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°F、lb、oz、mile、mph、feet、レターサイズ。
色々と単位が独特に感じます。
ちなみに色々調べたところ、上述の単位を使っているのは殆ど北米ばかりで、それ以外の地域ではあまり使われていない様です。
世界的には
℃、kg、g、km、km/h、m、A(0~6)。
日本でよく使われる、こちらの方が一般的な様です。
また、北米でもカナダとアメリカ合衆国では単位が若干違う様です。
アメリカは最初に書いたものをほぼ使っていますが、カナダはその折衷みたいになっています。
現地の人に聞いたら、温度は、℃も°Fも両方使うし、重さはlbやozの方が普通だし、距離や速度はkm、km/h、m。
紙のサイズはレター系を使うのが一般的な様です。

北米地域の人と物の単位が絡む事について話すと、言葉の問題のみならずこれでよく引っかかってしまいます。
前にカナダにホームステイした時、ホストマザーが「冷凍ピザをオーブンでXX度で温めて食べておいて下さい」と置き手紙をして行った時には、単位をすっ飛ばして°とだけ書いていたので、°Fと℃のどっちに合わせるべきか悩んでしまいました(オーブン本体にも二つの目盛りがついていました)。
この場合は、400°と書いていたので、さすがに℃だと炭になる温度なので、°Fで合わせた所そちらが正解でした。
けど、どっちに合わせるべきか悩んだのは間違いありません。

また、カナダで印刷物を出す時、日本で元々作っていたテンプレートがA4サイズをベースに作っていて、レターサイズに印刷するとアスペクト比がズレて見苦しくなる訳でどうしようか悩んだ結果、わざわざリッチモンド(バンクーバーの隣町。当時バンクーバーに居ました)のアバディーンセンターにある、ダイソーまで行き、わざわざA4のコピー用紙を購入して印刷するという七面倒な事になりました。
A寸はB寸と異なり、世界規格なのになぜか北米だけがレターサイズを使いたがるのでとても気になります。
また、用紙をバインダーに挟む時、パンチで穴を空ける時も、ファイルに挟む時も、紙のサイズ規格が違うので、日本の物が何一つ使えず、全部あっちで新しい物を購入する羽目になりました。
スーパーの買い物の時も、生鮮食料品のお値段がlb単位なので、安いのか高いのかとても悩んでしまいましたし、体重や身長がどれぐらいと表現するのも難しく感じました。
車は運転しませんでしたが、もし国際免許証を持って運転することになったとしたら、速度がmphとkm/hで違うので、どれぐらい速いのかピンと来ないので不安に感じます。

どうして北米では、他国と違ってメトリック単位を使わず、インペリアル単位を頻用するのでしょうか?

A 回答 (5件)

夫はアメリカ人のエンジニアです。

日本や韓国の会社の方と一緒にサウジアラビアで働いています。夫も、早くメートル法に治して欲しい、と、つい先日、愚痴を言っていたので、お知らせします。

そもそも、最初にアメリカに移住したのはイギリス人で、独立戦争をしたとはいえ、いまだにイギリスはアメリカから見ると、最大の友好国であり、親しみを感じるようです。建国の父と呼ばれる人たちも、やはり親しんだイギリスの習慣は捨てがたかったのでしょう。

メートル法は地球の子午線を基準にしていますから、物差しがないと手も足も出ませんが、1インチはだいたい親指の長さ、1フットはだいたい靴を履いた男性の足の大きさ、1ヤードは大きく一歩みたいにして、物差しなしで計れます。開拓民が東海岸から西へ西へと向かっていった時に、物差しなしで大きさが測れるのは便利だったと思います。

大国主義というよりも、一人ひとり見てみると、気持ちは今でも開拓民だと思うのです。

他の国のことを知りたい、とか、外国語を習いたいとか、海外に興味のある人は、日本に比べて格段に少ないと思います。そんなこともあって、”世界のスタンダード”に興味がなく、自分のところで不便がなければ、変化を好まない人が圧倒的多数です。

