映画のエンドロール観る派?観ない派?

以下の英文は、2011年度に京都大学で出題された英文です。

The documentary raw material of history has the immediacy of presence,the directness that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported.

主部は、〔The documentary raw material of history〕=〔事実に 基づいた歴史の、(生の資料・情報源)は〕で、述部はhas。

hasの目的格として、下記の英文が存在する訳で、
the immediacy of presence,the directness 
that characterises communication from
someone who was there and felt and saw the things reported.

〔the immediacy of presence,the directness 〕=〔that characterises communication from
someone who was there and felt and saw the things reported.〕は同格ですよね。

ここまでは、理解できました。

しかしながら、
『the immediacy of presence,the directness 〕=〔that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported.』
の部分の英文和訳が上手く表現できません。

特に、characterises communication の部分が、僕の中でネックになっています。

英和辞書で、characteriseを引くと、他動詞で、特徴付けるとあるのですが・・・。

上手く、英文和訳して頂きたいのです。

何卒、宜しくお願いします。

A 回答 (10件)

characterize はそういう風には使えません。


英英辞典でただ語義を見るだけでなく,例文を探してみればわかります。

to describe the qualities or peculiarities of の意味の場合は
基本的に人間が主語である。
そして,characterize A as B「A(の特徴)を B と表す」のような as ~か,
in a way「何らかの方法で」, how「どのように」
のような表現とともに用いられます。

その点,英英辞典は日本人のためにできていませんので,例文をみて理解するしかありません。
英和辞典ではある程度,わかるように説明されています。

directness のような抽象的な語が主語で,かつ,as ~, in a way などの表現がなければ
S characterizes O とあれば,「S が O の特徴である,S が O を特徴づける」
となります。
(かつ,というわけでなく,実際にはどちらかだけでも十分です)

なぜ,こちらの意味ではないというのでしょう。

この回答への補足

immendiacy をどう訳すかは私は興味ありません。がんばってきれいに訳すように努力するのもいいでしょう。

それより,〔the immediacy of presence〕=〔the directness that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕
という構造の方が大切です。



・・・ということですが。


>『immendiacyをどう訳すかは私は興味ありません。』・・・私は、必要性は有ると思います。




まあ、それについては、ひとまず置いておきます。勿論、構造把握は大事です。

そこで、wind-sky-windさんは、
〔the immediacy of presence〕
=〔the directness that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕

という構造を主張されていますが。



・・・以前にも書きましたが、私は否定しています。



何故なら、関係代名詞のthatは、(1)immediacy of presence (2)the directnessの両方に係ると考えているからです。


〔((1)the immediacy of presence)=((2)the directness)〕=〔 that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕

というのが、私の考えです。


どうお考えですか?



また、多様性は善といいます。色々な人の、多様な意見をお聞かせ下さい。


宜しくお願いします。

補足日時:2011/07/25 09:01
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>the directness that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported.



 形容詞の「direct」の根本的な意味は「Proceeding without interruption in a straight course or line」や「Having no intervening persons, conditions, or agencies」だと考えられます。

http://www.thefreedictionary.com/direct

 したがって、名詞である「directness」の訳は「(余計なものが介在せずに)直接何かに触れたり、何かをそのまま伝えたりすること」という抽象的なものになることは容易に理解できます。

 まさに「immediacy (of presence)」と同じ意味を表しているからこそ、この「directness」が同格で並べ立てられているわけです。この「immediacy」と「directness」の関係を軽視するわけにはいきません。「directness」を、あえて名詞的に訳せば「生の迫力」とでもなりそうです。

 お尋ねの英文では、主語が「The documentary raw material of history 」で、動詞が「has」ですので、「ドキュメンタリー番組で用いられる(第3者の)手が加えられていない歴史の資料は『生の迫力』を持っている。」となります。

 そして、「that」の後に置かれている「characterise(s)」には、英々辞典によれば、「To be a distinctive trait or mark of」という意味と「To describe the qualities or peculiarities of」という2つの意味があります。

http://www.thefreedictionary.com/characterize

 前者は「~の特徴を表す」ですが、後者は「~の様子を描写する」と訳すのが良いでしょう。

 確かに「characterise(s)」という行為の主体は、先行詞である「the directness」ですので、「その『生の迫力』が~の様子を描写している。」という訳ができるのは当然のことです。

 しかし、そのまま直訳をするのではあまりに芸がありません。直訳の結果、意味不明の日本語になってしまっては本末転倒です。そこをうまく意訳するところに翻訳の意味があるではないでしょうか。

 英文の構造的には「描写する」という行為をするのは「生の迫力」なのですが、その「生の迫力」を持っているのは「歴史の資料」ですので、三段論法で考えれば「歴史の資料が~の様子を描写している。」と考えて良いでしょう。

