プロが教えるわが家の防犯対策術!

野球に詳しくないものです。

実際の野球で、打者として

1.速いけど軽い球
2.重い球

と言うのはあるのでしょうか?

そう思わせるという意味でしょうか?
それとも、回転の具合で違いが生じるということでしょうか。

剛速球と速球は意味が違う言葉でしょうか。


よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

この話題は以前からこのサイトでも他でもよく議論されるものです。

そして多くは回転数の違いなどと説明されてきました。

「ボールの回転の違い」はあながち間違いではありませんが、最近ようやく納得できる説明にたどりつけたのでここを借りて説明致します。

まず速球投手と呼ばれている人たちは主に下記のように分けられます。

1.縦方向の強いバックスピン(回転方向が垂直に近い)がかかり、浮き上がるような速球を投げるピッチャー。例えば最近では阪神の藤川投手、昔なら巨人の江川投手。勝負ダマは高めの速球です。実際には150キロくらいでは浮き上がりはしないのですが、重力による落下が少ないので、バッターはボールの下を振ってしまいがちです。(つまりバッターの予想より上をボールが通る、という事ですね。)詳しく言えばフォーシームで縦回転を強くかける投手がこれに当てはまります。

  実はこのボール、重力に逆らう分、運動エネルギーを少しロスしていて意外とスピードガン表示は速くないことが多いですが、バッターの予想より上を通る分、バットに当たるとフライになりやすいのです。
  この現象を一般的には「球質が軽いから上がりやすい」と表現していることになるようです。

2.次がスピンが傾いていて浮き上がらないけど腕の振りの速さで速球を投げるピッチャー。例えば最近では日ハムのダルビッシュ投手、昔なら阪神の江夏投手ですかね。もちろんこれらのピッチャーも高めで空振り取ることもありますが、勝負ダマは低めの速球です。腕の振りに重力が加算されるので、浮き上がるようには見えませんがスピードガン表示は意外と速くなります。低めで勝負してくるし浮き上がらないので、バットに当たるとゴロになりやすい。「ゴロになる=球質が重いから上がらない」と表現することになるようです。ツーシームで投げる→バックスピンではない→微妙に変化して落ちる→ゴロになりやすい、とも言われています。

3.スピンも腕の振りもそれほどではないけど、フォームに特長があってボールの出所が見えにくい、あるいはボールを離す場所がバッター寄りである、というピッチャー。最近ではソフトバンクの和田投手、昔なら巨人の角投手ですかね。このタイプは球質の議論とは別なので、ここでは詳しくは説明しませんが、実はプロ野球ではここが一番大切らしいですね。

つまり球質の重い・軽いはスピンの角度と勝負ダマの高さが、結果として表現されていると思います。

剛速球や快速球は投手のフォームや体型でイメージされることが多く、例えば昔は阪急の山口高志投手や巨人の別所投手のようなのが剛速球。長身・細身で腕をムチのように振って投げた西武の郭投手や西口投手のようなのが快速球、こんなイメージではないでしょうか?

物理的に言えば同じ重量のボールを同じ初速で撃ち出したら、その運動エネルギーは変わらないはずですからね・・・・

いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

野球って面白そうですね。
男同士の野球論は酒飲んで始めると終わらないのがよく解ります。
でも、実際言葉として、軽い球重い球というのがあるわけですから、理由はあるんでしょうね。

もっとも、学生のトップクラスやプロ野球での領域となると、私が理解するのは遠く及ばないかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/16 19:53

既に正解がありますので遠慮しようと思いましたが、一言だけ。


ANo.2さんのお答が、経験者としての感覚になります。感覚だけでなく、真実です。重いボールというのは、極端な話、まるでソフトボールの球を打っているような気になります。

とはいえ、思い込みによる真実(?)かもしれませんので、現役当時の気持ちを思い出したりしてみました。

そうしましたら、まず、投手のフォームで、球腫の重い、軽いを推測していたと気が付きました。
野球センスが良さそうで、綺麗でスマートな、スナップの効いた投法のピッチャーの球は軽く見え、余りセンスが感じられない、無骨な、独特の特異性を持ち、しかも、肩回転による投法のピッチャーの球は、重く見えます。