ただ、自動車が出来た時にはなぜか、左ハンドルで右側走行になりました。これは、日本がイギリスと同じで、アメリカがヨーロッパと同じです。これも一体どうしてか、ちょっと不思議ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
文化的な問題が結構絡んでいるみたいですね。

とはいえ、単位が他国と違うということは、色々な面で不具合になるので、いずれなんらかの方法がとられると良いですね。

お礼日時:2011/02/16 14:57

こんにちは。

アメリカ在住です。直接の答えにはなっていないのですが・・・。

主人は外国人ですが、大学で化学の研究をしています。
化学の分野ではアメリカでもメトリック単位を使っているようです。大学の研究グループには大半が外国人でメトリック単位は不自由はなく、アメリカ人の学生も普通に使っているようですが、化学の分野での温度としてはわかっても、体感気温として摂氏の感覚はないようです。それで思い出すのが、他国で水温2℃の池で泳いだ人のニュースがあり、アナウンサーが、2℃ってどれぐらい冷たいのかわからない、とこぼしていたので、感覚としてわからないんでしょうね。我が家の小学生は現地の学校では温度や長さなど両方習うようです。

最近はメキシコやヒスパニック系の人たちが増えているからか、英語とスペイン語表記のものをよく見かけるようになりましたが、同時にメトリック単位が併記されている食料品や日用品が目につくようになりました。自分が長年気がつかなかっただけなのか、最近のことなのかわかりませんが・・・。それでもブルーベリーのパッケージにオンスだけで書かれてるのを見た時は、主人と2人で、「わからない・・・」。

10年ほど前にカナダのケベック地方と国境がある州にいましたが、高速道路の標識に新たにkm表示が併記されたことを思い出します。ケベック地方のカナダ人と話しても、アメリカの単位は嫌だそうです。

車にはmphとkm/hと併記されているので、どのぐらいのスピードかはわかると思います。高速道路で郊外だと速度制限が65mph(104km/h)や州によっては70mph、市街地に近いと55mph(88km/h)となっていますが、道幅が広いので、そんなに速い感覚がなく、車間距離も日本と比べてかなり狭いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
単位が複数あって、あっちの人はあっちの人で苦労しているのですね。

お礼日時:2011/02/21 18:56

質問者の意見に同感です、アメリカは大国意識が強く、フィート、インチ、マイル、オンスと、大変不便です、英国も同じようにポンドを使いま

す、カタログや取り扱い説明書に、最近になってメートル表示が明記されるようになりました、ボルトやナットなどは分数によるインチ表示が多く、互換性がないのも不便です世界のボルト、ナットはISO規格です、そもそも、米国の工業品は外国に輸出しようという気持ちがないのか、アメリカは大国意識、先進国意識だけ高く、無理やり米国の規格を押し付けます、しかも数値に単位を付記せず、´をつけるだけで、いつも不便です、仕事で米国製品を扱うので日本人感覚では、米国人のおおらかさには困ります、取扱説明書にイラストがつかないのも不便です、日本語に訳せない取り扱い説明書もあります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自分も本当に思います。

ナットやボルトといえば、特にPCを組み立てる時に、インチネジとミリネジがあり、結構困る要因になっています。
HDDはインチネジ、FDDやCD(DVD,BD)はミリネジ、拡張スロットはインチネジ。
ある程度こういう決まりがありますが、ケースや機種によっては違ってることも多々あります。
特にケースのスペーサーの穴、スペーサー自体の穴に関しては、全く統一規格がありません。
間違ってねじ込むとネジ穴を破壊したり、ネジ山をつぶしたりという事になり、故障してしまいます。
たまに自分も間違えます。

また、単位を書かない人は結構いるようですね。
単位が結構明確な日本でさえ、単位を抜かすと理科や数学のテストとかでは、点数が半分になったりするというのに。
また取り説にイラストがないというのは、なんか向こうの人も困りそうですが、困らないんでしょうかね。
日本は近年、PC部品など完成品ではない物はかなり輸入に頼っていますが(殆どが米国企業や台湾企業製、製造中国工場など)、日本語の説明書がなんとかギリギリついてきた物であっても、翻訳が粗末で日本語になっていない所があったり、書かれてないといけない仕様が全くすっぽ抜けていたりします。
日本語の説明書はなくても構いませんが、英語でも日本語でもいいから、せめて必要事項は抜かしたら間違いの元だと感じます。

