プロが教えるわが家の防犯対策術!

お世話になります。
比較級の勉強に手こずっております。

下記の文章、
He earns not more than 100,000 yen in a week. は
He doesn't earn more than 100,000 yen in a week. と
書き換えが可能(同義)でしょうか?

not more than = only と覚えているのですが、この書き換えは
あり得るのか、ふと疑問に思いました。

同様に、
He earns not less than 100,000 yen in a week. は
He doesn't earn less than 100,000 yen in a week. と
書き換えが可能(同義)でしょうか?

また、
He earns no more than 100,000 yen in a week. の否定文は
He doesn't earn no more than 100,000 yen in a week. と
なるのでしょうか?
この場合(上記の否定文が成り立つなら)、一文に"doesn't"と
"no"が混じっているので二重否定となるものやら、若しくは
He earns no less than 100,000 yen in a week. と同義になるのか
疑問を抱いております。

noやnotなど、比較級に否定語が入るケースでとても苦戦しております。
どうぞご教示下さいますよう、お願いいたします。

A 回答 (2件)

何気なく回答させて頂きましたが「鯨構文」を質問された方ですね。

失礼致しました。

>He earns no more than 100,000 yen in a week. を否定した日本語訳としては、
> 「彼は1週間に10万円しか稼がない、ことはない。」
> →「彼は1週間に10万円より多く稼ぐ。」か、
> 「彼は1週間に10万円もよりも多く稼がない。」
→集合の「A」と「Aバー」の関係というとらえ方ですね。「バー」という関係を英語で表せば"not"に当たります。漢語で言えば「非」に当たります。
→「彼は1週間に10万円しか稼がない、ことはない。」という英語としては
"You can't say that he earns no more than 100,000 yen in a week."
あるいは"It is not that he earns no more than 100,000 yen in a week."
または、しゃべっている途中なら、"It is"を省略して
"Not that he earns no more than 100,000 yen in a week."とも言えます。そのあとに"but that ・・・"を予想させます。
→「彼は1週間に10万円より多く稼ぐ。」なら"He earns more than 100,000 yen in a week."
→「彼は1週間に10万円もよりも多く稼がない。」これは先ほどの「最大10万円」「せいぜい10万円」という考え方と同じですので説明を繰り返さなくてもいいかなと思います。
→しかし、"He earns no more than 100,000 yen in a week."という文の彼が稼いだ絶対額は「週10万円」です。多くも少なくもないのです。"no more than"は話者の主観的心理を描写する語句ですね。

> つまり、結果的には、as … as ~の原級比較の否定と同じになりえるのかと思っています。
→これは少し比較の他の分野と混同されている気がします。"as … as ~"の最初の"as"は「同じくらい」という意味の副詞で、あとの"as"は接続詞で基本的には、主語・述語の存在する文が入ります。この否定は本題の比較の問題とは異なっているような気がします。

>実用的ではない「言葉の遊び」的なものかとも 考えていますが、そもそも文法的に成立しうるのかという視点での疑問です。
→比較は言葉の遊びではできないと思います。形から見て結果的には遊びのように見えても基底には厳然たる理屈が入っています。

> I think that that that that that student use in that sentence is wrong.
> のthatを分析するようなイメージで、比較も紐解けるものかと考えています(無理なのかもしれませんが)。
これは、
(1)I think that + 文
(2)that "that"=あの"that"
(3)that that student ・・・=which that student ・・・
というパズルのようには、比較は扱えないでしょうね。

> また、no less than を説明する日本語として、「二重否定」という言葉を使っているのを見ますが、
> 「no」と「less」が一つの文にあるから、 マイナス×マイナスという掛け算の発想ではなく、マイナス+マイナスで、「強い否定」ということに ならない理由も知りたいと思っています。
→この"no"は「マイナス」ではなく「ゼロ」のことです。漢語では「無」。英語では"not ~ any"と分かれることもあります。「マイナス」は"less"という考え方しかありません。ご存じのようにプラス・マイナスという考え方は、無限の方向を正反対に指し示した「方向」という概念が基底にありますね。
→「二重否定」という考え方はけっこうおおざっぱな考え方ですが当たらずとも遠からずでしょうね。
「ゼロ」x「マイナス」=「ゼロ」という「無」を表したものです。"no less"="not any less"つまり「マイナスの方向」に「少しでも"any"」「非ず"not"」ということではないでしょうか?

