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新人看護師です。

病院でルートをキープしておく時に、ヘパロックをするのですが、この間、点滴が終わって血液が逆流してしまった患者さんに、ヘパリン生食を流しました。10mlでは流しきれずに2本(つまり20ml)使ったのですが、ヘパリンはそもそも抗凝固薬で流す量が多くなれば、その薬効が起きてしまうのでは?
と思ったのですが、どうなのでしょうか?

A 回答 (2件)

まずヘパロックの意味はわかってますよね?


ヘパリンロックをする場合、血管内に入れるわけではなく、大半は針からルートの間を血液で固まらないようその量にあわせて満たしておく目的です。
生食にヘパリンを混ぜたもの(ヘパ生などと呼びます)が用いられます。
ヘパ生の濃度は病院によっても変わるかもしれませんが、10単位/mlくらいでしょうか?
ただ最近はヘパロック専用の製剤が使われてる病院が多いみたいですね。

ロックしておくルートの容量は、長さや細さにもよりますが、例えば普段10mlでロックしているとして、ルート内に必要なルートの分が仮に5ml程度だったと仮定しても、体に投与されるヘパリンとしては、何単位くらいになるのか?そこから10ml追加するとどのくらいの割合のヘパリンが入ることになるのか?自身の使っている製剤で計算して確認してください。

ヘパリンをがっつり効かせようとすれば、静脈注射をする場合には1000単位くらい必要なので、その何分の一程度では体にはほとんど影響を与えないと考えていただいてよろしいかと。

ただし、健康な人であれば、体が普通にその薬効成分を吸収分解できると考えても、もし血液凝固に問題のある患者や、こういった薬剤が危険とされているような薬と併用している人など、患者さんによっては危険が絶対に起こりえないより、むしろ注意を必要とする薬剤ですから、下の方がいうように、きちんと看護士なら薬効を勉強して、理解した上で投与してくださいね。
先輩にいわれるがまま、決まっているから何気なくやっている、ではいつか医療事故につながりかねないこともありますよ。

20ml程度で体に何かあるかは考えれば明白だとは思いますが(そんなんだったらそもそもヘパロックとして使用されるわけがない)、危険をしっかり理解しておかないと、20mlで通らなかったら今度は30、40、なんてことにもなりかねません(極端に言えばですが)

また、そこまでとおりの悪いルートにつまった血液を無理に押し流そうとすれば、血栓を無理に押し込んで血管内に飛ばしてしまう危険も否めずです。
そういうときは、ただ流し込むだけではなく少し引いて確かめて見たりとか、だめになったものは無理に継続使用せずに入れ替えるとか(患者さんに負担はかかりますが)、状況に応じて対応しないといけないかと思いますよ。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございました。
もっと勉強します!

お礼日時:2012/06/05 23:28

ヘパリン生食水の濃度は? 2本でヘパリンは何単位入った?


それをしっかりと認識した上で、

ヘパリン何単位でどのような薬効があるか、

を調べなさい。
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この回答へのお礼

はい!ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/05 23:29

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