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現在、統計解析を使って仕事をしているのですが、
手法の呼び名に関して疑問があります。
χ2乗検定などはもちろん「検定」だと思うのですが、
尤度比を求めたりするのは「解析」でしょうか。
そもそも、「検定」と「解析」の違いがよく分かりません。
教えていただけないでしょうか。

A 回答 (2件)

統計には、データをすべて利用する統計と、一部しか利用できない(蛍光灯の寿命は、全ての蛍光灯の寿命を測定すると、商品が無くなる)推計がある、と考えています。


ある学校の一年生と二年生の身長の平均くらいだと、サンプル数が少ないので、平均値は簡単にも求まります。その場合、平均値には必ず差が出てきます。全ての数値を使っているので、この差は、誰が行っても同一です。
しかし、全国の一年生ともなると、数が多すぎるので、その中から無作為にデータを抽出します。無作為といっても、抽出は偶然に依存しますので、抽出した人によって結果の平均値は微妙に(場合によっては、かなり)違ってきます。そこで、その違いが偶然なのか否かを判定する必要が生じます。偶然だとは考えられない場合を、有意差があると表現して、差があると考えてもマアよいかな、ということになります。その判定法が検定法です。

解析は、「数値解析」に代表されるように、数値が変動するのは、必ず原因があります。その原因を明確にしようとするのが解析でしょう。
私の場合は、相関分析をすることによって、因果関係を明らかにしようとします。有意な相関が見られたからといって因果関係が成立するわけではないのですが、有意でなければ因果関係は無い、と断定できます。
有意な相関を見つけることが、因果関係の判定の第一歩だと考えています。
それでも、相関分析は、簡単にパソコンで出せることもあって、とんでもないものも多く見かけますが。

以上、私の考え方ですが、独善的な部分もあります。また、釈迦に説法の部分は、ご容赦を。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

まだよく分からない部分はありますが、
参考になりました。

お礼日時:2001/12/07 20:04

「検定」とは一定の基準のもとで検査して合否を決定することです。


「解析」は物事をこまかに解きわけ、組織的・理論的に研究することです。
簡単にいうと物事の決定には「検定」を行い、その内容について原因の「解析」を行う、といった様な使いかたでよいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ということは、χ2乗検定などの検定結果を用いて
「解析」をする、というような表現は合っているのでしょうか。

言葉って難しいですね。

お礼日時:2001/12/04 13:16

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