とっておきの手土産を教えて

どこにポストしていいのかわからないので、まことに失礼ながら2カ所のトピで質問させていただきます。


噺家の八代目林家正蔵(彦六の正蔵)に関する文章を読んでいて、気が付いたことです。

八代目正蔵は「飲食店では、知り人にあっても挨拶をしたり声をかけたりしてはいけない」ということをしばしば弟子や知人に語っていたそうです。

「最後の江戸っ子」とまで言われた正蔵師匠のことですから、最初僕は、これを江戸時代から伝わるマナー、いわゆる「江戸仕草」の一種だろうと解釈しました。
ところが、いざこれを実践しようとなると、やはり「挨拶をしないことへの抵抗感」があって、違和感を感じざるを得ません。


これは果たして本寸法のマナーなのか、それとも正蔵師匠が勝手に決めていたルールなのか。御存じの方、教えてください。

A 回答 (2件)

 


 無作法入門 ~ 江戸に野暮なし、沈黙に技あり ~
 
 1.不倫は文化である
 
 待合茶屋は、ただの飲食店にあらず。ちょいとめかしこんでいれば、
待ち人が現れたりするので、気を利かせて、そしらぬふりをします。
 まちがっても、後日「いつぞやは、どうも」などと云わぬことです。
 
 2.芸人は玄人ごのみ
 
 自由気ままにみえる芸人にも、それなりの節度があり、堅気の素人女
には手を出さないのが原則です。女郎や芸者のような玄人なら、たとえ
羽目を外しても“悋気応変”大さわぎしないから安全だったのでしょう。
 
 3.武士は相見互い
 
 郭であそぶ侍は、大門をくぐると深編笠をレンタルします。
 知った顔に出会うと「やゃ、これはこれは、武士は相見互いでござる」
と云って、たがいに顔をそむけ、後日におよんでも口外しないためです。
 
 4.杉浦 日向子いわく
 
…… 長屋では、新入りの者に対する「三つのマナー」があったという。
「一は生国を聞かず、二に家族構成を質さない、三に年令を訊ねない」
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050722 江戸学でござる
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。

「粋」のありようでもあったわけですね。

たしかに「昨夜は綺麗どころとお楽しみ(はぁと)」なんぞと言って冷やかすのは野暮ですもんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/14 15:21

相手が女性連れの場合には挨拶しない とか 飲食店でも同行した人以外は知り合いはいないとか 通や粋のプライド・阿吽の呼吸

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

それにしても、さすが稲荷町の師匠だと、改めて唸っています。

お礼日時:2013/01/14 15:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報