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丁度テレビを見ていたら、孔子のことテ-マでやっていました。そのなかで孔子の生まれた都市では4分の1のひとが孔をなのる性だとか、、、。
そういえば、中国なんかだいたい漢字3文字でフルネ-ムみたいで、同じく韓国も金に代表される苗字で同じく3文字フルネ-ムみたいなんですがあれでは同姓同名多くなり間違い無いのでしょうか?
ずっと疑問に思っていました。教えて下さい。

A 回答 (3件)

すみません,ちょっと書き方が言葉不足だったところがあったようです。

(締め切られてなくてよかった)
韓国語では漢字の読み方の種類が日本語より多い,というのは,一つの文字の読みということではなくて,「漢字の音読みとして使われる発音の集合」のことです。
日本語で言えば,漢和辞典の音訓索引に出ている漢字の読みのうち,音読みだけを全部並べましょう。「ア」(阿,亜など)から始まって「ワン」(湾,腕など)までずらっと並びますね。
韓国語でも同様に,漢韓辞典の音読みをずらっと並べたと思ってください。そのとき,日本語のときよりも種類が多いみたいだよ,という話です。

一つの漢字に対する読みでいうと,韓国語では(中国語でも)一字に対して一音が対応するのが普通です。
たとえば,「生」と書いてあれば常に「セン」と発音します。日本語ですと音読みでも「セイ」「ショウ」と2つありますし(ほとんどの漢字が「漢音」「呉音」の2つの音読みを持つ),さらに訓読みまで入れたら「なま」「いきる」「き」…とさらに増えますね。
そういう意味では,漢字の読み方は日本語よりも楽です。
ただ中には1文字で2つ(以上)の発音をするものがあり,意味によって使い分けがあります。韓国ではよく国語の入試問題で出るようです。
例えば「金」は「金属(メタル),きん(ゴールド)」の意味のときはクム,人名はキムと使い分けます。
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この回答へのお礼

度々ご丁寧にありがとうございます。
良い勉強させてもらいました。長い間疑問に思っていたこと、一つ解決しました。

お礼日時:2001/04/25 08:59

えーと,中国の姓名事情には詳しくないので,韓国について答えることにしますね。


韓国は「姓1文字,名2文字」が圧倒的多数で,「1文字+1文字」がそれに次ぎます。
2文字の姓も若干あります(「司馬」「諸葛」など昔からある中国由来のものと,2字姓の日本人が韓国の国籍を取得したために増えたものがあります)が,かなり稀です。
韓国語では漢字は音読みしか存在しません(うんと昔は訓読みすることもあったが)。
ただ,韓国語は日本語より母音の数が多いので,漢字の読み方の種類も日本語よりは多いです(ちゃんと数えていないので未確認ですが)。なので,思ったほど同姓同名は多くありません。

姓の種類は274種類だそうです(下記ページによる)。5万とか10万といわれる日本と比べると遥かに少ないです。(どちらも数字が不確かですみませんが,少ないのは確かです)
特に金(キム)李(イー)朴(パク)の3大姓などになると,学校の1クラスに何人もいるのが当たり前で,ソウルの金浦空港で「キムソンセンニム!」(キムさん!)と呼ぶと10人はふりかえる,などと言われたりします。
なので,フルネームで呼ぶ場合が日本よりもずっと多いです。

出身地(というか一族の先祖が生まれた地域といわれている)を表すのは「本貫」(ほんがん,ポングヮン)です。「金海(キムヘ)金氏」のように,姓の前に付けますが,呼びかける時に本貫を付けて呼ぶことはありません。
本貫を同じくする人々の結束は非常に固く,初対面の人同士でも姓と本貫が同じ(同本同姓という)だと分かった途端,まるで幼なじみに再会したかのように盛り上がるといいます。
ただし,同本同姓の男女は結婚できないというルールがあり,このルールがもたらす悲哀物語とか心中事件もあったそうです。
なお,従来からこの規制を撤廃すべきかどうかという議論が沸騰しており,最近(99年),民法の改正で法律的には結婚できることになりました。

参考URL:http://www.wnn.or.jp/wnn-asia/essay/06.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。凄い内容ですね、百科事典みたいです。ある意味事典よりはやいかも、こんなにたくさんタイプしていただいて本当にご苦労さまでした。そうなんですか、読み方がたくさんあるとはしりませんでした。日本だったら*金*はキンかカネだけですもんね。勉強になりました。

お礼日時:2001/04/23 20:21

中国では李・王・黄・張・陳などが多いように見受けられます。


韓国では金・白・李などが代表的な苗字でしょうか。
同姓同名はそれほど多くないような気がしますが、同じ苗字が非常に多いことによって、混乱することもありますネ。そのため、中国ではフルネームで人を示すことが多いですネ。
韓国では『京畿道の李』といった出身地をつけた言い方もあるようです(これは同一出身地の同一苗字同士の婚姻が原則不可であることに起因するのでしょうか)。
日本でも地方の農村などで村中が同じ苗字という地域もありますネ。それに近い感じでフルネームとその他の情報を合わせて個人を識別しているということですネ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはりそうですね、だって3文字の組み合わせじゃ限界ありますもんね。このあいだまでやってましたね日本も、お寺の横の貴チャン、とか井戸とこの善坊とか、、、。

お礼日時:2001/04/23 20:13

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