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背景をぼかした写真をとるには、
「F値の小さい」レンズで、「絞りを解放」にして、なるべく「テレ端」でとること
だと認識しているので、

逆に全面シャープな写真をとるには、
その逆をすればいいとばかり思っていました。

どうも違うようですね・・
F値を絞りすぎると解像度が悪くなりました。
回折という現象も発生するとか。
具体的に、風景画など、全面絵を取る場合に適正絞りというものがあるのでしょうか。

(パンフォーカスなどは除きます)

A 回答 (9件)

私は、師匠から困った時は絞り8と教わりました。


ただ、それは40年近くも昔の話です。でも色んな意味で現代でも通用する言葉だと思っています。

それはさて置き、レンズには設計だけでは取り切れない残存収差がありますが、光束を絞る事で歪曲収差を除き、残存収差が軽減します。
方や、絞りの縁を通る光束は、その裏側に回り込む回折現象が発生します。
つまり、絞る事で改善する残存収差と回折による画質の悪化の折り合いどころが、そのレンズの最高画質になります。

なお、大判カメラでは、f32なんて当たり前に絞りますし、コンパクトデジでは解放が一番良くて、絞ると画質が悪くなるものさえあります。

要するに、イメージサークルが大きければ、回折現象による影響は軽微ですが、イメージサークルが小さいと回折現象は無視できない量になります。

まぁ、レンズ設計次第ですが、35mm判に限れば、f5.6~11ぐらいの間で最高画質になると考えて良いでしょう。
ただし、レンズの性能を最高に引き出すには、手振れ限界シャッタースピード以上でも三脚を使い手振れ補正をOFFにする、正確なピント合わせは当然の事、適正露出と低感度設定で撮る事が必要ですし、シャープネスの掛け方でも見かけの解像度(ここで言う解像度は、出力解像度ではありません)も違います。
また、きちんとRAW現像すると解像度は上がります。

要するに、レンズの性能を最高に引き出すには、使い手の腕も問われると言う事を忘れてはならないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。


8ですか、思っていたより小さいんですね。
風景は当たり前のように11程度に絞っていました。

残存収差と回折現象の悲しき相関関係、勉強になりました。

私の使用しているものはAPS-Cレベルのイメージセンサーです。

MF、低感度、三脚使用などはもちろん行っていますが、
手振れ補正のスイッチを切るというところまで頭が回りませんでした。

お礼日時:2011/09/27 15:46

簡潔に解りやすく書けば、



回折による小絞りボケを回避するには、
35mmフィルムカメラの場合:F8~11
フルサイズデジタル一眼の場合:同上
APS-Cデジタル一眼の場合:F5.6~F8
コンデジなど画像センサーに小さいカメラ:F4~F5.6前後
です。
レンズの正確から見ると、この辺りが最高の解像度を示します。(あくまで平均的な話ですが、だいたい当たってます)
各収差もこの絞り範囲で少なくなることが非常に多い。つまりレンズの一番美味しい領域です。
またズームレンズの場合は、焦点距離により収差の一番少ない部分もあります。これはレンズの個性として認識されています。
レンズの個性と、絞りによる解像度の変化とはだいたい比例しておりますが、別々の性質と思うのが正しい認識でしょう。

シャープな写真を撮るなら、この他に考慮すべき点として、
(1)カメラぶれ
(2)絞り
(3)画像センサーサイズ
(4)シャッタ速度
などが挙げられます。

(1)は気になれない方が多いですが、写真(静止画)が写真たる所以は瞬間を切り取ることであり、一番腕の差が出るところでもあります。
同じ条件で手持ち1/60秒と頑丈な三脚使用のを比較してみれば歴然です。
(2)これはあなたの理解でOKです。
(3)他を同じ条件にした場合、センサーサイズが小さいほうが一般にシャープになります。
これは被写界深度に起因する要素が大きいですね。
(4)速いほどシャープになります。

また別の要因として、レンズに入射する不要な光を除くこと
これには通常レンズフードです。ただズームレンズではその最広角側でしか機能しませんので勘違いなきよう。
直射日光をレンズに入れ無いために、プロはよく『ハレ切り』を行います。これは直接光を遮り直接レンズに当たらないようにするだけの簡単な作業ですが、効果は覿面です。

以上相反する性質もありますので、その辺のバランスは経験しだいとも言えます。
自分のカメラにあった最適な方法を自分で取り入れてください。

私のブログです、参考にどうぞ:http://blogs.yahoo.co.jp/digital_toranomaki


なお、表現技法としての被写界深度の調整と画質の追求は別のことだと考えます。
画質がよければ写真が良くなるのではなく、写真の出来が同じであるとき、より画質が良い方が写真としては優れていると言うことですね・・・
「シャープにとる場合の絞り(絞りすぎはよく」の回答画像9
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

APS-Cなので、絞ってもfは8-10前後にします。

フードはよくさかさまにしたまま撮る人もいますね。
ハレ切りをしないとフレアが出ますが、
コントラストにも影響しますよね。

皆様もいろいろありがとうございました。

お礼日時:2011/09/29 12:23

追伸


ご質問の適正絞りの回答とは外れますが
全面シャープな風景写真を撮る為に
サーキュラーPLを
http://www.marumi-filter.co.jp/landscape/
フードやハレ切りも効果がある場合も
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tec/camera2 …
http://capacamera.net/takeuchi/200612/assistant. …

カメラとセットの標準ズームをお使いでお金を掛けられるなら
レンズのグレードを上げるのも良いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

