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英語教育でよく和訳は駄目だと言いますが
なぜ駄目なのでしょうか?

A 回答 (8件)

和訳だけで英語を学ぶのは、ちょうど、漢文を、日本語で読んでいくのにも似ています。

中国語の語感がわからなくても、返り点などを使えばわかってしまう。しかし、中国語はしゃべれない。そんな感じに近いと思います。

和訳の問題点1
日本語に訳さないとわからない、つまり頭にあるのは日本語。しかもかなりぎこちない日本語。これでは英語が頭に入りません。また、英語を理解するスピードも遅くなります。

和訳の問題点2
苫米地英人氏が言うように、英語と日本語では、脳の使い方がちがいます。音の領域も違います。そういう英語ならではの感覚を身につけることができません。

和訳の問題点3
英語脳が育ちません。つまり、日本語の延長で英語を日本語で結びつけて理解することになります。これでは英語を話してはいても日本語で考えているという状態になります。スピードをつけて処理するのが言語です。コミュニケーションの英語には和訳はまずいかと思います。

和訳の問題点4
英語と日本語が、本当は犬とdog、水とwaterでも違うのに、同じにしてしまいます。(ちなみに日本語ではwaterはお湯と水に分かれます。)こういう日本語と英語の単語を結びつける方法で、英語の複雑な文の理解はできません。

他にもありますが、こんな問題点があります。

以上、ご参考になればと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>日本語に訳さないとわからない、つまり頭にあるのは日本語。しかもかなりぎこちない日本語。
ぎこちないののは日本語だけじゃないでしょう。中学の英語の教科書とか教師が作ったプリント問題などもぎこちない英文が多いです。
一つは、スペルは似ていますが thinkとかthingのような基本単語を乱用しすぎ。いくら初歩とは言え 英文が不自然。
次に、重要基本語なのに recognize、prefer、appreciateと言った単語は訳しにくいのか 難しい単語と看做されているのか 中学英語では敬遠されている。
それから、生徒が訳で迷わない配慮か、英語教師自体 日本語の思考癖から抜け出せないのか 兄、弟を いちいち younger brother、elder brotherと表現することが多い。

お礼日時:2012/12/11 20:58

>英語教育でよく和訳は駄目だと言いますが



誰がそのような意見をいっているのかわかりませんが、問題なのは、和訳そのものよりも、むしろその目的や具体的な方法論にあると考えられます。

日本の英語教育は、会話主体と授業内容が入ってきているとはいえ、和訳を目的化する傾向は、依然として根強いています。一番厄介なのは、正しい訳:間違った訳といった基準が教師ごとによってバラバラで、日本語の細かな使い方で英語を理解する:しないという判断を下してしまうことでしょう。

日本語と英語は根本から仕組みが異なる言語ですから、逐次語式なやり方だけでは、頭で覚えていても、正しく身についていきません。なぜなら、入学試験で高得点とれても、話し書くことにはまず結びつかないからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとういございます。

ちょっとケースは違いますが、皮肉なことに そこそこ英語ができる人の中には和訳の日本語を模範的な日本語と勘違いしてしまい、http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7559914.htmlの質問の#5さんみたいに日本語のフィーリングまで微妙に狂ってくる人もいるようです。

お礼日時:2012/12/12 18:25

>英語教育でよく和訳は駄目だと言いますが



 誰が言っているのか、よく知りませんが。

 でき得る限り原文の意図を反映した和訳は出来なきゃダメでしょう。01思考の0のほう、「完璧な翻訳などあり得ないんだから和訳は駄目」と言っては、英語で表現された情報にアクセスできる人が限定され過ぎ。

 しかし、英語を必ず完璧に日本語に翻訳できるという幻想も困り者ですな。こっちは1のほう。そういう人は逐語訳至上主義だったり、辞書にない訳語、あるいは訳されていない単語を見つけると「誤訳だ!」と大騒ぎしたりする。これも困り者。

 どちらも、和訳を正確な翻訳と思うから駄目でしょう。英訳も同じ。原文を説明してるだけですからねえ。それを原文の言語を変えただけの複製と思うから間違う。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/12 18:20

英語教育(だけではないと思いますが)で和訳は駄目、というのはsweeping overview であり、その全てが悪いとは思いません。



まだ言語体得時の幼児から小学校低学年にかけての児童には、和訳は必要ないかもしれませんが、critical period を過ぎた年齢の生徒、成人の英語教育は言語学習(体得ではなく)になるので、反って母国語で文法等の込み入った説明をした方が効果的、という意見もあります。しかし外国語の会話の練習においては和訳をしていると効果、能率が悪いですし、英語で質問されて英語で考え答える練習になりません。

