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ハイブリッドカーは、今までの普通車に比べてどのような点で環境に良いですか?

A 回答 (5件)

自動車の環境に対する影響を示すLCA(ライフサイクルアセスメント)という尺度があります。


商品が生産から、販売されて使用される期間、廃棄されるまでの環境に対する影響を評価する手法です。
自走者の場合、原材料の生産から部品の生産、車の組み立て、自動車を使用したときの状態、自動車を廃棄する場合までの間に架橋に与える影響を調べて各メーカーが発表しています。

トヨタの場合
http://www.toyota-body.co.jp/csr/report/pdf/2012 …

ホンダの場合
http://www.honda.co.jp/environment/publications/ …

各メーカーのホームページを見て頂ければ判ると思いますが、製造や廃棄よりも走行状態での環境負荷が大きいことが判ります。
ハイブリッドの電池やモーターを生産するための環境負荷は、自走者のライフサイクル全体で見れば少ないものと考えられます。
両者とも同クラスのガソリン車にくらべ3割程度良好な結果を示しています。

しかし、この評価方法には、複雑な統計や計算が必要で一般人には理解し難い部分があること、メーカーが独自の計算方法を行っていることなどの問題点も指摘されています。
(リサイクル材料を使用する場合など)
例えば、ホンダの場合、フィットハイブリッドとガソリンエンジンのブリードスパイクを比較していますが、本来ならガソリンのフィットと比較するべきです.そうすると棒グラフの走行時の環境負荷の差が少なくなって、10%程度の改善しか見込まれないでしょう。

また、ハイブリッドの環境性能の優位性は、走行することにより生まれますから、購入しても走行距離の少ない場合は環境に優しくありません。メーカーのホームページのグラフに示す走行部分が少なくなればなるほど環境負荷はガソリン車と同じかそれ以下になってきます。反対に走行距離が長ければ長いほど環境に対する負荷は少なくなります。
(用事もないのに無駄に走るのは論外ですが)
確か、各メーカーの試算は10年10万キロの使用を前提に計算されていたと思います。
頑張って、20年20万キロ乗れば、さらに環境負荷が少なくなりますが、
その頃には、燃料電池や有機材料電池などの新技術が実用化されて、今のハイブリッドは相対的に環境負荷の大きな乗り物になっているかもしれません。
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現時点では


一概に良いとは言えませんが
将来においての、石油燃料への依存度を下げる礎になります。

地球への環境負荷という点では
まだまだマイナスが多いですが
普及することによって
地球全体のメリットになるかも、、しれません。
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同クラス・同出力の車よりエンジンの排気量を小さくできるので、排気ガスの排出量が少なく出来る。


プリウスやインサイト等に採用されているシステムでは市街地でのストップ&ゴーを繰り返すような走行では燃費が良い。
この程度でしょうか。

環境面では良い事ばかりではありません。
高速巡航では排気量の小さなエンジンがメイン動力になるので、重く大きな車体による負荷が大きくなり、燃費は悪化する傾向になります。
車体に使用する部品点数が大幅に増える(ガソリンエンジン車に比較して)ので、製造における環境負荷は大きくなる可能性があります。
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ガソリンエンジンは、(燃料タンクを含めて)小型のわりに大きな出力を出せるのですが、ある速度以上で回転しないと効率が悪くなります。

(無駄に燃料を消費する)、一方、電気モーターは、ほとんど回転数に無関係に電気エネルギーを回転に変換できるのですが、バッテリーが大きくて重いものになってしまいます。

この2種類のエンジンの欠点を補うように作られたのがハイブリッドカーです。ガソリンエンジンの効率の悪い部分を電気モーターで補い、バッテリー容量が不足する分をガソリンエンジンで補っています。

燃費重視で作られたハイブリッドカーは、どのような状況でもガソリンエンジン単体より燃費がよくなっています。とくに渋滞でノロノロと進み、止まりを繰り返すような状況では格段に差が付きます。高速道路はガソリンエンジンに有利な状況ですが、それでもハイブリッドカーのほうが燃費がよいです。
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発進停止の多い、街中で乗る場合に燃費が良くなります。



高速道路の様に、走りっぱなしの様な時にはかえって燃費が悪化する事も多いです。
また、単にハイブリッドと書かれて居ますが。上記は燃費重視型のハイブリットです。
待ち乗りに関しては、環境に良いと言えるでしょうね。

エンジン出力を補う為だけのハイブリッドと言う物もあり、こちらの物では、燃費より、パワーを出す為のハイブリッドになりますので、燃費を気にする人には不向きでしょう。
踏み込んだ時だけ一時的にモーターのアシストが入りますので、その分だけ環境に良いとは言えるかもしれませんが、それ以外で燃費は悪化する可能性もあります。
(ハイブリッドシステムと言う重荷を積んで走っている状態になりますからね。)
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