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小エビを食べると、エビの殻がカシャカシャして独特の歯触り・食感がありますよね。
それが「カルシウム?」と感じられ、実際そう思っている方も多いのでは?と思っていますが。

エビの殻って、キチン、キトサンと呼ばれるアミノ糖で構造にはカルシウムは含まれていないですよね。
でも、カルシウムを多く含む食品を調べると、干しエビなどが上位に挙がって来ます。
脊椎動物である魚類が骨にカルシウムを貯蔵しているのはわかります。
脊椎を持たないエビは、、、?
エビの何処にカルシウムが多く含まれているのでしょうか?


食品、化学の知識は僅かながら持っております。ご存じの方、教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

エビの殻の主成分はキチン、キトサンですが、これにカルシウムが結合した


複合タンパク質(ヘモグロビンに鉄が結合しているように)になっています。
単純なタンパク質は55℃くらいで変性しますが、複合タンパク質には
熱に強いものが多いようです。
http://www.geolab.jp/ms-science/science15.html
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この回答へのお礼

なるほど!複合たんぱく質ですか!
よかった~。実は人に、「きっとたんぱく質ですよ」って話をした後、調べてみたら「アミノ糖」って書いてあったんで、嘘を教えちゃったかなって気になっていました。
嘘ではなかったようで顔が立ちました。

お礼日時:2011/11/18 05:08

No.2の方の解答に補足を



カルシウム製剤で最も有名な「ワダカルシューム」の成分は炭酸カルシウム
で水に溶けません。
※社名は「ワダカルシウム」なのです。
http://www.wadacal.co.jp/product/medical/wadacal …

水に溶けないカルシウムでも、胃の中に入れば胃酸で溶けます。
石膏 CaSO4 などのようなものは胃酸でも溶けません。

まだ、解明されていませんが、カルシウムの吸収率はカルシウムイオンだけの
問題ではなく、相手の陰イオンの種類でも大きく違うようです。
一般には乳酸塩の形が最も吸収率が良いようです。
牛乳のカルシウム吸収率がよいのはこの辺りが理由です。

また、カルシウムの吸収にはビタミンDが必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/19 04:33

> エビの殻って、キチン、キトサンと呼ばれるアミノ糖で構造にはカルシウムは含まれていないですよね。


・そりゃそうだ。
カルシウムは、本来水に溶けない物質だからね。

エビの殻の成分は・・・
・塩類40%
・キチン30%
・コンキオリン30%

なお、
塩類は水に溶けたときに電離して、水酸化物イオンを生じる物質のこと。

そして、ここからが回答。
エビの殻の塩類は「炭酸カルシウム塩」です。

ついでに、コンキオリンはタンパク質です。

人間の消化器は、水に溶ける塩類(カルシウム塩)でなければ吸収できません。
だから、皆が一番よく知っている、水に溶けないカルシウム(大理石や石膏)を粉にして飲んでも役にはたちません。
で、カルシウム塩を吸収し、体の中で骨など水に溶けないカルシウムを生成しているわけです。
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この回答へのお礼

炭酸カルシウム塩なんですね。
知りませんでした。ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/18 05:11

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