例えばレストランで朝食を頼むと色々な選択肢があり、ウェイトレス、ウェイターが矢継ぎ早に質問をしますが、簡単な "How would you like your eggs?" にしても普通なら二、三秒で終わる会話で、「貴方はどの様に貴方の卵を欲しいか?どの様に卵を調理するか?」と日本語で訳してから、「目玉焼きって英語で何て言ったけ?」と考えていたら時間ばかりかかって会話になりません。ですから会話を重んじるベルリッツとかの英語教室では、この様な多くのシチュエーションを想定して、その時に訊かれそうな質問、それに対する答えをドリルする方法を取っています。

ただしこれは日常会話で決まったパターンが多くある場合です。これなら丸暗記すれば何とかその場は乗り越えられると思いますが、自分の意見を述べる討論、会議では語学の質だけでなく、意見の内容が一番重要になりますから、これは一般教養、専門教育の域にも及んできます。他の回答でもあるように、critical period を過ぎてからの学習では、第一言語での能力を超える事はできません。ですから個人の意見を述べるには、まず日本語の基盤がしっかりしていなければならず、その上で理論的にTPOに適った英語での表現が必要になりますが、これにはやはりトレーニングが必要です。

ただ、通訳の場合は、英語を英語、日本語を日本語で理解し、それを第二の言語に素早く置き換える事が必要になりますが、これは一語、一語にこだわるのでなく、全体の意味を理解して別の言語で同等のニュアンスに置き換える事が要求されます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/12 18:19

日本人は謙遜を美徳としますので、自分の子供がかわいいだとかbeautiful何て言いませんが、外人は違います。

自分の子供のことを「かわいいでしょう」とか「頭がいいんだ」とか、他人に褒めちぎります。したがって、本当にbeautiful何て単語は頻繁に使います。したがって、アメリカ人は肯定的ですよね、明るいし。
その反面、日本人は暗いです。自分の子供を褒めない。すぐに「いえ、そんなことありませんわ」なんて否定する。
ですから、英語を学んで違和感を感じるのは当然です。文化や、習慣がかなり違います。私は最初に渡米したときはよく泣いてました・・・。でも,いい人達です。今でも渡米するとホッとします。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

>したがって、本当にbeautiful何て単語は頻繁に使います。
こう解釈されましたか。私が言いたかったのは 日本語の日常会話なら普通、「きれい」という方が多いだろうということでした。でも、英語のテストで beautifulを「きれい」と訳すと減点されかねませんからね。

>ですから、英語を学んで違和感を感じるのは当然です。
私も小さい頃、海外在住経験があるので 英語自体の違和感はそんなになかったですよ。
さっき申したように 違和感を感じたのは日本の学校で教える英語です。

お礼日時:2012/12/12 00:14

私の経験から言うと、英語教育で和訳は駄目だというのは、もっともらしいウソだと思います。

母国語を介さずに外国語を習得するのは不可能に近く、一定のレベルを超えた後も、日本語を介して学んだ方が効率が良いです。そう思う理由はいくつかあります。

第一の理由として、第二言語のレベルは母国語のレベルを超える事が出来ないという現象があります。これは厳然たる事実で、達人クラスでも例外ではありません。このことから、英語だけで外国語学習が出来ない事が分かります。個人的には、英語の言語回路というのは、日本語というOSの上に乗っかったアプリ(若しくは仮想マシン)に過ぎないと思っており、最終的には日本語を通して情報のやり取りが行われているのではないかと思っています。英語はアプリに過ぎないので、ベースとなる日本語の性能を超える事が出来ないんだと思います。

いっぽう、和訳を否定する意見にも一理あります。和訳をする事により引き起こされる問題として、語順の問題があります。日本語と英語の文法が異なるせいで、いちいち日本語の文法体系に直していると、どうしても理解のスピードが遅くなるし、場合によっては、英語の思考回路をマスターするのを阻害する可能性があります。

確かにこれは大きな問題ですが、実はとある工夫をする事により、この問題を回避する事が出来ます。質問者様の、質問内容を例に取ってみましょう。これを英訳するとこんな感じになります。。

Some people insist that the ways of studying English by translating each paragraph into Japanese hinders mastery of English. What do you think about this opinion?

これをですね、こう訳すと良いのです。
「ある人々は主張します 英語の勉強方法 各文節を日本語に翻訳 阻害します 英語の学習を。あなたはどう思いますか この意見について?」

一応意味通じますよね。この後、普通の日本語に直すのです。私の英語学習経験から言うと、これがベストのやり方で、これを続けていると、英語を自由自在に操れるようになります。

なお、我々が英語を学ぶ時は、英語のネイティブスピーカーになる事が目的ではないと思っています。そうでなく、バイリンガルになる事が目的なんです。その究極の姿が同時通訳だと思っています。だから、和訳は絶対に必要なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>第一の理由として、第二言語のレベルは母国語のレベルを超える事が出来ないという現象があります。これは厳然たる事実で、達人クラスでも例外ではありません。
私も何度も聞きました。何か有名なロシア語の通訳の人も言っていました。でも、疑問があります。フィリピン人やインド人のように英語で教育を受けた人はどうなんだろう。
高度な内容となると、母国語で表現できないことが往々にしてあるようです。


