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こんばんは。
卒論を書いてる大学4年生です。
数学とはかけ離れてる学部に所属しているのですが、卒論の一部の所で、教授に差の検定をしなさいと言われ、古~いパソコンの前で使い方だけを教えてもらって差の検定をしました。黒い画面で数字や英語がたくさんあって(-"-;) 苦手意識が・・・。0.256、5.354、3.489、8.546


1: 文献などに載っている*印の、**と*の違いは5%か1%という事ですよね??
2:検定をした結果7.589がでた場合は**でいいのですか?
3:危険率が5%以上だと信用性がなくなりますか?(データー数はAが50でBは200です)

なんかこんなシッチャカメッチャカな事を聞いていいものか・・・。家政学部の私がわかるように教えてくださいm(_ _)m

A 回答 (1件)

卒論,頑張ってください.



<*の数>
*の数はクリアしている有意水準の厳しさをしめしています.*であれば「5%」,**であれば「1%」が慣例となっています.
おそらく,*が表に示されていると言うことは,その表の欄外に「* p<.05」(*の印がついているものは有意水準5%で有意である,という意味)という説明書きがされているはずです.正しい表の作成法としては,書かないといけないものなのですから.

<t検定の結果数値>
t検定を何かの統計ソフト(SASやSPSS)で行いましたか?
ならば結果に関する数値が何個か出てきたと思います.元も重要な数値は三つの数値,t値,自由度,確率,です.
「7.589」という数値はおそらくはt値なのでしょう.後述しますが,この分析は「対応なしt検定」と呼ばれるものだと思いますので,自由度は50+200-2=248なので,t値が7.589ならば1%水準で有意なので**をつけることができます.
ただ,専門の統計ソフトを使っているならば,合わせて,そのt値における確率が算出されているはずなので,それを直接みた方が早いですね.その確率の数値が0.05(5%)以下であれば,あるいは0.01(1%)であれば,それぞれの水準で有意となります.

<有意水準>
一般的には「5%」以下の場合に有意差を認める,つまりは信用のおける「差」だと判断する,という約束ごとがあります.ただし,学問分野によっては「5%~10%」というある意味「おしい」レベルのものを「有意傾向」として認められる……ことがあるかもしれません.ただし,ある意味ずるっぽいので,人によっては,分野によってはこの有意傾向という手は認められません.一応公的には「5%」以下でなければ駄目だ,と回答します.

<その他の注意点>
以下は少し細かな使用法です.
t検定とは,二つの変数(変数Aと変数Bと)の差が統計学的に意味のある差である(「有意差」)かを調べる場合によく使われます(その他の目的で使われることもあります).
ただt検定を使う場合には,そのデータが一定の条件をみたいる必要があります.質問者さんが呈示してくれる情報の中で引っかかるのが,データ数です.基本的にt検定を行う場合にはデータ数は同数,あるいは同数に近いデータ数であるとされます.
データ数が異なるので,おそらく250人のデータを使った,「対応なし(被験者間)t検定」と呼ばれるものでしょう(このことから自由度は248となります).
このデータ数あるいは分散の等質性に問題がある場合には,t検定の他の統計解析法に変えなくてはならないでしょう.教授にその辺のアドバイスをいただくのがいいかもしれません(「変数Aと変数Bとではデータ数に違いがありますが,このままt検定をしてもいいのか?」などと質問されるのはどうでしょう?).
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!!
とってもわかりやすかったです。
卒論頑張ります(*'-'*)♪

お礼日時:2003/12/07 13:56

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