紙のサイズに関しても、文具を大量に買い替える羽目になり、また米国の資料と他国の資料を一緒に綴じられなかったりと、困る事がいっぱいです。

お礼日時:2011/02/15 21:29

あまり大げさな理由づけをするのもどうかと思いますが、米国は善きにつけ悪しきにつけ民主主義の国だからということでしょう。

国民が米国という国の方向性を決めてきました。単位についても同じことです。
自分たちが便利だと思う制度を使い続けているだけ、ということだと思います。

これが日本だったら、一部の官僚の恣意的なコントロールで「国際的標準であるメートル法以外は使うべからず」と号令がかかるでしょう。アメリカではそういうものが許されないのです。国民が反対する制度を導入しようとすると、それを推進する議員や大統領は落選し、官僚たちはクビになります。

米国の人も自分たちは国際的に違っているということは意識しているようです。今の40代の人たちが子どもだったころに、一度メートル法にしようとしたことがあるようですが、定着しなかったようです。

米国は広いですからね。米国だけでほとんどのことが充足してしまいます。国際的に自分たちがずれていたとしても、各個人レベルでそのことを実感することはあまりない。
問題意識がまるでないのに、わざわざ社会を大混乱に陥れるようなことを選択することはしません。多様性に対して寛容な国ですから、単位だって違っていたっていいじゃないかということになる。
この辺は、毎日の生活が海外からの資源に依存している意識が高い日本人には、到底理解できない感覚です。

でも単位の違いは騒ぐほどのことではないと思います。十分克服可能ですから。
旅行者や短期留学生は困るでしょうけど、異文化体験のイベントの一つとして楽しめばいいんじゃないでしょうかね。
ボクはもうmphでもFahrenhetでもlbでもgalonでも気にならなくなりました。MPG(Mile per Galon)はまだとっさには計算できないときがありますけどね。
Letterサイズも三つ折りすれば封筒に入れられるので、それなりに便利だなと思うようになったし。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ある意味、アメリカ式の「ガラパゴス化」をしているのかも知れませんね。
日本に限らず、アメリカは土地も広い上に、事実上世界の最先端を引っ張っている国であるため、相対的に国際規格に一致しないものであっても、困る人が少ない(というか困る人は外人や外国に行く人だけ)というのがあるみたいですね。

お礼日時:2011/02/15 03:26

簡単に言えば、事実上世界を導いているのがアメリカ合衆国ですから、その国の制度を変えることは猫の首に鈴を付けるよりも難しいということです。



現代文明をリードしているのはアメリカですが、それ以前のイギリスを含めて、単位系はヤード・ポンド系が使われてきました。
機械類は部品を含めてインチ、フィートなどで設計・製作されています。
アメリカの規格をご存知の方であれば、単位系が何に関係しているかおわかりかと思いますが、ミリタリー・スタンダード、つまり武器・兵器といった軍事が深くかかわっています。
もしも単位を変えたとしたら、軍備いっさいがっさいを変更しなければなりません。
これはできませんね。(お金、時間、手間、そして軍事的に)

アメリカは、単位系を変える必要を感じていないし、もはや変えることができないのです。

OKWAVE での過去質問に以下のものがあります。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1671853.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1980926.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

まあ、軍って良くも悪くも、最先端技術の先駆けになる上に、命が掛かっているミッションクリティカルな機関なので、単位の変更とかは難しいんでしょうかねえ。
世界規格とズレたものが、なぜか事実上の標準となってしまうと、困るっちゃ困りますね。
日本の話ですが、A寸とB寸の紙を同時に買った所、小振りな印刷にB寸が使えると思いきや、実際のところまったくつぶしが利かず、プリンタのペーパーカセットの本数も足りないので、常設もできないわで、早期に使い切る事を目標とした、個人的な文書や覚え書き用の紙になっているのが現実だったりします。

お礼日時:2011/02/15 03:22

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