の市場では、当然100万円以上で売れます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほどそうですね。過去に高い金利時代に発行した国債の時価は高くなりますので、ご指摘の通りかもしれません。

仮定の数字で試算して見ますと、次のようになりました。

大蔵省(発行簿価)=825兆円、日銀(時価評価)=1,001兆円、評価差益=176兆円。
仮に、発行時の国債金利が1.7%、現在の金利水準が1.4%と仮定しますと、
時価評価は、1,002兆円となり、日銀の(時価評価)=1,001兆円に合います。

 国債、          利率、   金利額
1)発行簿価 825兆円  1.7% =14.025 兆円
2)時価評価 1,002兆円 1.4% =14.025 兆円

(時価評価=14.025兆円÷1.4%=1,002兆円)

このストーリイで正しいと思われますが、日銀に確認してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 14:17

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