>個人的には、英語の言語回路というのは、日本語というOSの上に乗っかったアプリ(若しくは仮想マシン)に過ぎないと思っており、最終的には日本語を通して情報のやり取りが行われているのではないかと思っています。
なるほど、面白い喩ですね。でも、Peechyanさんはそうでも、一つのプラットフォームに二つのOSを搭載できる人もいるようですよ。このサイトで 自称海外在住●●年とか言う人は。

>これをですね、こう訳すと良いのです。
私は逆にこれが苦手です。英語のままの方が理解者しやすいです。余談ですが、私は英語をベースにスウェーデン語を齧ったことがありますが、日本語を介在させなくとも問題ありませんでした。スウェーデン語は英語と語順が殆ど同じなので 日本語より英語に訳した方が分かりやすかったです。

お礼日時:2012/12/11 23:36

和訳がダメというのは、「英語は英語で考えるべき」とかいう方々がいらっしゃって、第二言語習得において母語(第一言語)が邪魔になって、習得がうまくいかないとの主張があるからです



ただ、そもそも論として、日本語しか知らない人が、英語ネイティヴの人らの持っている単語や表現に関する意味(イメージ)を知っているはずがない
だから、最初から「英語で考える」というのは不可能に近い
母語として(つまり子供が)言語を習得する場合だと、脳の発達の過程や環境によって、学ばなくても言語習得は可能という事実がありますが、第二言語習得においては母語と同時に習得しない限り無理でしょう ただし、あるレベル以上になると、さまざまな知識を得ていますので、自然と英語で考えるようになります
(でも、この部分についても英語脳で考えているのか、日本語脳で考えているのか、はわかりません "気にならなくなった"というレベルで実は日本語脳で考えているかもしれません)

「和訳グセ」という言葉もよく聞きます
確かにそういうクセがついて、ある程度のレベルになっても英語で考えることをしない人(必らず日本語に置き換えてからでないと理解しない人)も多くいます
でもそれは学習過程が間違った結果であって、クセがつかないような学習方法に意識して変えていけば、そういうクセは克服できます

だから(私の場合ですが)、辞典も英和を使います 理解が早いからです(でも、訳を覚えるのではなくて、イメージだけ頭に入れるようにします だから、和訳しろと言われてもできません笑)
抽象的な表現になっていて理解が難しい場合に英英辞典を使います
メモも英語・日本語の混在です 使いやすい方、記述しやすいほうを選んでます(漢字で書いた方がコンパクトですし)

と色々書きましたが、"最終的には"、日本語を参照することなく、英語で考えて、英語を使いたいですね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

揚げ足を取るつもりはありませんが、私は英語は五感で覚えるものだと思います。
例えば、nutmegです。しかし、nutmegとはどんな味の調味料なのか、英和辞典も英英辞典も教えてくれません。英和辞典には「肉荳蔲、ナツメグ」という訳語があり、“肉荳蔲”って読み方が分からなかったし(もっとも、読み方が分かって国語辞典で調べてもどうにもなりませんが)、“ナツメグ”って nutmegをそのままカタカナ読みしただけです。英英辞典では“a brown powder used as a spice to give a particular taste to food.”と説明してあります。茶色い色の粉末の香辛料なら シナモンだってコリアンダーだってあるし、独特な味というのなら、カルダモン、クローブ、フェンネルも非常に特徴的な味を味を持っています。
やっぱり、英語とか 頭だけでなく 体で覚えるものだと思います。

お礼日時:2012/12/11 21:09

意味がはっきりしませんが、和訳が日本語になっていないからでなないでしょうか。

訳としてはあってるのですが、日本語ではそんな言い方しないのになぜか和訳では許される。例えば
I am Taro.は、和訳は私は太郎です。
でも、日本語でしたら、太郎です、だけでしょう。いちいち私はとは言わないのにそのように訳す。従って、和訳のすべてが違和感のある日本語になっているためだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私が中学で英語を勉強し始めて一番違和感を感じたのは、英語のそのものではありませんでした。結構、英語は外国語なんだから 日本語とは違うって 割合 すんなり割り切れたものです。しかし、和訳に超頻出する「あなた」、「彼・彼女」にはどうも馴染めませんでした。日常会話では使う機会が意外に少なかっただけに。
それと、beautiful=美しい とういうのもちょっと違うなあと思いました。beautifulは英語では最重要単語ですが、日本では特に子供や女性が頻発して使う言葉じゃないし。

お礼日時:2012/12/11 20:01

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