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私は現在31歳、キャンディーズ世代ではありません。
私が生まれた年には、すでに解散していましたが、
懐メロや、上司とのカラオケで、
キャンディーズの歌はよく耳にしていたので、知っています。
キャンディーズ世代の方々の語り草や、
最近の報道からも、キャンディーズの人気のすごさが伝わってきますが、
不思議なことに、オリコン1位に輝いたのは、
「微笑がえし」のみなのですね。

天地真理、ピンクレディー、松田聖子等・・・
往年のトップアイドルはオリコン連続1位記録を
持っていますが、キャンディーズはなぜ、
最後の最後まで、オリコン1位を取れなかったのでしょうか??

天地真理達ほどの人気は無かったのでしょうか??

A 回答 (3件)

一言でいえば、「時の運が無かった」という事になると思います。



1973年歌手デビューと言えば、天地真理や浅田美代子の時代が終わり掛け、山口百恵、桜田淳子、森昌子の中三トリオの時代へと転換する時期で、他にもアグネス・チャンや男性陣も絶大な人気を誇る沢田研二や新御三家の郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎などアイドル歌手の戦国時代とも言える時期に当っています。

他の要因としては、強力な一発屋的なヒットも幾つか有ったりして、オリコンの一位を獲得するのはなかなか難しい時期でした。

初めに「時の運が無かった」と書きましたが、上記のような厳しい条件の中で、初めは人気の出なかったキャンディーズも「年下の男の子」のヒットにより一躍トップアイドルの仲間入りをすることができた事は「運が有った」と言えるのかもしれません。

しかし、時の神は悪戯好きと言うが残酷と言うのか、キャンディーズの人気が出始めた時を同じくして、モンスターアイドルのピンクレディーがデビューしてしまいます。

上記のライバル達との競合や一発屋の「およげたいやきくん」(長期オリコン一位在籍)などに阻まれ、キャンディーズのリリース曲はついにオリコン一位を獲得する事ができませんでした。

特にキャンディーズの人気がやっと上昇して来た時のピンクレディーの登場が一位を取れなかった最大の要因になっていると思います。

キャンディーズの引退が決まってからリリースされた「微笑みかえし」もオリコン一位にはなれない可能性が高かったのですが、引退まで一度も一位が取れないのは可哀そうだと言う所属事務所の図らいによって、ピンクレディー側の事務所に働き掛けが行われ、同時期に発売予定だった「サウスポー」の発売を一カ月遅らせてもらう事に成功、この両事務所の計らいによってキャンディーズ最後のシングル「微笑みかえし」は見事にオリコンチャート1位を獲得する事が出来たのです。
(現役最後のシングルは「微笑みかえし」ですが、引退後にもう1枚「つばさ」がリリースされています。昔の事なので記憶が曖昧な部分も有りますので間違ってる所が有ったらゴメンなさい)

キャンディーズのファン層としては、現在50歳から60歳までの間の年代になると思います。
私の後輩でも、後楽園球場で行われたキャンディーズの「さよならコンサート」で「俺の青春は、あの後楽園でキャンディーすと共に燃え尽きました」なんて馬鹿な事を真剣な顔で行っている奴もいました。

私は、初めはアグネスちゃんのファンで後には太田裕美さんのファンをやっていましたが、いまでもキャンディーズのシングル曲なら殆んど全部歌詞無しで歌えると思います。

1位を取れなかったからと言って、決して人気が無かった訳ではなく、と言うよりも絶大な人気が有り、時代のタイミングによってはオリコン連続1位記録を作ってもおかしくないほどの人気だったと思います。

キャンデイーズ、さよならコンサートの様子です。(後楽園球場を埋め尽くす満員のファンの熱気が伝わって来ます)


今見ても、蘭ちゃんは美人ですね。
でも私は、スーちゃんが好きでした。(残念ですね、スーちゃん安らかにお眠り下さい)
(ポッチャリ系が好みなのでね、太田裕美ちゃんもアグネスちゃんもポッチャリです)
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キャンディーズ世代の女性です。


