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アメリカでは保険制度が崩壊して国が医療費を負担しなくなり、国民の100パーセント負担という話を聞きました。そして現在日本も徐々にそれに近づいていくという話を聞いたのですがホントなのでしょうか?アメリカの医療費が高い理由はそのせいでしょうか?知っている方、何か情報をお願いします。

A 回答 (4件)

No1です。


アメリカの健康保険精度についてはすでに書きましたので、高いといわれる医療費の額について紹介します。

アメリカの保険会社AIUが世界の主要都市についての調査したものです。

<盲腸手術入院の都市別総費用ランキング>
2000年

順位都市平均費用入院日数
1位ニューヨーク2,439,000円  平均1日
2位ロサンゼルス1,939,000円  平均1日
3位サンフランシスコ1,929,000円  平均1日
4位ボストン1,690,000円  平均1日
5位香港1,526,000円  平均4日
6位ロンドン1,142,000円  平均5日
7位台北642,000円  平均5日
8位マドリッド573,000円  平均3日
9位バンクーバー546,000円  平均2日
10位トロント546,000円  平均2日
11位グアム546,000円  平均4日
12位ジュネーブ521,000円  平均4日
13位ソウル512,000円  平均7日
14位シンガポール509,000円  平均3日
15位北京478,000円  平均4日
16位パリ477,000円  平均2日
17位ローマ464,000円  平均2日
18位フランクフルト425,000円  平均7日
19位ホーチミン328,000円  平均4日
20位ケアンズ302,000円  平均3日
21位バリ278,000円  平均4日
22位ホノルル273,000円  平均1日
23位上海234,000円  平均4日
24位ゴールドコースト229,000円  平均2日
25位サイパン212,000円  平均2日
26位シドニー211,000円  平均5日
27位バンコク207,000円  平均3日
28位クライストチャーチ203,000円  平均3日
29位クアラルンプール176,000円  平均3日
※総費用は、外国人が私立病院の個室を利用し手術も複雑でない場合を想定。また総費用は手術費の他、看護費用、技術料等および平均入院日数の病室代を含む。1US$=105円で換算し、千円単位に四捨五入。

参考URL:http://www.aiu.co.jp/travel/
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この回答へのお礼

丁寧に調べていただいてありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2004/02/03 16:22

既にこちらの保険制度は紹介されているので、他の面から・・・・。



日本の「国民皆保険制度」は今では国の重荷になってきてはいますが、世界で誇れる数少ない日本の制度で、日本医師会の武見元会長がごり押し?をして厚生省に保険医辞退などなどの多くの圧力をかけて、国民(特に医師)のためを考えて作った素晴らしい制度です(^_^)。

他の国では(全世界は知りません。特に北欧は)、これが無いので、腹が痛いと言ってきた人や、怪我して来た人でも、金が無いと追い返します。

患者の加入保険会社の確認や、前金の払い込み(病院窓口で)や、支払い可能かどうかの証明等などを要求されます。
(日本人の場合は金持ちと言うのが世界で浸透しているので、観光で行った人が診療拒否を受ける事はまず無いでしょう)


これは普通の病院の話です(ボランティアで普通の病院はやっているのではないので、人も薬も動かす・使うには金が掛かるので当たり前ですが、誰かが金を負担しなくてはならないのです。日本では国民全員が負担していますから、国民皆保険が可能なのですが、、病院の老人の憩いの場化とか高額・先進医療が多くなったとか、不必要な薬剤の投与とか、医師の給料の高額化、で病院経営や、保険機構が機能できなくなってきて、今は保険費用の値上げと支払いを厳しくしているとか、リストラで凌いでいますが、それでも内容は苦しくなっています)。

ボランティアでやっている病院は別ですし、国により違いますが、高齢者や低所得者層では特別は配慮の有る国も有ります。

こちらは救急車も有料ですしね。日本はタクシー代わりに使っている人も多く見かけるし、転院に病院からの要請で使われることも有るし・・・皆国民が払っている金なんですけどね・・・・・土木工事と同じで人の金で自分の懐が豊かになるなら・・・・って根性の人が多いのが問題ですが・・・・・これが人の本性でしょうね(^_^;)
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。アメリカについては友だちともたくさん話すのですが、身近に感じてるようで細かいことになるとわかっていないことが多いです。timeupさんに伺いたいのですが、アメリカでは予防医学という意識が高まっていて、サプリメントなどの愛用者が7割もいると聞いたのですが、ほんとでしょうか?

お礼日時:2004/01/31 22:57

法律部分はわかりませんが、アメリカの会社と契約し、研修等で聞いたのですが、個人で入る保険と会社がはいる保険があったようです。



個人のほうは、名前忘れましたが、青い会員カードがあって、提携している国なら海外利用でも後から返還金がもらえる仕組みの保険に加入している方がいました。

会社のほうは、社員一人一人にポイントが与えられて(もらえる量は一定じゃありません、時期は確認しませんでした)、そのポイントを消費して、医者に行くようでした。

数年前にやめてしまったので現状はわかりませんが。
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アメリカの健康保険制度は日本とは非常に異なっています。

日本のような公的な健康保険というものはなく、あくまでも個人単位で加入するプライベートな保険です。このため、多数の保険会社が存在し、負担する保険料により補償範囲や限度額、また免責額などが変わります。つまり全く民間の保険なのです。これは国営の保険が崩壊したからそうなったわけではなく、最初から民間の保険会社が、日本で健康保険などができる前から営業を始めていたからです。

ではサラリーマンの場合はどうかというと、ある程度の大きさの企業になれば、従業員に対して福利厚生の一端として健康保険を提供するところもあります。これは日本の企業の組合健保に似ています。健康保険は大きく分けてPPOとHMOの二種類があります。両者で共通することは、それぞれ契約した医療機関のネットワークを持っているということです。人気のある保険であればそれだけ契約している医師などの数も多いのです。

HMOは契約しているネットワーク内の医師にのみかかることが出来ます。在住地によって専任の医師を決められ、いかなる症状においても受診する時にはこの医師を通すことが決められています。患者は自分の意思で医者を選べません。これに対してPPOでは自由に好きな医師にかかることが出来ます。患者が医師を選ぶことが出来ます。それではPPOでネットワークは何のためにあるのかというと、医療費の補償率に差があるのです。ネットワーク内の医師は保険会社とあらかじめ契約があって、各医療行為に対する報酬額が定められており、それ以上は請求できません。そしてその20~30%が患者の負担となります。患者にとって一番負担が少なく医療を受けることの出来る方法です。ネットワーク外の医師にかかった場合はネットワーク外の医師は保険会社と契約を結んでいないので、自分で設定した医療費を請求します。保険会社は請求された医療行為に対して、独自の支払基準を設定しており、その支払い可能額から少々低めの割合で給付を行います。通常は60%の給付率となります。
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