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今朝の新聞などを見ましても、最近は司法書士が弁護士のような仕事をしているのをよくみかけます。

確かに裁判の数に比べて弁護士が少ないとして、「司法試験」がやさしくなったと聞きますが、またそれゆえに弁護士が急に増えたともデータででています。

しかしそれならなおのこと、なぜ「司法書士」に、むつかしい試験と勉強をしてきた「弁護士」と同じような行為資格を与えるのか理解できません。

「司法試験」と「司法書士試験」は根本的にレベルも違うと思いますし、今まで「登記屋」として働いていた者が「弁護士活動」を行うのに、私自身は不快感を感じます。

これは今後も続くのでしょうか?
また、将来、弁護士が十分に増えた段階で、司法書士に弁護活動さすようなことへの制限があるのでしょうか?

A 回答 (1件)

私も素人ですが・・・。



司法試験と司法書士試験では、試験レベルも異なります。
しかし、増えたといっても弁護士の数はまだまだ足りません。
司法書士は、もともと登記だけの専門家ではなく、裁判関係書類の代理作成なども専門領域となっています。ですので、法改正前から本人訴訟などのサポートなども行っていた人も多いことでしょう。

さらに、ただの司法書士であれば、以前からと同様で裁判書類の代理作成までしか出来ません。改正後にできた研修や試験を合格し認定されることで、簡易裁判所の範囲などに限って代理人となれるのです。
ですので、認定を受けてもすべての代理行為ができるわけではなく、比較的小規模な訴訟を取り扱うのです。

依頼者は、認定司法書士の範囲の業務であれば、弁護士と認定司法書士を選ぶことが出来ることになるのです。規制緩和などからのものですから、一度認められた業務を取り上げることは出来ません。弁護士といえども、試験による評価以外に、営業力とスキルが求められるようになっていくだけでしょう。

私の知る限りでは、弁護士が弁護士業務で食べていけずに、塾講師などのアルバイトをすることも多いようです。逆に行政書士や司法書士で数千万円を稼ぎ出す人も少なくないようです。

認定司法書士の多くは、弁護士と提携していると思います。荷が重ければ弁護士へ依頼することも可能ですし、弁護士が扱いきれない数の案件があれば、軽いものから司法書士へ依頼することでしょう。将来的には、司法書士が弁護士を雇うようなことも出てくるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

早速のご回答を頂き、ありがとうございます。

そうですね。回答者様の説明はよくわかりました。
参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/18 18:31

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