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お世話になります。

音楽にはあまり詳しくありませんので、的外れな質問でしたら、それも指摘いただけたらと思います。

曲によって、xxxx ハ長調 ・ xxxx ト長調 とかがあると思います。
この時、ハ長調の曲とト長調の曲で何が変わってくるのでしょうか。
音の高さが変わるというのはわかるのですが、ハ長調もト長調も長調も「長調」ですので、どちらも「明るい曲」になるのだろうと思います。
短調であれば、暗い感じの曲・悲しい感じの曲になるのだろうと思います。

しかし、同じ長調どうし、同じ短調どうしで、「ハ」と「ト」が違うことで、聴き手は何を聴き分ける(感じ分ける?)ことができるのでしょうか?

「移動ド」?で、「ハ」も「ト」も、ドレミ・・・と唄ってしまえば、音の高さ以外に違いは無いように思います。

「こういう違いを聴き分ける(感じ分ける)ことができる」と言うのがあれば、教えてください。

A 回答 (6件)

元、作曲専攻です。


調の違いはまず#(シャープ)か、♭(フラット)かによります。

ハ長調は#も♭もない調ですが、これを基準に
#は、ト長調(1)→ニ長調(2)→イ長調(3)→ホ長調(4)と、楽譜の最初に書かれる#が増えます。
♭は、ヘ長調(1)→変ロ長調(2)→変ホ長調(3)→変イ長調(4)、と増えていきます。

#のつく調は「はっきり、元気なかんじ(Bright)」がします。
#の数が増えると顕著になります。
対して、♭は「まろやか、柔らかい感じ(Mellow)」です。
やはり♭が多い調は、よりそういう印象になります。

同じメロディーを#と♭の調で弾き比べてみて下さい(伴奏つきで)。
この説明は授業での話なのですが、先生が弾いて下さった#と♭の聴き比べは、
作曲科以外の生徒も「あー、なるほど」と理解していました。

ホ長調 (ミ ファ#ソ ラ シ ラ ソ ファ#ミ)と
変ホ長調(ミ♭ファ ソ ラ♭シ♭ラ♭ソ ファ ミ♭)で
比べると分かりやすいと思います。

実際、行進曲など元気の出る曲は#の調が多いですし、
リラックスする曲は♭の調で作られることが多いです。

そのため、アニメのテーマソングは#が多いです。
ドラえもん(♪あんなこといいな♪)はニ長調(#2)
ちびまるこちゃんの踊るぽんぽこりんはホ長調(#5)

短調であっても、#は強い感じ、♭はやわらかい感じがします。
B'z「ウルトラソウル」は嬰ハ短調(#5)
山口百恵「秋桜」は変ホ短調(♭5)
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

イメージは理解できたような気がします。
実際に試してみたいと思います。

お礼日時:2011/06/26 08:11

平均律なら、高さの違い以外は変わりませんが、純正律や古典調律は、移調(X長調のXを変える)すると響き自体が変わります。

説明すると非常に長くなるので、「古典調律」で検索してみてください。(多少音楽知識が要求されるかも)
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
平均律と純正律の違いについて、理屈は理解しました。
実際に聴き比べてみたいと思います。

お礼日時:2011/06/26 08:13

こんにちは。


あまり参考にはなりませんが、私の娘の経験です。

娘は小学校時代に音楽教室での自作曲コンクールに出場するために、音大で作曲の指導をしている先生に4年間作曲の基礎を教えていただきました。
その時にその先生からとても印象に残るアドヴァイスを頂いたのですが・・。

自分で創ったメロディーをどんな調で弾いても間違いにはならない。でも選んだ調によって曲のイメージががらりと変わってくるから調の決定は慎重にしないとだめだよ、同じメロディーでもシャープ系はキラキラした華やかな感じに、フラット系は穏やかな暖かい感じに聴こえると教えて下さりました。

小学生相手の作曲指導ですので、本当はもっともっと深い何かがあると思いますが、妙に納得の出来る印象深い言葉でしたし、娘や娘の友人達がいろいろなイメージの曲を仕上げましたが、それぞれがしっくりと落ち着く調で弾いていたと思います。

探検とかピクニック、ダンスみたいな題名の曲はト長調とかイ長調、故郷とか宇宙、花みたいな曲はヘ長調とか変ロ長調でしたね。

初めは何を言われているか分からなかった娘も少しずつ考えるようになり、心の中で閃いた曲をどの調で弾こうかと真剣に悩んだ時期もあり懐かしく思い出しました。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

やはり、ちがいがあるんですね。
このちがいを感じてみたいです。

お礼日時:2011/06/22 16:42

>「移動ド」?で、「ハ」も「ト」も、ドレミ・・・と唄ってしまえば、音の高さ以外に違いは無いように思います。



そうなんですよね。

ポップス(ロック、ジャズ、歌謡曲)なんかだと、同じ曲でも別の調で演奏することって珍しくないんですよ。

なんのために調を変えるかと言うと、歌う人の声域に合わせるためか、主になる楽器で演奏しやすくするため。

例えば男の人と女の人では声域がちがいますから、オリジナルが異性だった場合、歌いやすくするために調を変えたりします。

バンド演奏なんかする時にこの調だと黒鍵多くてやりづらい、なんてヘタレなキーボードから要望があることもあります。

調を変えても(移調)メロディを形作る音階同士の関係はそのままなので、ああこれはこの曲なんだなと聴く人にはちゃんと伝わります。

絶対音感がある人やオリジナルをよく聴いているひとだと「あ、移調した」と気付きます。
が、気付いたところで、調が違うから別の曲、と感じるひとは少ないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>なんのために調を変えるかと言うと、歌う人の声域に合わせるためか、主になる楽器で演奏しやすくするため。
なるほど、歌いやすさ、演奏しやすさのための転調ですね。

