新築の自宅トイレですが、
在来工法で、壁厚は150mmです。 タンクレストイレのため、手洗器スペース確保で入り口850mmの間口に対して150mmの壁があります。
そのため実質700mmの間口になります。さらに折戸の収まりが150mmあるので有効間口は約550mm程度となります。
そしてドアノブがありますので実質500mmとなります。
女性の私でも真っ直ぐ入るのには 、折れ戸のドアノブに引っ掛かり、ましてや小さい子供を抱いてトイレに入るには横を向いても真っ直ぐ入っても困難です。
車椅子はおろか、成人男子はほぼ出入り困難です。
これは完成して初めて目にして気づいたのでハウスメーカーに問い合わせたところ、設計図通りに作っているからと言い張ります。
結局トイレ部分はやり直しで、その費用は7対3でこちらが7割負担となりました。
この間口の狭さは設計ミスなのではないでしょうか?
明らかに設計ミスと認められた場合、ハウスメーカーが提示する負担割合は妥当なものなのか、またやり直しの費用を全額ハウスメーカー側が負担とは考えられないのでしょうか?
A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
No.5です。
以下はあくまで私見ですので、お気にさわったらお許しください。
今回の事案の遠因は、コミュニケーション不足と思います。
コミュは、通常はHM側から提起するべきではありませんか?
このような意思不疎通のトラブルを引き起こさないためにも。
打ち合わせで、トイレ廻りになったとき、設計者あるいは営業担当は、
折戸の詳細
希望の金具を選んだ場合の有効の開口寸法
を提示しませんか?
後からの恐怖の手戻りを考えれば、事前に打ち合わせで時間を費やすなんて、たやすいものです。
クレーマーでなければ、クライアントから提案をするのも大いに結構。
でも、リードはプロがするものですよね?
たとえば、イージーオーダースーツを頼んだとします。
身長とウェストは採寸してピッタリだったけど、袖丈が短すぎた場合、店が
「これは当社仕様です」
と言った場合、どうします?
海に向かって、
「津波のバカヤロー!」
と叫んで、別のテーラーで今度はフルオーダースーツを頼めばいい。
でも、住宅はそうはいきません。
自社の標準仕様を優先させ、施主の意見を聞く機会を持たぬまま工事を先行させたことで、私は設計ミスと発言しました。
正確にはコミュニケーション不足です。
詳細は図面を見ないとわかりませんが、手直しができたのなら最初からでもできたわけです。
3:7の負担割合も「当社仕様」でしょうね。
本来であれば、施主は完成した新居に100%満足を得られるべきです。
でも、質問者様は、心のどこかにわだかまりを残し、建設業界に少なからず不信を抱かれましたね。
この積み重ねが怖い。
失った信用を取り戻すのは大変です。
このようなことが常態であれば、施主は設計者以上の建築の知識を持ち、いざというときの訴訟リスクを考えて司法試験合格並みの法律知識を持たないと、危なくて家は作れない、なんてことになりかねません。
何のための設計者・工事監理者・施工者なのか。
そのゆえ自覚が足りないとも発言しました。
No.7
- 回答日時:
一般的に有効開口は最低600巾ですが550巾の既成品もあるので、一概に
欠陥住宅にはならないと思います。間取りを見てないのでわかりませんが、引き戸、引き込み戸など、方法があったかもしれませんが、こんなお粗末な設計をするハウスメーカーを選んだあなたのミスです。
もしかしたら、ワンピース(タンクレス)に手洗器がかっこいいと選んだあなたのWミスかも!?
こんな設計図を平気で書くやつが一杯いますよ、一級建築士でもいるんで、気を付けてください。
No.6
- 回答日時:
No.1です。
設計モラルが低いからといって賠償責任がすべて発生するわけではありません。
メーカーの設計モラルが低くてよいとも言いません。
しかし、要望が特にないときは一般的な寸法から採用することに妥当性はあっても違法性はないのです。
ミスであろうとされるならば、施主に標準的でない特別な要因があるにもかかわらず配慮が無く使用できないまたは著しく差し支える時のみではないでしょうか。注文ですのでそういうことは認められると思います。今回特に触れられていないので一般建具の寸法と比較して設計ミスとは言い難いと判断されるだろうと思いました。
訴訟や裁判になって質問者が勝てるかということを考えて回答しました。
少額なのでやっても少額訴訟でしょうが、設計ミスとする根拠が他の設計と比べて特別に固有でない限りは、ミスであることが立証できないので相手が全額払うということはないでしょうという意味です。
他の回答者の言葉を借りれば、施主も「金さえ払えば」全部いいようにやってもらえるとわけではありません。質問者様がそうであるということではありません。ハウスメーカーで家を作ることはイージーオーダーメードですので相手の打ちだす標準が自分の常識、生活様式とあっているかどうかの確認は必要です。でも相手も「打合せ不備」を認めるからこその3割と思いますよ。
注文住宅は、「気付かなかった、知らなかった」と言われればいくらでもクレームのつけられる業界です。素人だから全て守られるとするのは無理があります。メーカーも施主の理解や納得のために力を尽くしますが、施主だって理解し納得して責任を持って契約するのです。図面に書いて承認されているもので、一般的に使用できる寸法であるとされれば、100%先方責任の設計ミスとはならないと思います。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。No.1様のご回答を踏まえつつ私としては、No.4、5様のご回答に支えられて昨日やっと営業の人と話しができましました。営業の人もこの問題を知りつつ発生から2ヶ月近く全く連絡がありませんでした。営業の人はこの間口は狭いと図面上でも感じる、そしてこの物件の2重3重のチェック不足も認め、配慮不足、説明不足も認めました。
ただ個人的なもので、会社とは考え方は違うとは言っていました。
とても厳しいとは思いますが、何とか納得がいくようこちらも皆様のご意見をお伺いさせて頂こうと思っております。
No.5
- 回答日時:
こんにちわ。
建築に携わる者として、No.4様に同意です。
契約上は確かに施主の責任かもしれませんね。
でも、素人の施主に配置図からすべてを読み取れ、とういのは、どだい無理な話です。
第一、詳細なトイレブースの施工図を見せてもらっていましたか?