→"no less than ~"の"than"以下には、鯨構文と同じく、客観的・主観的に数量が大きいと認められた数が来ます。"no less than a trillion yen"「1兆円も(多く)」という「多い」ことが客観的・主観的に認められた上で"less"つまり「マイナス」つまり「少ない方向」はゼロ"no"だよという気持ちです。
本来は"as much as ~"と書き換えますが、"no fewer than"も"no less than"で代用されますので、"as many as ~"と書き換えることも状況によってはあり得るわけです。

この場合も"than"のあとに来る数量の共通認識が問題となります。
"no bigger than"のあとに来る語は、客観的・主観的に「小さなもの」という共通認識のある語が来ます。試しにgoogle検索してみて下さい。

> こんなことを考えるのは、例えば muchやeven、stillなどが比較級と用いられると
その比較級を強調するのと同様に、「less」を「no」 で強く否定することもあり得るのではないかと
考えているためです。 …もっとも、言語なので、記号のように何でも 論理的に片付けられないとは思いますが…英語と日本語の違いが良く解らないため、こんなことに 疑問を持ったりもします。無生物主語を英語特有の発想と教えられるように、日本語との違いがよく 解っていない証左でもあるわけですが。
→比較級の前に用いられる"much; even; still"は程度を表す副詞でカッコでくくるべきことばです。
→たとえば、まず以下のことを理解して頂きますね。"He is very old."の"very"のところに"ninety years"とか"two months"とか"four hundred years"が入っただけのことです。その部分を尋ねる時に「どの程度」という"How"に代えて文頭に出せば「何歳ですか?」という日本語に相当することになるのです。
→"He is (three years) older than she."「彼は彼女より3歳年上です。」の"three years"のところに"much; even; still"などが入ったのです。ちなみにこの部分を尋ねるには"How much older"として文頭に出します。

ついでにひとこと。前回の鯨構文のネイティブの解釈が変わってきたのは「(C)が(D)であるのと同じように(A)も(B)である。」という単純な事象が現代では現れにくいということもあるでしょうね。ネットワークや経済の世界で「1つのノード」が変化しただけで世界中に予測不能な影響を及ぼしてしまうという不確定性原理という時代を表しているのかもしれません。、しかしもっと単純な古典的事象を取り扱った哲学・文学などを理解する時は日本の受験英語的解釈が必要になってくると思いますね。

このような比較の考え方は数式を英語で扱う科学者などが得意ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
御礼が遅くなりまして申し訳ありません。

私の頭の中では「理屈=パズル」という
勝手な式が出来上がっていました。
更にそれを変に解釈し、
(比較→理屈)∧(理屈→パズル)
∴比較→パズル
というところを、
比較⇔パズル
と考えていました。そのため、本来言語が持つ
主観的表現を無視して考えていたことに気付きました。

ご提案された"no bigger than"をGoogle検索したところ
目からうろこが落ちまくるページにたくさん出会えました。
恐らく学校で習ったのかもしれませんが、根本を
理解していなかったので、すぐに忘れてしまったのかと
想像しています。恥ずかしながら、完全理解にまでは
至っておりませんが、色々とサイトを散歩しながら
共通項を括り出せそうな妙な自信が湧いてきています。

詳細な解説と、有益な情報をいただき、言葉にしにくい
ほど、感謝しています。

改めてありがとうございました!!

お礼日時:2013/01/19 01:43

英語の比較という分野は結構数学的であり、その考え方になれるまで理解に苦しむ人が多いようです。



>He earns not more than 100,000 yen in a week. は
>He doesn't earn more than 100,000 yen in a week. と
>書き換えが可能(同義)でしょうか?
→同じです。earns=does+earn
→"not"の位置を「数関係の直前」に置く気分か、「動詞の否定の中」に含めるかという単なる形の問題ですが、多少前者のほうが「数関係」を強調しているでしょうね。

>not more than = only と覚えているのですが、この書き換えはあり得るのか、ふと疑問に思いました。
→たとえば、"not more than 10,000 yen"と言えば「1万円よりは多くはない」ということですから「1万円を越えない」つまり「最大が1万円」となります。英語では「(多くて)せいぜい」"at (the) most"というイディオムを使います。
→"not more than 10,000 yen"="at most 10,000 yen"となります。
→"only"は"no more than"のことです。この説明はまたひと苦労です。

