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今、何か宇宙の年齢は180億年でしたっけ?
そんな感じになっていると思いますが、宇宙の中で重力の大きさや運動の速度によって、時間の進みが違うと、アインシュタイン博士が解き明かしたと聞きました。
そうすると、宇宙ができて何年、という考え方は、何(何処?)を基準にして考えればいいのでしょうか?
宇宙は最初に誕生してから数秒間で爆発的に膨張したとも聞いています。その間の時間はどのような進み具合なのでしょうか?

A 回答 (2件)

時間というのはあくまで相対的なものです。

時間については基準系によってまちまちだということです。ただここで注意して頂きたいのは時間が遅くなるとかいうのは、あくまでAという基準系からみてBの基準系の時間が遅く見えたり早く見えたりするというものであり、その基準系にとっては時間が通常通り流れているのです。

たとえばブラックホールに落下する勇敢な飛行士がいるとしますね、遠くから見ていると彼の宇宙船がブラックホールに近づくにつれてゆっくりな速度になり、事象の地平線までいくと時間が止まって見えます。しかし、宇宙船からみるとあっというまに事象の地平線をこえ特異点に落下していきます。

ですので、宇宙のどの基準系からみても宇宙の年齢は同じです。現在では137億年といわれていますね。

ビッグバンについてはおおきな問題点が指摘されていました。観測される宇宙が極めて平坦であること(平坦性問題)、因果律的に結び付きを持たないほど大きなスケールにわたって宇宙が極めて一様であること(地平線問題)、空間の位相欠陥が全く観測されないこと(モノポール問題)です。このため一時期はビッグバン説の危機といわれていました。これを一挙に解決したのがインフレーション宇宙論です。

インフレーション宇宙論ですが、これは米国のグースと日本の佐藤勝彦氏が1980年頃に各々独自に発表した説です。これは現在のビッグバンを支持する世界の天文学者達の標準理論となっています。
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この回答へのお礼

すみません、酔った勢いで自分の身の丈を超えた質問をしてしまい、よく理解できませんでした。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/28 16:13

時空の計量の基準は、光速にあります。


光速は不変にして最高速です。
ゆえに宇宙がビッグバンにより始まって137億年経って
いるので、その最外縁は137億光年彼方であり、
また、137億光年先には137億年前の姿=ビッグバン
当時の輻射が(その後退速度のドップラー効果により
絶対温度3度まで引き延ばされて)観測されています。
(「爆発的に膨張した」というインフレーション宇宙論は、
光速で膨張し始めても重力で速度が鈍り、「137億光年
彼方」まで見えるはずがない、という考えに対する修正
として日本人の学者が中心となって提唱されたので、
日本でだけ騒がれていますが、世界的にはマイナーな
説です)
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この回答へのお礼

すみません、酔った勢いで、自分の身の丈を超えた質問をして、よく理解できませんでした。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/28 16:12

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