宇都宮以北へ行く可能性のある、30歳の女性です。
どなたか、地上から1,2mほどの地点での放射線量の値を、知っている方、またはサイトをご存知の方、教えてください。
役場に電話確認したところ、発表されている数値は気象観測所にて、地上から10~20mという普段歩く場所から遠い地点…。
1,2mほどの地点での放射線量の値を測る予定はないそうで…。
恐れているのは外部被曝よりも、内部被曝です。
地上から風で放射性物質が巻き上げられ、呼吸により体内に入ってしまったり。半減期の長いセシウムなど、害があります。
将来、結婚して元気な赤ちゃんを産みたい。だから、被曝を極力避けたいのです。
電話でお話した栃木の役場の方は「栃木は大丈夫ですよ」と話してましたが、その根拠をきくと、「原発から140km」、「皆普通に暮らしてますから」。
ちなみに、道路を掃除したり、校庭や公園の表土を削る作業もする予定はないそうで…。
内部被曝に詳しい方、情報を下さい。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
度々で申し訳ありません。
>私の不安感は、ひとえに各省庁の屈託のありすぎる対応故でしょうね…。
>文科省に対しては、SPEEDIのデータの発表に関してと、子供も妊婦も一緒に上限20mSvと決めつけた事。
不安感・・・その点は私も理解は出来ます。
情報の出し方が下手なのと、マスコミによる発表情報の噛み砕いた表現によるところも大きい気はします。
ただ、一般の方が政府や東電の発表情報を全て読んで理解することは難しいですし、仕方ないことかもしれないとは自分も思っています。
また、20mSvについてですが、あくまで現状としての上限値をこれとするという線引きのために決められたものですね。
ただ、その後の対応が遅いために、市民から信頼されない状態になっていると感じています。
>NHKの「ネットワークでつくる、放射能汚染地図」という番組をご覧になったでしょうか。
見ました、というか知り合いの先生が出ていたので、その先生ともお話しました。
やはり、情報としてはこういった特集番組が一番信頼性がおけるかもしれません。
ただ、それでも情報が十分に出ているとは言いがたい印象(特に汚染マップの説明が少ない。言いたいことの半分も伝わってないと思いますし、話した先生も「あれじゃあね」と言われていました)ですので、そのあたりは他の媒(例えばweb)等での情報発信も期待したいところですね。
>誰よりもご存知でしょうが、現場ではくれぐれもお気をつけて下さい。
>大変な作業でしょうが、よろしくお願いしますm(_ _)m
現場のことは、やはり行ってみないと分からないことが多いようです。
事前の情報を得た方でも、足りなかったと言われているのをおききしました。
もちろん出来る限りのことですが、お手伝いさせていただくつもりです。
激励くださり、ありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
やはり、東電の発表は信用出来ない、という結論に達しました。
02年の破損に対する情報隠蔽・改ざん、06年のデータ改ざん。そして今日の「海水注入は中止していなかった」
今発表した理由がIAEA向け、の為。
…信用出来ない、というよりも「何一つとして、信用するべき材料がない」という表現が正しいかと(-"-;)
原発周辺のプルトニウムやストロンチウムの値も、改ざんまたは穴を掘って測っていても、不思議ではいですね…。
むしろ鵜呑みにする=棺桶に片足を突っ込む、ぐらいの勢いかと。(*_*)
嘘を何度もつく、という事は「良心が完全に欠落している」という事なのです。責任感も罪悪感も、羞恥心もない、という事なのです。
そういう人や団体には「不可能な事はない」のです。
どんな酷い事でも平気で出来てしまうのです…。
文科省にしても、ただ単に「情報の伝え方が下手」ではすまないかと。
確かに素人は情報を理解出来ないかもしれません。が、外部の専門家が分析して、危険性を知らしてくれるでしょう。
風に乗って拡散していく放射性物質のデータは、素人でも理解出来ますし。
大元のデータを迅速に公表しない事が、今回の事故による被害をより拡大しているのです。
一言で言えば、優先順位の付け方が根本的に間違っている、と思います。
上限20mSvもそうです。放射線に関して、子供は大人よりも何倍も感受性が高い。この事実を無視して、20mSv…。
文科省にとって、子供の未来や健康より勝るものは何なのでしょう。
回答者さま、現地ではくれぐれもご用心を。
何の罪もない、誠実な人達が苦しむのは、見るに耐えないです。(-"-;)
No.6
- 回答日時:
No4,5と書かせていただいたものです。
Sr(ストロンチウム)やPu(プルトニウム)について、気にされているようですので追記をさせていただきます。
過去の事例(チェルノブイリや地上での核兵器実験)において、広く拡散した核種については研究が多くなされています。
特に、PUについては、全地球的に非常に低濃度ながら拡散したという事例が多くの論文に書かれています。主に気象関係で調べていただければヒットするかと思います。
ただ、今回の事故と異なる点として、爆発の規模があげられます。
核実験では多くの量の放射性物質が成層圏まで達するほど巻き上げられたという報告もあります。
チェルノブイリにおいては、大きな規模の火災により発生した上昇気流で、高高度まで放射性物質が達したという報告があります。