そうですね、NO.1の方の言う通り、今では考えられないくらい歌謡界が活発な時代で、ライバルが多すぎたんだと思います。
比較されたのはやっぱりピンクレディ。
それ以前からキャンディーズはデビューしていてそこそこ活躍していましたが、アイドル路線の3人組という印象しかありませんでした。
しかしピンクレディーはちがう。単なる可愛い路線のアイドルとは一線を画したセンセーショナルな二人組だったのです。
ちょうど私が中学くらいの時でしたが、キャンディーズのファンは主に男子だったのに比べピンクレディは女子にも人気でした。
かく言う私も学校でデッキブラシをスタンドマイクに見立てて友達と歌い踊っていました(笑)
今で言うレディー・ガガくらいのインパクトはあったんじゃないかな。いや、もっとかも。
なんせ流行歌には疎いド田舎の祖父にさえ、ピンクレディってのはすごいもんだ、と言わしめました。
ピンクレディの目新しさにはかなわなかったんだと思います。
だからこそ逆にキャンディーズを応援したい男性達を煽ったとは思いますけどね。
タイミングが悪かったかな、と思います。
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キャンディーズの活動期間は1972年~1978年です。

年代別に人気歌手・グループを追ってみますと、

1972年 = ぴんからトリオ・小柳ルミ子・天地真理・青い三角定規・森昌子

1973年 = ちあきなおみ・かぐや姫・チューリップ・天地真理・チェリッシュ・フィンガー5

1974年 = 殿様キングス・フィンガー5・西城英樹・山口百恵・沢田研二

1975年 = 桜田淳子・山口百恵・布施明・西城英樹・野口五郎・郷ひろみ・沢田研二

1976年 = 太田裕美・山口百恵・岩崎宏美・荒井由美・桜田淳子・ピンクレディー
~この年初めてキャンディーズはオリコン年間売り上げ21位にランクインされます。曲は「春一番」

1977年 = ピンクレディー・山口百恵・沢田研二・太田裕美・岩崎宏美
~この年、オリコン集計では上位トップ10のうちピンクレディーが4曲ランクインされています。キャンディーズは27位に「やさしい悪魔」、39位に「書中お見舞い申し上げます」がランクイン。

1978年 = ピンクレディー・アリス・沢田研二・キャンディーズ・山口百恵・西城英樹
~この年のオリコンは異常でした。上位ベスト3を全てピンクレディーが征します。キャンディーズは5位に「微笑みがえし」、30位に「わな」がランクインされます。「ザ・ベストテン」でもキャンディーズは「微笑みがえし」で初めて1位になりました。

こうして時代毎に追っていきますと、時代が悪かったのかなぁという印象を受けます。キャンディーズは女性3人組で、当時としては珍しく斬新なトリオだったんですが、やはりこれまでの歌謡界の常識を打破できず、ようやくアイドルグループやユニットが注目を浴び始めたなと思った矢先に「怪物」ピンクレディーの登場です。また山口百恵の存在も大きいです。デビューから5年目でようやくオリコンにランクインされる様になりますが、いずれも低位置。唯一の例外が解散宣言してからの「微笑みがえし」です。数々のヒット曲がある一方で、何故かベストテンでもなかなか1位になれない。ようやく最後の「微笑みがえし」で1位に初めてなりましたが、「解散」というのが影響したのもまた事実でしょう。

時代が彼女達を受け入れられなかったのと、同時期に大物人気歌手がしのぎを削っていた中で取り残されたとい既成事実も要因にあるでしょう。もしピンクレディーがいなければ、私は「微笑みがえし」が年間オリコン1位を取っていたと思います。何せ後楽園球場での「ファイナルコンサート」は今では当たり前になってますが、当時は芸能情報なんてまずニュースで取り上げられる事は無かったんです。それが取り上げられ、一部「生中継」されました。またラジオでファイナルコンサートはしっかり放送されていました。私はそれを聞いてましたっけ。勿論ファイナルコンサートのレコードも買いました。

長々と書いてしまい済みません。キャンディーズの話になるとどうも燃えるもので・・・・。
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