PLが水中とかガラス写りを防ぐだけかと思ってました。


標準レンズは使っていなくて、F2.8通しの17-50(APS-Cで)があったんですが
利便性からもっぱらF3.5-5.6の16-105しかつけていません。

あとタムロンの200mmはどっかにいってしまいました・・。

お礼日時:2011/09/28 09:57

フィルム時代と、今のようなデジタル時代では、絞りに関する考え方に少し変化があります。



レンズの収差というものはいくつか種類があって、絞りを絞ることで「緩和される(目立たなくなる)」収差というものと、そうでないものがあって、例えば「コマ収差」というものは、絞ることで緩和されますが「歪曲収差」というものは改善されません。

もとよりが現在のAPS-Cサイズを使用している一眼レフのセンサーは、35ミリ判に比べると面積が小さく、ピントの深度も深い傾向にあります。
ですので「あまり絞っても意味がないじゃないか?」というのもありますし、回拆現象という「光線が絞りの縁を回って入射する現象」もあります。
デジタルはセンサーに対して直角に光線が入射してくる状態が理想ですので、乱反射の原因となる光線はなるべく入れたくはない、というのもあります。

私は基本的にズームレンズでも「F16以上は絞らない」と決めてますし、絞るときには、むしろ「コントラストが落ちても良いから絞る」ということで、使用しています。
特に条件が悪い場所では、無闇に絞りません。

風景写真ならば、どうしても露出オーバーになりそうだな、というときや、シャッタースピードをどうしても遅くしたいというときには「NDフィルター」を使用してください。
もちろん、三脚使用前提です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

収差はいろいろあるのですね。
樽型・糸巻き型収差しかしりませんでした。

そんな明るいレンズを使ってるわけではないし、
SSも1/4000からだから、NDフィルタはいらないだろうと思ってました。

必要になれば検討してみます。

お礼日時:2011/09/27 21:04

35mmフィルムのレンズ場合


絞りF8が能力を発揮するよう作られ絞りの形は最も円に近い綺麗な形になるように調整されていると聞いたことがあります。
日中の屋外でプログラムオートにするとほとんどの場合F8に設定されます。

さて、お使いのカメラが一眼レフならばF8の可能性は高いと思いますが、
とりあえずプログラムオートもしくは風景モードが選ぶF値を記憶し、
絞り優先モードに切り替え記憶したF値の前後3~4段階くらいF値を変えて撮影をしてお使いのレンズの最もシャープに撮れる絞り値を探してはいかがでしょう。
(風景モード:近くから遠くまでまんべんなくピントが合うように調整しています。)

撮影したデータはソフトで確認できます。
http://www.rysys.co.jp/exifreader/jp/download.html

カメラ、レンズメーカーのサンプル写真も参考になると思います。
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/d …
http://www.pentax.jp/japan/products/k-5/ex.html
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/60d/image-sampl …

撮影後補正ソフトで修正も可能です。
「シャープにとる場合の絞り(絞りすぎはよく」の回答画像6

この回答への補足

いま風景モードで試しましたが

望遠側で11
広角側で10 でした。

補足日時:2011/09/29 12:18
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

所持機のαで試したところ風景モードでもf値は上がりませんでした。
完全に光量不足です。
明日の日中やってみます。


今はもう、ソフトを使わなくても、windows7なら右クリ詳細であらゆる情報がでますよね。

お礼日時:2011/09/27 20:53

No1氏に代わり回答します。



最大はそのレンズの最少絞り、即ち絞り値の数値の大きい方です。ただ、ズームレンズではズーミングする事で絞り値が変化するものももあります。
ちなみにレンズ固有の解放値は、Fで実効絞りはfで表記します。

個人的には、重箱の隅を突くようなレンズの最高解像度を求めるより、作画意図を優先すべきだと思います。
なお、俗説でf11が上限とも言われていますが、作画意図を優先すべきだと思います。
事実、渓流等でスローシャッターを必要とする場合もありますので、絶対と言うものではありません。
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この回答へのお礼

ラージエフが解放値
スモールエフが実効絞り

これも忘れないよう寝る前に唱えます。

滝の例は、
フィルターもなく比較的明るい場所で長時間露光する場合ですね。
fを絞って光を少なくするしかないですもんね。


今更になりますが、
トリミング前提の抜き写真を撮影する際、
トリミングしやすいように、
なるべく輪郭がはっきり出た写真を提供する必要があったため、
この疑問にぶつかったというわけです。

お礼日時:2011/09/27 16:46

>最大値とはその22のほうですか?4のほうですか、どちらを指すのでしょうか。


見たまま数字が大きい方の事
22まで有るなら22の方
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この回答へのお礼

たすかりました。

ソニーのαが22まででした。

お礼日時:2011/09/27 16:47

私も以前ひたすら絞ればいいと思っていました。


でも何だか変?と思って調べたら回析現象という言葉に行き当たりました。
どこで読んだか定かではないですが、デジカメでは一杯絞っても11までと書いてあったのが記憶に残っています。
大雑把にいって11までという事でしょう。
以来それを守っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
絞っても11。

寝る前に繰り返します。

お礼日時:2011/09/27 16:40

レンズによって一番解像度が良くなる絞りが必ず有ります


でもそんなに気にする事は無いと思います
開放値より2~3段絞ればだいたい大丈夫
最大値より2~3段開けとく事も必要
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この回答へのお礼

ありがとうございます。


開放、最大ともにギリギリで使用しないようにします。

ただ最大値とはなんでしょうか。

カメラ本体でどこまでも絞れてしまいますよね、22やらそこらは。
方やカメラはF2.8~4 のように表記されていますよね。

最大値とはその22のほうですか?4のほうですか、どちらを指すのでしょうか。

お礼日時:2011/09/27 15:49

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