>同様に、
>He earns not less than 100,000 yen in a week. は
>He doesn't earn less than 100,000 yen in a week. と
>書き換えが可能(同義)でしょうか?
→先ほどの説明と同じです。書き換え可能です。

>また、
>He earns no more than 100,000 yen in a week. の否定文は
>He doesn't earn no more than 100,000 yen in a week. と
>なるのでしょうか?
→数関係に用いられる"no"は"not ~ any"に書き換えられます。
→"He earns no more than 100,000 yen in a week."の否定文という表現は、"He earns no more than 100,000 yen in a week."という否定文の意味として考えますね。「~の否定文」と「~という否定文」ではずいぶん意味が異なってきます。
→"He earns no more than 100,000 yen in a week."
は"He doesn't earn any more than 100,000 yen in a week."
と書き換えられます。同じ意味です。

→もし「~の否定文」という意味でのご質問なら、"He earns no more than 100,000 yen in a week."の意味が
「彼は1週間に10万円しか稼がない。」という意味の否定はどういう意味になるのでしょうか?否定というのは意味を考えた上での否定しかありえないと思うのですが。形だけの否定はありうるとお考えでしょうか?

>この場合(上記の否定文が成り立つなら)、一文に"doesn't"と
>"no"が混じっているので二重否定となるものやら、若しくは
>He earns no less than 100,000 yen in a week. と同義になるのか
>疑問を抱いております。
→このご質問は、二重否定という言葉をお使いになっていますので、意味を考えた上での質問と思います。そうすれば先の意味の否定を考えてください。ありえないと思いますが。

ということで、質問内容を明らかにされた上で、補足されればお答えできると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

アドバイスをいただいたように、比較の考え方には
数学的(論理学的?)なものがあると思っております。
そのため、文意を若干無視した上で、理論的に文章が
成立できるか、また参考書等で見かける丸暗記ではなく
理屈で日本語訳を理解できるかに興味・関心の対象を
注いでいます。もちろん、「言葉」なので、前者
すなわち文法的には正しいけれど、意味をなさないのは
ナンセンスだとは考えていますが。

He earns not more than 100,000 yen in a week.
He earns not less than 100,000 yen in a week.
の書き換えについては、おかげさまで理解できました。

また、
He earns no more than 100,000 yen in a week.
については、no=not any であることを忘れておりました。
そのため、これを否定すると、
He doesn't earns any more than 100,000 yen in a week.
でることも、理解できました。

>もし「~の否定文」という意味でのご質問なら、
>"He earns no more than 100,000 yen in a week."の
>意味が
>「彼は1週間に10万円しか稼がない。」という意味の
>否定はどういう意味になるのでしょうか?否定というのは
>意味を考えた上での否定しかありえないと思うのですが。
>形だけの否定はありうるとお考えでしょうか?
上述、ナンセンスだとは思いますが、形だけの否定も
あり得るのかと思っています。英語を母国語としていない
ので、日本語との差異があるのは、よくあることかと
思っている次第でして…。
そのため、
He earns no more than 100,000 yen in a week.
を否定した日本語訳としては、
「彼は1週間に10万円しか稼がない、ことはない。」
→「彼は1週間に10万円より多く稼ぐ。」か、
「彼は1週間に10万円もよりも多く稼がない。」
つまり、結果的には、as … as ~の原級比較の
否定と同じになりえるのかと思っています。
実用的ではない「言葉の遊び」的なものかとも
考えていますが、そもそも文法的に成立しうるのか
という視点での疑問です。
I think that that that that that student use
in that sentence is wrong.
のthatを分析するようなイメージで、比較も紐解ける
ものかと考えています(無理なのかもしれませんが)。

また、no less than を説明する日本語として、
「二重否定」という言葉を使っているのを見ますが、
「no」と「less」が一つの文にあるから、
マイナス×マイナスという掛け算の発想ではなく、
マイナス+マイナスで、「強い否定」ということに
ならない理由も知りたいと思っています。
こんなことを考えるのは、例えば
muchやeven、stillなどが比較級と用いられると
その比較級を強調するのと同様に、「less」を「no」
で強く否定することもあり得るのではないかと
考えているためです。
…もっとも、言語なので、記号のように何でも
論理的に片付けられないとは思いますが…英語と
日本語の違いが良く解らないため、こんなことに
疑問を持ったりもします。無生物主語を英語特有の
発想と教えられるように、日本語との違いがよく
解っていない証左でもあるわけですが。

お礼日時:2013/01/06 10:35

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