 この英文を日本語に訳す最大のポイントは、「その描写の仕方が、途中に何の介在物をもはさまない直接的なものなので『生の迫力』がある」ということです。

 この根本的な問題を理解すれば、「ドキュメンタリー番組で用いられる(第3者の)手が加えられていない歴史の資料は、~の様子を(まるで私たちが)直接(見ているかのように、そして)生の迫力を感じさせるような形で描写してくれる。」という日本語の意味の味わいが理解できるのではないかと思います。

 いろいろな考えを参考にすることで、より原文の意味に忠実でありながら日本人に理解しやすい日本語訳にたどりつくのだと思います。その意味において視点や解釈の異なった意見は歓迎したいと思います。

 ご参考になれば・・・。
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immendiacy をどう訳すかは私は興味ありません。


がんばってきれいに訳すように努力するのもいいでしょう。

それより,
〔the immediacy of presence〕
=〔the directness that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕
という構造の方が大切です。

この説明抜きで,一つの訳語にこだわっても意味がありません。

それよりも,問題の the directness that characterises ... の部分です。
characterize(一般的な米式にします)は character から来ています。
「~を描く」という訳語を載せている辞書もありますが,
「~の特徴を説明する」という意味合いです。

そして,今回は characterizes の主語は that すなわち,directness です。
directness characterizes communication ... というのは
「directness は...情報を特徴づける」
「情報は directness という特徴を持っている」

(それらの資料は)その現場にいて出来事を実際に見たり聞いたりした人が伝えようとすることを直接描き出してくれる」
全体的にこういう訳になったとしても,
「描く」の主語は raw material であって,directness ではありません。

「その場にいた人の発言・記述を特徴づける(特徴である)直接性」
「直接性というのが,その場にいた人の証言の特徴である」

directness というのは information (の特徴)を描く(表す)ものである。
こういう意味で「描く」とすることはできます。

とにかく,こういう過去に存在した人々が当時,日記などに残してきた記述というのは
directness という特徴を持っている,という内容です。
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>同じように考えれば、「the directness that ...」も「has the directness that ...」というくくりで「直接(現代の私たちに)・・・してくれる」と訳すことができます。



 例えば、下記のような英文を直訳すると、意味は分かるのですが幾分ぎこちない日本語になってしまいます。置かれた状況が、たとえ入試であろうが、授業の予習であろうが、はたまた小説の翻訳であろうが、自然な意訳をする方が良いでしょう。

(1) He had the kindness to show me the way to the station.

  直訳: 彼は私に駅への道を案内しているれる親切心を持っていた。
  意訳: 彼は親切にも私に駅までの道を案内してくれた。

 特に「have」の後に「抽象名詞」が置かれている場合には、直訳よりも意訳する方がはるかに好ましい日本語になります。

 「immediacy」については英辞郎の「SPACEALK」に下記のような例文が示されています。

(2) welcome an immediacy about living life
  人生におけるさまざまな物事を直接体験するよう促す

(3) sense of physical immediacy of
  ~の感覚が伝わってくるその生々しさ

 「have immediacy of presence」も「その場を状況をそのまま伝える」という日本語訳が良いのではないかと思いますが、英文を日本語に訳す場合には様々な可能性があると思います。お好みで選択されれば良いのではないかと思います。

 ご参考になれば・・・。
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下記の一連の質問と同じ英文ですよね。



http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6861424.html

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6876012.html

大学入試で和訳する際,どこまで意訳するかは悩むところです。
私が受験生の当時,特に京大では代名詞が指す内容はちゃんと訳さないといけない,とまことしやかに言われていましたが,実際にはそうではないと大学関係者の証言や予備校講師の意見なども紹介されていました。
ただ,ここは和訳すべき下線部でもないようですし,英語の構造をとらえること,筆者の言いたいことを自分なりに消化することが大切です。
もちろん,練習という意味で,下線部のつもりで和訳するということもいいでしょう。

immediacy という英語は普通に存在し,英和辞典には「即時性」とあります。
逆に日本語で「即時性」を辞書で調べても,和英辞典に見つかるくらいです。
しかし,ネットの時代になって,少し前なら,ブログとか,今なら twitter などでは徐々に一般的になりつつある言葉ではないでしょうか。

たとえば「臨場性」という訳語もすばらしいと思いますし,試験で書けば,採点官も納得する訳でしょうが,「即時性」の方が日本語としてふさわしいように思います。
英語にある抽象名詞は日本語にはないものが多く,どこまで噛み砕いて訳出するか。
ただ,翻訳しすぎ,というのもあり,言葉のまま訳すということも一つの手です。

結局,当時の日記から,名簿のようなものまで,その当時の「即時に」書かれたものが今に残っている。
さらには,of presence と相まって,「臨場性」という訳で結局いいのかもしれません。

問題の characterize の部分について,言いたいこともあるのですが,焦点がぼやけるので,ひとまずここまで。
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>The documentary raw material of history has the immediacy of presence,the directness that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported.