>調を変えても(移調)メロディを形作る音階同士の関係はそのままなので、ああこれはこの曲なんだなと聴く人にはちゃんと伝わります。
音どうしの相対関係は変わらないので、同じように聴こえるんですね。

>気付いたところで、調が違うから別の曲、と感じるひとは少ないかと思います。
感じ取れる方は少数派なんですね。

少数派になってみたいです。

お礼日時:2011/06/21 17:18

ご質問の内容は、曲名に関しての慣習のことではないかと思います。


例えば、ベートーベン交響曲第1番ハ長調 とか
ショパン、バラード第2番ト長調などと、楽曲名と併記してその曲を代表する調を言う習慣があります。
ショパンやモーツァルトのピアノ曲のように、たくさん作品がある場合、ニ短調や変ホ長調などと
よんで、どの曲か特定する事もあります。

基本的には短調は悲しい感じ、情感があり悲劇的なメロディの場合が多く
長調は基本的に明るい快活なメロディである場合が多いのですが

楽曲の調は、第1楽章の第一主題の調で代表されるのが一般的ですから

ベートーベンの交響曲第5番ハ短調(運命)は第4楽章はハ長調の明るい派手な終わり方をしますし
第9番ニ短調合唱付も4楽章は主に、ニ長調の「喜びの歌」合唱を伴います。

あくまでも楽曲の副題と解釈すればいいと思います。そして、関係者には誰の●長調といけば
会話が成り立つ場合もあるという事です。一々21番とか22番とか言わずに。


ご質問の題意と違っていればごめんなさい
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

質問の意図は、1番さんから頂いた回答のような「音そのもの」に関する質問です。

知識として、おもしろいなと思いました。
こういうことも調べてみようとおもいました。

お礼日時:2011/06/21 17:10

私には同じメロディのきらきら星でも、ト長調とハ長調では別物に聴こえますね~。


ハ長調なら「ドードーソーソーラーラーソー」と聴こえますし、ト長調なら「ソーソーレーレーミーミーレー」と聴こえるし…。
私は基本的に絶対音感持ちもどきで、相対音感メイン?なんですが、それでも、ほとんどの音がそもそもドレミで聴こえているので、調を変えたら、やっぱり別物なんです。

「明るい」長調ですが、ト長調とハ長調では明るさにも違いがあります。調によっては、楽しそうな「明るさ」やほのぼのとした「明るさ」…と、やっぱり違いますね。

例えば、ひととようさんの「ハナミズキ」という曲ですが、徳永英明さんが歌うと同じ曲(もちろん編曲は違いますが)でも、全く違いますよね。
同じ歌手でも、歌い手さんが年を経て調を下げたりすると、聴き始めには、ものすごくずっこけてしまいます。

人によっては同じ景色でも色調がちょっと違く見えるとも言いますよね。
聴覚にもやはり違いがあります。聴こえる音域も違いがあります。
公園や、デパートの入り口などに「モスキート音」を流している場所がありますが、私には聴こえますが、同じ年の夫には聴こえませんし。同じオーケストラの演奏を聴いても、聴こえている音域はやはり違うでしょう。
それでも、早く走れる人もいれば早く走れない人もいる。それ位の個人差だと思います。

ちょっと後半の話はずれちゃいましたが、わかりやすく言ってみたつもりです…いかがでしょう?

この回答への補足

早速のご回答、ありがとうございます。

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>私には同じメロディのきらきら星でも、ト長調とハ長調では別物に聴こえますね~。
>ハ長調なら「ドードーソーソーラーラーソー」と聴こえますし、ト長調なら「ソーソーレーレーミーミーレー」と聴こえるし…。

わたしにはこれがないんですね(絶対音感がない?)。
上記の曲のハ長調を聴いた直後にト長調を聴くと、「あっ、ちがう」と思うのですが、
聴いているうちに慣れてくると、両方とも「ドードーソーソーラーラーソー」となってしまいます。

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>「明るい」長調ですが、ト長調とハ長調では明るさにも違いがあります。調によっては、楽しそうな「明るさ」やほのぼのとした「明るさ」…と、やっぱり違いますね。

そういう違いを感じ取ることができるんですね。
絶対音感のある人だけなのでしょうか。

わたしには、よくわからない違いです。
どんなところ?でその明るさの違いを感じ取れるのでしょうか。
(難しい質問ですね・・・)

聴きとる練習をすれば感じ取れるようになるのでしょうか。

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>聴き始めには、ものすごくずっこけてしまいます。

これは、カラオケとかで自分が歌いやすくピッチを変えたりすることに相当しますか。
誰かとカラオケに一緒に行った時、他の方がピッチを変えて歌われるとすごく違和感を感じたりされるということでしょうか。

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絶対音感は練習で身に付くでしょうか。
DSとかでもそういうソフトがあるようですが・・・
もし、身についたとしたら調の違いを感じ取れるようになるでしょうか。

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色々な例を挙げていただいてありがとうございます。

また、たくさん質問させていただきました。
お時間が許せば、回答をよろしくお願いします。

補足日時:2011/06/21 17:07
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