今回の福島に関しては、初期の爆発の規模が小さく、その後も揮発性の放射性物質の放出が主ですので、SrやPuのような、揮発したり、細かい粒子状になりにくい元素に関しては、遠くまで放出される可能性は非常に低いと考えられておりました。
案の定、福島での文科省の調査では、非常に少ないレベル(環境とほぼ同等)のPuやSrが見つかったのみでしたので、今のところ安心しております。
放射線関連の研究者が、今後追加調査をすることは、確実です。(私もそのサンプリングに引っ張り出されそうです。というか、引っ張り出されます。)
測定、データの整理には時間がかかると思いますが、拡散があったかどうかは、その際に確認するしかないかと思います。
また調査に関して、Cs(セシウム)やI(ヨウ素)が優先的に測られた点に関しては、原子炉からの放出の状況が分かりやすい、測定が簡易に行える(前処理が楽)といった点から選ばれたと思われます。
具体的には空気中のダストを集めたり、チャコールフィルタでIを吸着させたりと、サンプル集めが非常に楽だということです。
今後収束へ向かうものと思われますので、調査は多岐にわたっていくと思います。
ただ、そのデータを正しく見る目が必要になってくると思われますので、行政やマスコミも情報の発信には気をつける必要があるでしょうね。
詳しく説明してくださって、ありがとうございます。放射性物質の測定方法など、大変興味深いです。
私の不安感は、ひとえに各省庁の屈託のありすぎる対応故でしょうね…。
文科省に対しては、SPEEDIのデータの発表に関してと、子供も妊婦も一緒に上限20mSvと決めつけた事。
NHKの「ネットワークでつくる、放射能汚染地図」という番組をご覧になったでしょうか。
こういう事が続くと、原発付近の測定値も…と屈託を感じてしまいます(-"-;)
回答者さまのような研究者達が、実行して下さるデータは信じますが(^_^;)
誰よりもご存知でしょうが、現場ではくれぐれもお気をつけて下さい。
大変な作業でしょうが、よろしくお願いしますm(_ _)m
No.5
- 回答日時:
No4を書かせていただいたものです。
>計測している放射線はα、β、γ線のどれでしょうか?
質問の意図が分かりかねましたが、文科省の測定ということだと勝手に解釈させていただきました。
測定しているのはγ線で、空間線量率を記載してあります。いわゆる外部被ばくの数値のことです。
外部被ばくに関する因子としては、γ線が最も大きく寄与しますので、γ線の測定をしているのが現状です。
>プルトニウムやストロンチウムの値が発表されてないのが疑問です。
これに関しては自分も可能なら、測定をしたらいいのにと思っていますが、以下の2点がネックとなっています。
1.測定のための前処理が非常に面倒で、精密測定には時間がかかる。
2.測定のために必要な機器(2πもしくは4πガスフローカウンタなど)を持っている研究機関等が非常に少なく、測定に時間がかかり多くのサンプル数を処理できない。
もちろん、セシウムと違い、人体の特定部位に沈着しやすい、ストロンチウムやプルトニウムについて、測定が出来ればいいと私も思います。
ただ、文科省、東電の福島原発近辺での測定結果で、環境レベルと大差ない結果が出ているため、範囲を広げて測定する意味があまりないといえると思われます。
爆発が起こった際、その周辺環境に飛散物が最も多い、それはご理解いただけることと思いますので…
>アメリカで計測されたら、急いで測ってみませんかね
こちらに関しては、アメリカで何が見つかったことを仰っているのでしょうか?
自分が知っている限りでは、131I(ヨウ素)と134Cs(セシウム)、137Csが計測されたこと位しか把握しておりません。
もしくは米軍の観測機のデータでしょうか?
こちらも情報を整理している状態ですので、お教えいただけましたら幸いです。
わかりにくい質問にも関わらず、詳しく答えてくださってありがとうございます(^_^;)
文科省の発表がγ線である事は知っていました。大学に依頼するという事は、回答者さまが計測されているのはその他のα線かβ線かなぁ、と思いまして…。
α線やβ線が計測されたら、プルトニウムとストロンチウムが飛び散っている可能性を示唆するのかと。
これらが体内に入ったら大変です。計測値が発表されない=安全だと判断する材料が足りない、のです。
プルトニウムやストロンチウムを正確に計測するのは、想像よりはるかに難しいのですね。
EPAはお騒がせですが、日本のプルトニウムやストロンチウムに対する反応は鈍過ぎるかと。
アメリカでセシウムの拡散状況をプレゼンしている動画を見ましたが、やはりプルトニウムとストロンチウムの計測は難しく、詳しいデータはないようです。日本国内の値にかなり強い関心があるようで、アメリカ人の友人たちから聞かれます。
セシウムやヨウ素があれほどに飛び散っているが、プルトニウムとストロンチウムはどうなんだ?と。アメリカでも計測しようと試みているのに、日本で計測や発表されていない事実が余計に心配だと。
ですよね~。
かなり時間が経ってから情報を公開する傾向があるので、東電や福島原発近辺のプルトニウムとストロンチウムの値も、微妙ですね…。後で次々に…だと困るのです。
私は(人生を左右するような)重要な情報について、嘘・ごまかし・隠蔽を3回した人をもう信用しない、と基準を設けています。
それは個人だけでなく、企業や団体、行政もそうです。男性で痛い目にあったので(^_^;)
ただ、情報を握る=権力ですので、自衛するにも今回は厳しいものがありますね…。(-"-;)
詳しく教えてくださって、本当に助かりました!