 分かりやすい日本語にするという作業はなかなか難しいものです。できるだけ抽象的な表現を避けて読み手が理解できるような工夫が必要です。

 「documentary」は「TV(または映画)のドキュメンタリー番組で用いられる」、「raw material」は「(第3者によって)手を加えられていない素材(資料)」が良いでしょう。8mフィルムや修正されていない写真のことだと思われます。

 「immediacy of presence」を単独で訳すと意味不明の日本語になってしまいますので、「has immediacy of presence」全体で「その場の状況をそのまま伝える」としてはどうでしょうか。

 同じように考えれば、「the directness that ...」も「has the directness that ...」というくくりで「直接(現代の私たちに)・・・してくれる」と訳すことができます。

 「characterise ...」の辞書的な意味は「・・・を特徴づける」ですが、「・・・の様子を描く/映像化する/文字化する」とした方が分かりやすいでしょう。「communication」は「(ある)人が伝えようとしていること」と考えます。

 「the things reported」は「報道されていること」、すなわち「現代の私たちが間接的にしか知ることのできないこと」を表しています。

 全体を訳してみましょう。

 「TVなどのドキュメンタリー番組で用いられる歴史的な出来事を写した(第3者の)手が加えられていない(8mフィルムなどのような)資料はその時の状況をそのまま伝えてくれます、すなわち(それらの資料は)その現場にいて(現代の私たちが間接的にしか知ることのできない)出来事を実際に見たり聞いたりした人が伝えようとすることを直接(私たちが見ることができるように)描き出してくれるものなのです。」

 ご参考になれば・・・。
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・歴史のドキュメンタリーの生の素材には臨場性がある、すなわち当時現場に居あわせ、報告されていることを見て感じた人との直接対話によって特徴づけられている。



・the directness that characterizes communication→communication is caracterized by the directness→has the charasteristic of direct communication で訳してみました。
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訳は,1番様の回答の通りだと思います。



ここの構造は,the immediacy of presenceとthe directnessが同格,言い換えです。そして,the directnessを修飾するのが関係代名詞thatに導かれる節です。
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〔the immediacy of presence, the directness 〕=〔that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕


というよりも,
〔the immediacy of presence〕=〔the directness that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕
と同格になり,that は(主格の)関係代名詞です。

「歴史のドキュメンタリーとしての生材料には,(そのときどきに)その場にいるという即時性,
すなわち,そこにいて,報告されたものごとを感じたり見たりした人からの情報を特徴づける直接性がある。」

communication はここでは「情報」くらいの意味です。#1 の方の「証言」というのも名訳です。
そして,directness characterises communication「直接性が情報を特徴づける」
という関係が成り立ちますので,
結局,歴史の証言者たちの情報には直接性という特徴がある,ということになります。
これを関係代名詞のお約束通りに,「情報を特徴づける直接性」としてしまうと,
言いたいことが感じられなくなってしまいます。

そこで,せっかくコンマで切れているので,
「歴史のドキュメンタリーとしての生材料には,(そのときどきに)その場にいるという即時性があり,そのような直接性が,そこにいて,報告されたものごとを感じたり見たりした人からの情報(証言)を特徴づけている(情報の特徴となっている)。」
と訳すとわかりやすくなると思います。

この回答への補足

〔the immediacy of presence〕=〔the directness that characterises
communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕
と同格になり,that は(主格の)関係代名詞です。


という上記の記述ですが、どうでしょう???・・・異議有りです。




〔(1)the immediacy of presence〕
〔(2)the directness〕

〔that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕

(1)と(2)は、関係代名詞thatの主部である。
それで、〔that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕の部分が、
(1)と(2)の両方にかかっていくと考えた方が、素直だと思います。

何故なら、(1)にも(2)にもtheという定冠詞があり、
和訳した時も、(1)と(2)は同じ意味合いを持っているからです。

つまり、
〔((1)the immediacy of presence)=((2)the directness)〕=〔that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕

という形になり、

マクロに表現し直すと、

〔the immediacy of presence,the directness〕=〔that characterises communication from someone who was there and felt and saw the things reported〕の形は正しいと思います。

補足日時:2011/07/19 03:28
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    (歴史の生材料であるドーキュメンタリーには)現場に居た臨場感、すなわち報告された出来事を、その場に居て、感じ、見た、者から

の証言を特徴づける直接性、(がある)
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