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病棟に勤めている看護師ですが、MRSAがよくわかりません。

(1)感染についてですが、常在菌であるため感染したというよりも症状がでるかどうかですよね?
検査結果でMRSA陽性とありますが、ヒトはみな陽性であるような気がするのですが・・・

(2)MRSAというと鼻腔内に存在するというイメージですが、検査では咽頭や痰で検査します。この違いは何なのでしょうか?また、この部位別の陽性で重症度の差とかあるのでしょうか?

(3)MRSA陽性であっても隔離とかされません。なぜでしょうか?

(4)バンコマイシン処方される患者もいません。陽性ということは症状ありと思っているのですが、投薬しなくていいのでしょうか?

(5)PEG増設の際は術前にバクトロバンで予防という形をとっています。ですが、他の手術ではつかっていません。理屈で考えると侵襲のある手術はすべてバクトロバン塗布適応と思うのでしょうがどうなんでしょうか?

(6)MRSA患者に対し看護で必要なのはスタンダードプリコーション&接触感染予防でいいですか?

質問ばかりすみません。御教授おねがいします。

A 回答 (2件)

過去に、MRSAに感染したことがあります。



長男が生後4カ月で感染した時には、隔離されませんでした。
もともと尿路感染症で入院していましたが、血液検査などでMRSAが確認され、特に他に症状もなかったことから大人数部屋のまま。付き添いだった私は、他のベットの赤ちゃんを抱かないように、息子を抱いた前後で手指を洗浄するように指示を受けました。
ベッドのわきには消毒剤と聴診器と体温計がおかれ、他の患児さんと共有しないようにされました。

私自身は、長男が生まれる1年半前に受けた子宮内膜症の手術の時にMRSAに感染発症したことがあります。この時は術後の熱が下がらず、術創と血液検査の両方から検出されたのだと理解しています。
大部屋の他の患者さんにうつさないために、すぐに(感染を告げられて30分以内に全て移動が完了してました)個室に移動し、個室から出ないように指示を受けました。
この時は3週間くらい、点滴からバンコマイシンの処方を受けました。
病院食は全てプラの使い捨てに変更、処方薬などは外用薬も含めて個室内に別途置かれてました。白衣やマスクは病室入口に置かれ、家族の見舞いもそこで白衣を着るように指示されました。足元のマットなどもあったようです。

ちなみに、私が隔離を受けた病院も長男の病院も同じ病院で、MRSA対策チームのある医大付属の病院です。

MRSAというのはおそらくご存知と思いますが黄色ブドウ球菌の亜種です。通常だと黄色ブドウ球菌と変わりません。生命力も非常に弱く、通常の体力のある人に感染しても通常の寿命で死滅します。
ですから常在菌、なんでしょうね。
しかし通常の黄色ブドウ球菌よりはずっと少ない量しか存在しません。
体内にあるMRSAの量、繁殖力によって対応が異なるのではないでしょうか。

素人からの回答、失礼いたしました。
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この回答へのお礼

貴重な体験談ありがとうございます!
リアルなだけにすごくわかりやすかったです♪

お礼日時:2012/03/23 19:20

1)検出できない人も少なくありません


2)何を目的をするかで、検出部位は違います。
3)多すぎるから。オランダでは隔離ですし、米国も次第にその方向に向かっています。
4)キャリアにおける除菌の意味はありません。
5)心臓手術では、術前に除菌する施設もあります。ただし、Perlらの報告では、術後感染症における除菌の改善は限定的でした。
6)原則、そうですが、気切患者などでは飛沫感染対策も必要です。
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この回答へのお礼

各質問にお答えいただきありがとうございます(´∀`)

お礼日時:2012/03/23 19:19

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