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生物学においてドミナントネガティブとはどういう意味でしょうか?
漠然と抑制するっていうことはわかるんですが…。
タンパクがドミナントネガティブ? 遺伝子がドミナントネガティブ? その状態が? 抑制方法がドミナントネガティブ?
という感じでなんについてどういう風に使われる言葉なのかいまひとつわかりません。
具体的に説明していただけると有難いです。よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

不活性化体(異常型タンパク)が活性化体よりもかなり多く、優性状態であり(ドミナント)、あたかも全体として活性がなくなっている(ネガティヴ)状態、という意味ですね。



つまり、ドミナントネガティブというのは、活性化体と不活性化体をひかくして、不活性化体が異常に多くなったために、その機能がおさえられている状態です。

実験なんかでは、ドミナントネガティブ体をコードした遺伝子を導入して、細胞内で不活性なタンパクを大量に作らせ、タンパクの機能を抑えることに使ったりします。それによってタンパクの機能を調べたりできるわけです。
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「dominant negative」


検索にかけたところ「優性阻害」「優位抑制」「機能抑制型優性」と出ました。

具体的な説明になるかどうかわかりませんが、dominant negative型変異が起こると、その異常タンパクが野生型の正常タンパクを阻害(抑制)するらしいです。

「dominant negative」単体では、「上記のような現象・作用機構のこと」という捉え方をしているところが多かったように思われます。
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変異タンパクがドミナントネガティブと考えればよいです。


ある遺伝子の変異産物が正常産物に対してドミナント(優位)に働いて、正常産物の作用を阻害する(ネガティブな効果)ということです。一般に正常産物が同時に存在すれば正常な作用が残っていることが多いのですが、そうではない場合にドミナントネガティブと言います。

蛋白がダイマーとかポリマーを形成して作用する状態を考えるとわかりやすいかもしれません。例えばテトラマーであれば、正常蛋白3つと変異蛋白1つからなるテトラマーでは機能しないというケースが考えられますよね。それがドミナントネガティブってことです。
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