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日本の高速道路(特に橋やトンネルなど)は、陸自90式戦車(50ton)が走っても耐えられるような強度計算がされているのでしょうか?

A 回答 (4件)

道路の強度は、長期にわたり一定の通行加重に堪えるように設計されています。

つまり、仮に重量制限30tの道路があるとすれば、その道路は30tの車両が長期にわたり日常的に通行できる強度を有しているという意味であって、50tの車両は一時的にも通行できない、という意味ではありません。一般に、国道以上の道路であれば、一時的には、90式戦車が無理なく通行できるはずです。

橋の強度も同様な考え方に基いていますが、橋台と橋脚という限られた面積で全ての加重を支えなければならないので、道路よりも加重制限がシビアです。通過の可否は道路事務所にある橋梁諸元に基いて個別に検討する必要があるでしょう。

なお、重量が同一であれば、接地面積が大きい装軌車(キャタピラ式)のほうが装輪車(タイヤ式)よりも条件が緩やかになります。

☆余談ですが・・・
設計上の強度が同一である古い橋と新しい橋を比較すると、一般に、古い橋のほうが強度が高いといわれています。理由は、
(1)以前は、工事現場において厳密な施工管理ができなかったため、確実に設計強度を確保するためには、ある程度余裕のある施工が必要だった。特にコンクリートの場合、その強度を決定するセメント・砂利・水のうち、現場において蒸発してしまう水の割合を厳密に管理することが困難なため、強度的に余裕のある施工がされていた。
(2)最近は厳密な施工管理が可能なうえ、コスト削減のため設計強度ギリギリの施工がされているらしい。
さらに、
(3)ポンプでコンクリートを流し込む工法が普及したため、基準以上の水を加えて強度不足のコンクリートを打設している例さえあるらしい。
ビルも同様です。このような手抜は外見からは判別できないので、結構多いかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2004/02/23 11:38

現状では無理です。

まずは車幅が広すぎます。あと90式戦車は50tオーバーです。同じ50tでも装輪車と装軌車では通行可能の算定方法が異なります。90式戦車は装軌車なので、それだけハードルは高いです。

ちなみに、90式戦車を輸送するときは砲塔部分と車体を分解してそれぞれトレーラーに乗せて運搬しています。

90式戦車は性能では世界のトップクラスの戦車(アメリカのM1A2,ドイツのレオパルド2)と肩を並べますが、重量や大きさは狭い日本の国土には適していません。

一般的に、戦車の開発サイクルは10年ですから、90式戦車が正式採用されてから次の新戦車が開発されています。高性能かつ日本の国土に適した戦車の開発が待たれます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2004/02/23 11:37

一応は走れると思います。

もちろん許可が必要ですが。
その際は金属製のキャタピラからゴム製のキャタピラに換装し直す事になるかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2004/02/23 11:36

高速道路は通常30t超えは許可が入ります


許容設計外ですね 実際は許容値に対して設計のマージンがあるのでぎりぎり位ではと思います

ただ、橋などを戦車が十分間隔を開けて通行すれば問題は無いと思います
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2004/02/23 11:36

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