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就労支援A型と特例子会社の違いはなんでしょうか?

就労支援A型は就労支援B型の授産施設、作業所に比べ工賃が高いイメージ、
より一般就労に近い形だと認識しているのですが、


特例子会社との違いがよく分からなくなりました。

もしご存知でしたら、回答くださいよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

特例子会社とは、あくまでも、営利(儲け)を追求する「会社」です。


障害者雇用に特化しているイメージがありますが、「会社」である以上は、健常者の人がいても一向にかまいません。
要するに、「障害者施設」のようなイメージで見てしまうとしたら、たいへんな間違いだということです。
ここが、障害者の人しかいられない就労継続支援A型・B型と、特例子会社との大きな違いです。

障害者雇用促進法という法律があって、会社(法人といいます)は、ある一定の率以上で障害者を雇わなければいけない義務があります。
現在は1.8%なので、従業員1000人につき18人以上の障害者がいる勘定になります。56人の従業員がいたら、必ず1人は障害者がいるという計算です。
また、来年度からこれを2.0%にすることになっているので、1000人につき20人以上。50人の従業員がいたら、必ず1人は障害者がいるという計算になります。

このとき、何々株式会社という会社が親会社になって、別に子会社として会社を設立して、そこでたくさんの障害者を雇ったとします。
どうして子会社にしたかというと、障害者の人のための設備などをきちんと整備できるから。親会社の老朽化した設備を直すよりもコストがかからないから。
そんな理由だったとしましょう。
そして、その子会社だけでみると、1.8%とか2.0%とかという数字は満たしていたとします。
ところが、何々株式会社(親会社)としては障害者を雇ったことにはならず、そのままではペナルティ(1.8%とか2.0%とかという数字を満たしていないと、場合によって、違反会社名が公表されてしまうしくみになっています。)が付いてしまいます。

そこで、特別な届出をして、別に作った子会社を、特別に親会社の中の組織のような感じで認めてもらいます。
そうすると、上の例のときには、何々株式会社という親会社の中で一定の率の障害者を雇ったことにできます。逆に言えば、あとの大半の人が健常者でもかまわないわけです。

つまり、この制度こそが特例子会社制度です。
特例子会社というのは障害者だけ雇うわけではない(健常者がいても一向にかまわない)、という意味はこういう制度だからです。
(就労継続支援だったら、健常者は利用できませんからね。)

特例子会社も就労継続支援A型も、「会社」という意味では似たようなものです。
どちらも雇用契約を結んで利用するわけですから。
けれども、上で説明させていただいたとおり、制度(しくみ)がまるで違いますよね。そこの所で分けて考えて下さい。
 

参考URL:http://www009.upp.so-net.ne.jp/machito/empu/toku …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

参考のURLの方を拝見させていただいたところ、

知的障碍の方々の例を取り上げられておいででした。

私の知り合いは心の病で仕事を辞め

就労支援B型で現在就労中で

元気になったら一般就労をしたいと言っており
ただ、時々、病気の影響で体調にむらがあり、
無理をさせることができないので、

そのあたりを理解していただける、特例子会社か就労支援施設A型の施設がないのか
PSWやジョブコーディネーター、職業安定所(ハローワーク)の福祉対応窓口の方と
ともに探して調整しているところです。

その際にお聞きした話によると、
精神疾患の場合、条件を満たせば0.5%換算で雇用率に当てはまるそうです。

足などに障碍のある車椅子を利用されるかたに比べ、
軽度の知的障碍の方や精神疾患の当事者で寛解されている状態だと
どこも悪くないように見えてしまい、そのあたりのケアーしていただけるスタッフの要る
環境がいいのですが、そのような条件の良い場所や施設はなかなか人気があり入れない場合もあり
大変なようです。

知り合いは、一般就労で働いて、後もう少しで、厚生健康保険と厚生年金に加入が可能な
時間数まで働くところまでいったのですが、無理をしてしまい、会社を辞めることになって
しまいました。次の機会には、無理せず、仕事をしてほしいと考えています。

私も、次の機会には知り合いの力になってやりたいと思います。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/24 17:45

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