建築士は社会に奉仕する大変重い仕事です。
施主は、新しい家で新しい生活をスタートさせるんです。
自覚が足りない。
No.4
- 回答日時:
>この間口の狭さは設計ミスなのではないでしょうか?
設計ミスです。
実質的に使い物にならない物を造ってどうするのでしょうか?
最終的に契約をして、施主がそれでOKという意思表示をした
と考えても、事前に“狭くなり使えない”と助言をしないのは
設計者の責任。
そこを説明したうえで、施主が“うちはそれでいいです”と言
えば施主の責任です。
有効寸法なんて、施主が良く判断できるわけない。
そこで助言をすべきなのが、専門家の仕事ではないでしょう
か。もし、そこに設計が気付いていないとしても、図面を見た
時に施工管理者が気が付いて、施工の時点で変更するか
の相談を設計者、そして施主としなければいけない。
ただ単に、図面を書いて確認申請を提出し、『金だけ貰う』の
が、建築会社の仕事ではないはず。
最終的には、お客様に満足いただき、末永く幸せに暮らして
いただくのが本来の目的です。契約以降、引き渡しまでに
起きた不具合はトータルして建設会社の瑕疵です。
当然、修膳については無償で行うべきでしょう。
その目的が果たせない企業など、世の中に存在する価値
は無い。
No.3
- 回答日時:
設計図の時点で手洗い器や戸の存在はわかっているので、施主が確認してGoサインを出した設計図に忠実になっているのなら、メーカーには非がありません。
車いすの利用を見越して案内しなかった、気が利かなかったという部分で3割も負担してくれているのなら、かなり身を切らせていると思います。
No.2
- 回答日時:
特に広くしてと言わない限りトイレのドアの開口幅は600mm程度だと思いますよ。
デパートや会社で使われているトイレブースのドアの幅でも400,550,600が標準ですから。
その設計者も施工者も別に悪いとも思っていないでしょうし
施工者としては、そんなことできてから言われてもって感じではないでしょうか。
折り戸にすれば扉厚2枚分有効が狭まるのは当たり前のことですし
100%施主負担でも仕方が無いような事例だと思います。
どういう直し方を指示したかは不明ですが、
このような所に折り戸をつけるならセンターで折らないで
手先側の扉を大きくして非対称にすればレバーは大きく離れるので
邪魔にはならないと思いますが。
車椅子対応だと
引き戸にしても枠内法で1000mmで有効 開口幅850mmですし
可動軸丁番にしても有効開口は同じくらいできるので
枠幅700で折り戸では
端から車椅子には対応していないでしょう。
No.1
- 回答日時:
図面通りの施工、仕様にドア品番等の記載があればミスにはならないと思います。
大手メーカーのトイレドアの最小開口有効寸法は525でした。これにはドアノブの出は含まれません。
○クシルのものです。流通するドアが同じレベルで作られているなら、特別に幅に関する申し出がなければ設計ミスであるとは言及できるとは思わないからです。
契約通りなので施工会社としてはお客様10:施工者0でもおかしくないところです。
ですが、ハウスメーカーは仕様決定時も行っていますので、もっと確認すれば防げたということがあると思います。
お客様がトイレドアを選択する時に本当に標準ドアよりせまくてもよいかどうかは、最近の傾向として(高齢化による介添えなど)確認する方向にあると思います。
ハウスメーカーとしてそこを3割みたのでしょう。
施主の確認不足ともいえますので一般的にはそこまで見ないかもしれません。
(メーカーの3割引きは原価に近い利益なしで、下請けに払う金額だけです。メーカーが下請けに仕事をしてもらうための金額限界だと思います)
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