軽いと判断しますと、当てるだけでボールは遠くに飛ぶ筈で、打つ側としては、力まずにミートすることだけを心掛けますから、肩の力が抜けている分、強い打球になりましょうか。一方、これは重そうだなと判断すると、思わず、球威に負けまいと力みが入ります。肩に力が入って、ヘッドが速やかに回りませんから、ボテホデの打球になりがちです。

プロ選手でいえば、ダルビッシュのボールは軽そうに見え、楽天のまーくんや、今、話題の祐ちゃんのボールは重く見えます。まーくんや、祐ちゃんに対しては、打者か力んでくれる分、投手が有利になります。ダルビッシュに対して、力みかえってしまう打者というのはいません。ダルビッシュも、そういうことは承知していて、だからこそ、今オフ、体重増(筋量増)によって、軽さをカバーしようとしているのだと思います。

なお、剛速球は重い球、速球とか、快速球と言ったら軽い球ということになります。
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この回答へのお礼

よくある質問だったのですね。
しかし、面白い見解ですね。参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/16 19:46

回転が多い少ないに限らず重い球は重いです。

投手として、回転数を増やすのは当然のことで、かつ重い球が理想となります。事実、重い球を投げたいから回転数を減らそうとする投手はいません。

 では、重い球とは何かというと(ボールを受けたり、打ったりした際にしかわからないものですが)、一般的に体重が乗ったボールということになります。これは、ピッチングフォームに起因するもので、下半身主導で腰が入っていて、前側の肩や足が開かずにボールに体重をを乗せて投げるボールとなります。当然体重が重ければ、そういった技術的なことを無視しても重い球は投げれるでしょうが、そういった選手が技術的なことをマスターすれば重くかつスピードのある球が投げれるでしょう。投げるという動作は二軸回転で成り立っており非常に難しいものですが、自分の体を正しく使うことができれば、体重に比例して重い球が投げれると思います。ですから、体重が軽いよりも重いほうが、身長が小さいより大きいほうが当然ボールの質は良くなることが多くなります。(ただし絶対ではありません。当然筋力や地肩の強さ、スナップの強さなど様々なことが関係します。)

 ただし、投手の投げるボールが回転数が多いとスピードが上がるように、打者の打つ球も回転数が多いとよく飛びます。したがって、回転数が多いストレートを力負けせずに芯でとらえればよく飛ぶというのは事実です。

 剛速球や快速球という言い方は、イメージが強いと思いますが、芯でとらえられても飛びにくいのが剛速球で、芯でとらえられないようにボールの伸びや切れがあるボールを快速球と呼ぶことが多いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になり、また、よく解らない部分もありますが。
でも、好きな回答文です。なんか、親切心が伝わります。嬉しいです。
行きつくところは、「物理」?舐めてたかもしれません。
「体重を乗せる」というのも興味が出てまいりました。

お礼日時:2011/02/16 19:07

実際に打って見ると分るのですが、確かに重い球と軽い球が存在します。

その原因については推測でしかないのですが、スナップの効いた回転数の高いボールが軽い球で、回転数があまりない球が重い球ということではないかと監督を含めた野球部の仲間内の認識でした。たぶんそれで正しいのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ということは、変化をさせる目的がなければ、回転しない方が良いということでしょうか?

お礼日時:2011/02/16 18:56

回転・体重の乗り方・などで重い軽いと言われることが有ります。

回転の少ないほうが重く感じるようですね。速球の更に早いのが剛速球でしょうか。回転の多い速い球は芯を食えば良く飛びますが、回転の少ない球は芯を食っても飛び難いようですね。
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この回答へのお礼

剛速球も速球も、特に分類がハッキリしてるわけでなく、
表現の仕方ということなのですかね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/16 18:54

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