No.4
- 回答日時:
ある大学の放射線施設に勤務していいるものです。
まず、地上1m程度の空間線両立については、文部科学省からの依頼で私も毎日測定しております。
データとしては参考URLに記したものとなります。
文部科学省のHPの、「各都道府県別放射線モニタリングデータ」から、調査のところにある「全国大学等の協力による空間放射線量測定結果」を見ていただければ、協力している大学等での測定結果が掲載されています。
データの取り方としては、地上1m程度のコンクリートに囲まれていない場所に測定器を設置し、1日ごとにその指示値を文部科学省に送っています。
データの上段が1日あたりの線量、下段が1時間あたりの線量となりますので、ご確認ください。
栃木の場合ですと、小山市で行われているようですね。
内部被ばくについては、現状ではあまり気になされなくて問題ないです。
今入っている情報としては、某省庁が土壌のサンプリングを行う予定はあるとのことです(私もそれに参加する可能性が高く、情報として入ってきています)ので、その時の数値を参考にしていただければと思います。
それでも、内部被ばくを気にされるようであれば、花粉症対策と同様のことを行ってください。
マスクの装着、外から帰った際には、衣服をはたいてついている塵を外で落とす、手洗い、うがいを行う、などで体内に摂取する放射性物質の量は格段に減ります。
それでもという場合は、行かれることを諦めていただくしかないと思いますよ。
ただ、気にされることによる精神的ストレスは、関東で暮らしている方が今回の事故で放出された放射線による影響より大きいのではないかと思っております。
過去の事故等でもそういった事例がありますので(特にスリーマイルが有名です)、少し注意すれば問題ないと思っていただいて生活していただいた方が、よろしいかと個人的には思います。
長文になりまして申し訳ありません。参考になりましたら幸いです。
参考URL:http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/det …
ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。
専門の方なのですね。計測している放射線はα、β、γ線のどれでしょうか?
プルトニウムやストロンチウムの値が発表されてないのが疑問です。
普通、アメリカで計測されたら、急いで測ってみませんかね…。国民・住民を守ろうという熱意はあまり感じられず、隠蔽しよう・自己保身の熱意は十分感じます(-"-;)
No.1
- 回答日時:
1.2mではありませんが、地上0.5mでの測定値は、
連休明けから計測していますよ。
地上20mに比べれば倍くらい高いですね。
ピークの当時に比べると10分の1以下ですが、
宇都宮市でのきょうの数値0.12μsV/hについて見ると、
年間の被ばく線量は、ず~っと屋外にいた場合で、
0.12(μsV/h)×24(h)×365(d)=1051.2μsV=1.05msV
となります。
これは、原発などの影響がない中で普通に暮らしていても、
年間に浴びる放射線量と変わりませんから、
問題はないと考えています。
しかし、行政の担当者もアバウトな回答ですね(笑)
ただ、今回の場合は、放射性セシウムなど
通常自然界には存在せず、半減期の長い放射性物質も含まれます。
仮に放射線値が高いホットスポットがあれば、
(栃木県内では今のところ見つかっていませんが)
運が悪ければ内部被ばくしてしまうリスクは0とは言い切れません。
それらのリスクについては、数10年後のがんの発症率などを、
影響のない地域と比較するなど、統計データとして確認するしかないでしょう。
参考URL:http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/houshasen.h …
ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。
地上から50cmで計測しているんですね。低い数値で一安心…
あれ?数値が一つだけ?α、β、γ線のどれだろう?
正確な判断は、正確な情報を正確に分析する事によって初めて成り立つもの。
「大丈夫」と判断するには、あまりにも情報の質・量共に足りないような…。
3号機の鉄骨をあれほどに曲げる熱は本当に水素爆発なのか?
ハワイやアメリカ本土で計測された通常の30倍の値のプルトニウムは、福島から?それとも核実験の物?
なぜ日本はプルトニウムやストロンチウムの計測値を発表しない?
栃木はお茶の放射性物質の検査を拒否…。他の野菜の計測は適正に行われている?
やはり、大丈夫と判断する情報が足りないと思います(-"-;)
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