プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本のJリーグの外国人枠と同じような感じで、ヨーロッパのリーグにもEU枠というのがあると聞いたのですが、詳細を知っている方、是非教えてください。

A 回答 (3件)

その前に…カテゴリーが野球になってますけど…。

これってサッカーの質問ですよね? 一応管理者に「カテゴリー移動」の申請をしときましたので。
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以前のサッカーの世界では日本のプロ野球の様に「契約が終了してもクラブに所有権があり、クラブの了承を得ないと他クラブに移籍できなかった」のですが、これを不服としたヨーロッパの選手が「欧州司法裁判所」に移籍の自由を訴え、勝訴しました。

「ボスマン判決」

これに寄り「EU域内であればEU加盟国籍所有者の就労は制限されないとしたEUの労働規約」がプロサッカー選手にも適用され、EU内の国籍をもった選手であれば、EU圏のどの国においても外国人として扱われなくなりました。

この規約で選手が移籍しやすくなった反面、自国のリーグに自国の選手が一人もいない(イタリアのチームなのに先発にイタリア人がいない)、金満なリーグトップクラスのチームが自国以外の選手で強化を図って代表のレベルアップの妨げになる等の弊害も生まれています。
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#2の方がおっしゃっているボスマン判決ですね


これが出来たのって15年前です それ以前は本人が試合に出たいので移籍希望をしてても
クラブのOKがなければダメでした。 ジャン=マルク・ボスマン(当時ベルギーの2部)が2年の契約を満了しフランス2部のクラブに移籍しようとしたのですがベルギー2部のRFCリエージュがこの移籍に難色を示しボスマンの所有権を主張して移籍を阻止しようとしたんです。これに対してボスマンはクラブに対して所有権の放棄を求めてベルギー国内の裁判所に訴え出た。この訴訟はボスマンの全面的な勝訴に終わりました。

これで終わってればそれまでの話だったんですがボスマンはUEFAを相手取り2つの裁判をします
1.クラブとの契約が完全に終了した選手の所有権を、クラブは主張できない
つまり契約が終了した時点で移籍が自由化される事の確認
2.EU域内であればEU加盟国籍所有者の就労は制限されないとしたEUの労働規約を、プロサッカー選手にも適用するべきであるってのを主張を欧州司法裁判所にします。
その後いろんなプレッシャーを受けながらも2つともボスマンの勝訴となってボスマン本人はサッカー選手としては無名ですが
サッカー関係者には知らない人がいないレベルになりました

ただこれでクラブ的には弊害が出ます 本来は移籍元に入る予定の移籍金が入らなくなりました
そこで5年とか6年とかって感じで長期契約を結び契約期間が残っているのでそれを買い取りって形で移籍金のようなものを
手にするって方法になりました。

あくまでEU加盟国が条件ですので たとえば イタリアリーグの場合 イタリア人以外は本来は外国人扱いで
各国定められた外国人枠登録となるんですがEU国籍を持ってれば外国人枠にならないとなりますので
インテルなんぞピッチに立っている選手全員イタリア人以外なんてのもあります(笑)
ただ出身が外国籍でもEU圏内に祖母がいてるとかそんなのでEU国籍を取る選手もいてます
選手としては選択肢が広がったんですが いろんな弊害もあります。

一時jリーグでも同じようにアジア枠として取り扱うなんて話もありましたが今のところ頓挫しています
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。クラブとの問題もあったなんて知りませんでした。ヨーロッパでのEU枠の大切さがよくわかりました。

お礼日時:2010/12/24 22:58

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