プロが教えるわが家の防犯対策術!

ガソリンスタンドの周りに行くと、呼吸により揮発したガソリンを吸い込んでしまっている(?)と思うのですが、人体に有害性はありませんでしょうか? 隣にガソリンスタンドがあるアパートやマンションの場合でも、2階以上に住んでいても室外機から細かいガソリンの成分入ってきて害があるのではないかと考えてしまうのですが… 換気機能が付いているエアコンにより室内に臭いは入らなかったとしても、気体となった細かいガソリンの成分は吸い込んでしまい、人体に害となりませんでしょうか? ご教示下さいますよう宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

有害性が疑われる化学物質については、PRTR法と言う法律で放出する量を報告する義務があります。


ガソリン内に報告義務があるとさている物質は3種類で、その有害性は高くないとされています。
尚、灯油と軽油には報告義務対象成分は無く、それ以外の販売品にも蒸発による有害物はありません。
過去のガソリンには発ガン性の恐れが在るベンゼンが一定量あったため、PL法の危険表示にその旨を記載する事になっていましたが、現在は報告義務があるレベルの含有はありません。

ガソリンスタンドはベーパーリカバリーと言う蒸気回収装置が付いているので、その構造から大気中に蒸発するのは、ローリーがら地下タンクに落とす時と、車に給油する時にしか大気に蒸発する機会は無いので、従業員以外で一番吸い込む可能性が高いのはセルフ給油の場合のドライバーでしょう。
と言うのは大気中に蒸発するガソリン中の有害(の恐れが在る)物質量は少ない上、放出場所からの距離の3乗で薄まっていくからです。

PRTR法で集計される放出有害物質は300種類程で、事業者が事業所で放出するものが対象であって、個人の生活活動で放出されたり、自動車からの排気中のものは対象外ですから、ガソリンスタンドの近隣の空気中であっても、圧倒的に他の排出源から来た物質が多い筈です。

要は、国も関心を持って監視している中で、ガソリンスタンドの周辺に対する有害性は一定レベル以下に抑えられており、事故等が在っての事態以外に気にされる事は無いと言う事です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても勉強になりました! ありがとうございます!

お礼日時:2011/03/03 20:40

普通、室外機からは外気は入ってきません。

ご心配なく。

ガソリンの有害成分はトルエン、キシレンなどですが(ベンゼンは最近少ない)、臭いがしなければ、ほとんど平気でしょう。(トルエンの臭気は0.05ppm程度から感じます。それに対して室内の指針値は、0.07ppm)

ただ、一度化学物質により、アレルギーを起こした人、化学物質過敏症の方であれば、影響が出る可能性は0%ではありません。また、風向きなどで臭いがするのであれば、引っ越すなり対策をとったほうが良いかも。

シックハウスで検索すると、いろいろ参考になります。例として↓

http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/sickhouse1. …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やはり何かしら影響はありそうですね。ありがとうございました!

お礼日時:2011/03/03 20:40

大規模な原油流出事故などでは気化ガスが問題になってます。



なので、薄い気化ガスでも、長い期間なら影響有りそうですね。
ホルムアルデヒド過敏症などの体質にもより、影響の大小は有りそうです。

 どのくらいの濃度なら、どのくらいの期間で何人ぐらい影響を受けるか、
 具体的に証明されていないだけ・・・


ディーゼルエンジンの黒煙が花粉症の原因と言われだしたのだって最近だし・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

時間が経って初めて分かることも多いですし、難しいですよね。 ありがとうございました!

お礼日時:2011/03/03 20:59

気化したガソリンはヘルシーとは言えませんが、ガソリンスタンドの隣に住んでいる程度であれば無視していいです。


気化したガソリンは大気汚染物質のひとつなので、大気放出が規制されています。
販売している隣であっても、そもそもどんどん蒸発していっている訳ではありません。

健康に害があるくらいに蒸発していれば、その部屋には臭くていられません。
それくらいの濃度で初めて害がある、というレベルです。
スタンドの隣に比べたら、女性が使うマニキュアの除光液の方がよっぽど吸引する濃度が高いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おっしゃる通りですね! ありがとうございました!

お礼日時:2011/03/03 20:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!