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福島第一原発の一号炉で、窒素注入、「水棺」と次々と「手」を打っています。
一見、作業が順調にはかどっているように報道されます。
しかし、逆に一号炉で何か「緊急」な事態が差し迫っている証拠のような気もします。
現場は焦っているのでしょうか?
やはり、臨界、メルトスルー、水蒸気爆発という最悪シナリオが進行中なんでしょうか?
教えてください。

A 回答 (2件)

>やはり、臨界、メルトスルー、水蒸気爆発という最悪シナリオが進行中なんでしょうか?



うまく冷やしておかないと、そうなる可能性は高いと思いますが、冷やすために入れた水がどんどんもれてしまうので、その水を処理しなくちゃいけないんだけど、貯めておける場所が足りなくなりそう。 どうしたもんだか? が今の状態じゃないかな。
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この回答へのお礼

早速の回答有難う御座います。
「あたふた」している印象がありますね。
現場の危機対応が伝わってきます。
わかりました。

お礼日時:2011/04/22 09:40

なぜ「水棺」かというと、消去法的な選択の結果だと思います。


燃料棒を抜いて適切に管理し、住民が許してくれようものなら、
5号炉、6号炉で商業的発電を再開したい意向だと思います。

まず、放置すると燃料棒の温度が上がり、放射性物質が蒸発して
空気中に放出されます。3月15日くらいに東京の放射性物質の濃度が
急に上昇したのは初期に炉が高温になったのが原因と思われます。
その後、注水して炉の冷却を開始して、炉心の温度を下げることに成功し、
空気中の放射性物質はかなり減りました。しかし、大量の放射能で汚染された
水も発生しました。
ベストは循環水で冷却できればいいのですが、高濃度の放射性物質のため、
そのような設備を作ることができません。そこで、大型の密閉施設を造り、
それで原子炉を囲み、大量の水を入れ封印します。そうすれば、表面積が
巨大になるので強制冷却しなくとも自然冷却で水温は一定に保たれるはずです。

>やはり、臨界、メルトスルー、水蒸気爆発という最悪シナリオが進行中なんでしょうか
順番としては水蒸気(水素)爆発、メルトスルー、臨界だと思います。
すでに水素爆発についてはほとんどの炉と建屋で確認されています。
1号炉についてはメルトスルーに近い状態であると推定されています。
臨界についてはある程度の燃料が集合しないと起こりません。
メルトスルーしたときの燃料の残量と炉の底部の形状、減速材としての
水の有無が重要だと思います。
ただ、残苑ながら1号炉はすでに半分以上の燃料棒が流出しているようで、
逆に再臨界の可能性は低いでしょう。
「冷たい原子爆発」と言えます。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
自然冷却ということなんですね。
わかりました。

お礼日時:2011/04/22 09:38

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