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先日姉の姑が亡くなりまして、大きな白い骨壺と、錦糸の織物でできた八角型の小さい遺骨箱があります。
大きい方は墓地に納骨いたしました。小さい箱の方は、葬儀家さんの話では、後日「京都に持っていって供養をしてもらわなくてはならない」とのこと。
檀家になっている寺は住んでいる市内にあるのですが、なぜ「京都」なのかよくわからず釈然としないそうです。その「京都」っていうのも何の寺なのか、檀家の寺の総本山なのか・・・・地元の寺ではいけないのか・・?

実家には墓はなく、寺の納骨堂の1区画に小さい箱を納めている感じなのです。大きい骨壺はどうしているかはよく知りません。仏事に関して詳しい人などあまりいないため、よくわからないまま、言われるままのしきたりに従っている気がするのですが・・

質問は、
1.大きい骨壺と小さい箱は、それぞれどういう所にどう納めるのが正しいのか?
2.そもそも、なぜ骨壺が2つに分けられるのか?
3.なぜ京都なのか地元の寺で供養ではいけないのか?
4.供養してもらうということは、そのまま預けてしまうことなのか?
5.寺の納骨堂のみしかない場合、大きい骨壺はどうしたらよいのか?

どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

こんにちは。

民間霊園に勤務しているものです。

小さい遺骨箱は、片手で握れるぐらいの大きさ(直径5~7センチ)であれば、
西本願寺への分骨用だと思われます。
大きい骨箱は、普通にお墓とか納骨堂に納骨するお骨でしょう。大きい骨壷の
大きさですが、私の地域を始め西日本の主な地域では直径15.5センチの
大きさ、関東であれば直径20センチ以上の大きさになります。



出入りしているお寺さんからの受け売りですが、浄土真宗の西本願寺派には、
分骨(のど仏が一般的)を総本山である西本願寺に納骨するという門徒さんの
“嗜み”があるそうです。あくまで“嗜み”であって、例えば、
浄土真宗であれば『南無阿弥陀仏』と唱え、日蓮宗であれば『南無妙法蓮華経』
と唱えなければならないみたいな鉄板ルールではありません。

従って、
>1.大きい骨壺と小さい箱は、それぞれどういう所にどう納めるのが正しいのか?
大きい骨箱を納骨堂に、小さい箱を西本願寺にという意味で分けられていますが
嗜まれてもいいですし、両方納骨堂でもいいと思います。
実際、うちの霊園でも納骨時にやっぱりお墓に納めますといって両方納められる
方は沢山おられます。因みに、小さい方のお骨を大きい骨箱にいっしょにして
納骨される方、大小2つのままお墓に納める方両方おられます。

>4.供養してもらうということは、そのまま預けてしまうことなのか?
については参考URLをご覧下さい。永代経扱いでお布施5万円とありますね。

>5.寺の納骨堂のみしかない場合、大きい骨壺はどうしたらよいのか?
これは、その納骨堂に聞いて下さい。納骨堂とはいえ本来、大きい骨壷が納めら
れなければいけないものだと思います。前述の西日本と関東の骨壷の違いなどの
ように例えば、火葬場と納骨堂の地域が違うのであれば、入らない可能性ありますが
入らないとしてもどうすればいいか方法を教えてくれるはずです。
因みに、うちの霊園で関東型の骨壷の場合、お墓の中のスペースは十分ですが、
納骨棺の入口を通らない為、晒しの袋に移し変えて納骨しています。

参考URL:http://www.alpha-net.ne.jp/users2/porori/ootani. …
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この回答へのお礼

回答くださいました皆様、どうもありがとうございます。
お礼がおそくなりましてもうしわけありません。
同じ宗派でも解釈やならわしががそれぞれちがうのですね。
京都旅行のくだりなどへぇぇ~ですねおもしろい。
さすが庶民の浄土真宗だなと。
今回いろいろ知ることができたことは、今後の役にたてていきたいと思います。

お礼日時:2012/08/30 23:55

>その「京都」っていうのも何の寺なのか…



浄土真宗とのことなので、東本願寺または西本願寺のことですよ。

>檀家になっている寺は住んでいる市内にあるのですが…

西か東かお調べください。

>1.大きい骨壺と小さい箱は、それぞれどういう…

葬儀屋さんに言われたとおりで良いでしょう。

>2.そもそも、なぜ骨壺が2つに…

だからそれも葬儀屋さんの言うとおりです。

>3.なぜ京都なのか地元の寺で供養では…

交通費と御布施が必要ですから、無理しなくて良いですよ。

>4.供養してもらうということは、そのまま預けてしまう…

はい。

>5.寺の納骨堂のみしかない場合、大きい骨壺はどうしたら…

そういうときは、そもそも火葬場から小さい骨壺分だけ持ち帰れば良かったのです。

私も浄土真宗ですが私の地方では、葬儀屋は小さい骨壺を 2つ用意するだけです。
1つはお墓へ、1つは檀那寺の納骨堂です。
本願寺まで行くときは、小さい骨壺がもう 01つ必要ということです。

以前ここでも良く回答しておられた、西のお坊さんのページです。
東でも基本的な考え方は同じです。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/porori/
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1、大きいのが骨壺です。

小さい方が歯骨を入れる物です。
2、そういうしきたりです。寺によって違いますが、大きい物は納骨まで寺で預かり、自宅には小さい物(歯骨)を置いておく。
3、忌中(喪中)は、おおっぴらに旅行など出来ないので、歯骨納めと称して京都旅行です。二泊三日で、30分納骨の儀式で残りの時間が京都観光。
4、そうです。納骨してくるのです。浄土真宗ですと、京都の東山にそれ用の所があります。勿論、地元に納める方法もありますし、浄土真宗で作る歯骨用の納骨堂を持っている教区も有ります。
5、今回の仏様は納骨を終えているんですよね。他の所には他の風習がありますので、気にしないで下さい。

おまけ、地域によっては、浄土真宗の寺が集まって、当番で納骨に来る所もあります。その場合は、当番に当たっていない寺の檀家は歯骨をお願いするだけです。勿論、金はかかりますが。
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