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4月から受験生になります。現在高校二年生です。

第一志望に文化政策学部文化政策学科を希望しています。社会学を学びたいので文化政策を選んだのですが、静岡文化芸術大学は近年競争率が激しくなってると聞きましたが、実際どういう状態でしょうか?また激しい場合、勉強は偏差値以上に勉強しなければかなりヤバいんですか?


あともう一つ。デザイン学部空間造形学科にも興味を持ってます。インテリアデザインを学びたいので志望してるのですがこれで大丈夫でしょうか?また二次試験にデッサンがあると聞いたのですが実際経験ありません。むしろ美術は苦手なのですがこれは致命的でしょうか?

A 回答 (1件)

現役の受験生や受験指導をしている者ではありませんが、わかる範囲内でご参考まで。


まず、競争率については、(定員が少ない後期日程を除いて考えれば)単純な倍率としてはむしろ低減傾向にあると思います。
なぜなら、以前は私立大学であり、入試も独自の日程であったものが、公立大学法人への移行によって国公立大学と同じ試験日程になったことから何でもかんでも併願する訳にはいかなくなりましたからです。
ただ、競争率の倍率低下が易化を意味する訳ではありません。社会的な評価は一般的には「私立」よりは「公立」の方がよいでしょうし、静岡県が文芸大を公立大学化したのも本音では「公立」の方が世間体がよいからということと思います。例えば、あなたが静岡県民と仮定して、高校入試のとき私立に行くよりは公立に行く方がご両親は歓迎する(歓迎した)のではないでしょうか。それと大体は同じことです。

また、予備校で発表される偏差値ランクは、ボーダーラインのことです。簡単にいえば合格・不合格がイーブンの水準ですので、確実に合格しようと思ったら偏差値以上に勉強する必要があるでしょうね。

次に 志望学部・学科については、社会学を学びたいのであれば、文化政策学科でも国際文化学科でもよいかもしれません。ただ「社会学」という言葉を、法律・経済といった社会科学系の分野ととらえているのであれば文化政策学科と思います。
デザイン学部空間造形学科については、あなたの考えの通りで概ね問題ないと思います。デザイン学部の前期日程の二次は各学科とも、数学と実技の選択のようです。数学選択の場合は、センターのウェイトが結構高いので、数学がさほど得意でなくても逃げ切りれそうにも思いますが、不思議なことに、静大をはじめとして静岡県内には建築系の学科がある大学はどこにもなく、豊橋科技大にしても高専からの編入校という性格が強いため、地元指向の建築系志望の受験生が集まりやすいと思います。去年の競争率を見ても実技型は3倍なのに対し、数学型は6.9倍もあります。
美術は苦手とのことですが、どういうところが苦手なのでしょうか。工業上のデザインを学ぶところであり、美術そのものではありませんから、例えば人物画を描くわけではないでしょうが、イラストや絵を描くことが嫌いとまでいうと入学後辛い思いをするのではないでしょうか。担任の先生のほか、美術の先生にも相談した方がよいと思います。なお、二次で実技を選択する場合、それ1科目でセンター全体のウェイトとイーブンになるので、専門的な対策が必要と思います。

最後に、2年生のうちから志望校・志望学部が定まっているのは、ターゲットが決まりよいことと思いますが、学校の選択を含め、もう少し選択の余地を広く持つと、あなたの隠れた興味や能力を掘り起こしたり、いま興味のある分野を満たした上で、試験傾向や試験科目があなたの適性とマッチするかもしれません。

参考URL:http://www.suac.ac.jp/index.html
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