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はじめまして。

私は来年4月に博士課程(生命系)に進学するものです。
そして博士卒業後に、製薬会社の研究職に就職したいと考えております。
しかし、「博士卒業の就職は厳しい」というお話をよく耳にするので、不安な気持ちを抱きつつ、今から就職対策をしようと努めております。

ここで伺いたいのですが、

(1)一般的に、製薬会社は博士課程卒業の学生も選考対象にしているのでしょうか?

(2)修士課程において研究してきた内容が、生命系ではあるものの、直接製薬とは結び付きにくいものでした。
そこで、博士進学を機に、薬理学に関連する研究を新たに始めてみようと考え、勉強中なのですが(今までやってきた研究も続ける予定なので、4月からは2つの研究を行うことになります)、面接で紹介する研究内容はやはり製薬と関連性があるものの方がよろしいのでしょうか?

(3)今まで、国際学会には参加したことがなく(国内学会や勉強会はあります)、論文も投稿したことがないのですが…学会経験数や論文発行数は多いほうがやはり有利なのでしょうか?

(4)基本的に、就活の流れは修士卒・学部卒と変わりませんか?

(5)学部・修士課程ともに専門分野は生命系で、薬学でも応用化学でもありません。
薬学・応用化学の出身者のほうが製薬会社への就職は有利ですか?
(製薬というくらいですから、薬を開発・製造するうえで化学の知識が必須だと思うのですか…化学は専門的に勉強していなかったので、修論発表が終わったら、研究をしながら化学を勉強します!)

(6)製薬会社への就職にあたって、やはり製薬業界の現状を知る必要もあると思うのですが、リアルタイムに製薬業界についての情報を得るためにどのような対策をしていましたか?やはり日経新聞or四季報、といったところでしょうか?

なお、修士課程修了の段階で就職をしなかったのは、つい最近までポスドクに憧れていたからです。
しかし、(偏見になってしまったら申し訳ないのですが)ポスドクの方々は、企業に努める人と比較して収入が少なく、またポスドクの任期が終了したら、その後に所属する場所を探すのに大変苦労するとのお話を伺い、結果、就職しようと考えたのです。
しかし、その時にはすでに、修士卒の就職活動が大体終了してしまっていたので…ドクター卒での就職を目指すこととなりました。
そして企業の中でも最も興味を抱いたのが製薬会社だった、ということです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

質問文は省略します。

カッコの番号で質問と回答を合わせています。

(1)年度の人事計画と研究開発計画によります。必要だったら採用するし、ダブついてたり分野と全く無関係な人なら、よっぽど優秀じゃない限り採りません。

(2)もちろん研究内容が近い方が有利ですが、入社しても仕事として自分の研究を続けたいはNG。利益見込めるような革新的な研究だと別です。

(3)学部ならまだしも、修士ですら論文に投稿したことがない人は、やる気なしかダメ学生とみなしてます。もちろん、投稿受理数は多ければ実績ですから有利です。

(4)博士の場合、就活なんてしないでも、研究内容が良ければスカウトがきます。だから、研究に専念してください。

(5)わざわざ会社で一から教えなくて済むから、専攻してきた者の方を採用します。一から勉強しますと言われても、今まで専攻してきた分野に進めば?と思います。なんのための博士の学位なんですか?と。

(6)対策なんて要りません。博士枠で採用されたいなら、今までの研究内容が全てです。
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この回答へのお礼

うーむ…やはり私の想像以上に博士卒の製薬会社入社は厳しそうですね…
研究あるのみですね。
まずは今年の春から夏に、論文を執筆・投稿する予定なので、良いデータが取れるよう研究に励みます!
ありがとうございました!!

お礼日時:2013/01/30 10:20

 知り合いのお子さんたちで製薬会社に就職仕方は三人、東大-博士課程修了なら知っています。

が、あとは京大-修士課程修了、東大-東京医科歯科大修士修了です。

 博士課程までいってしまうと不利という話はお子さんたちから聞きました。帝大クラス、東大あたりでしたら何とかなるんじゃないかと思います。
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この回答へのお礼

なるほどですね。やはり製薬会社への就職は、修士卒・博士卒関係なく帝大クラスが一般的なのですかね。私はとりあえず一流大学ではありますが、医学部ではなく、私立大学の理工学部ですね。となるとやはり厳しいでしょうかね…
でも学歴がすべてではないと信じて、就職をめざして研究に励みます!
ありがとうございました!!

お礼日時:2013/01/30 10:18

薬学系M2です。


私は春から化学メーカーの研究員になりますが、同期や先輩に製薬に行く方or行った方が多いので回答させて頂きます。
まず、就職の可能性ですが、無いとは言いません。
ただ、修士卒の方が採用枠が多いのは事実です。開発職に回せるからです。
博士を何人とるかは会社の採用計画で決めています。博士卒をとる場合、開発職には就かせません。研究職に就かせますね。そういったことから博士卒採用の人数は限られてきます。
また、扱う医薬がどのジャンルかも重要です。医療用医薬ですか?それともOTCですか?
医療用医薬なら、大手でないといいものは作れません。技術面においてもそうですが、何より特許が取れることが重要なんです。
大手志向なら色々と難関であることには変わりませんが、不可能ではないです。なのでお答えします。

(1)一般的に、製薬会社は博士課程卒業の学生も選考対象にしているのでしょうか?
大いに。ただし、ある特定の強みがあること。その製薬会社の基幹事業に触れる研究を行っていること。
中外や協酵キリンが発信しているバイオ医薬などは従来の低分子医薬に代わって、医薬の定義に革新を与えようとしています。この2社以外にも当然どの会社も力を入れています。
抗体関連は強い。とだけ言っておきます。

(2)面接で紹介する研究内容はやはり製薬と関連性があるものの方がよろしいのでしょうか?
上記の通りですが、話すことが限られるならそうなるでしょう。
ただ、就活のために博士の研究をやるのには疑問を感じますが。

(3)学会経験数や論文発行数は多いほうがやはり有利なのでしょうか?
学会は基本的には半年1回のペース出れておれば障りはありません。
ただし、学会件数=実力、ではありません。論文数=実力、は有り得ます。
論文も研究によってデータが出しやすいor出しにくいがあるでしょうから、一概には言えません。
技術面接で8割方決まるでしょう。

(4)基本的に、就活の流れは修士卒・学部卒と変わりませんか?
一緒です。待っていて案内が来るのは一部の大学・研究室のみです。
共同研究をしていたら可能性大です。
修士に混じって就活をしている旧帝大の博士をたくさん見ましたよ。

(5)学部・修士課程ともに専門分野は生命系で、薬学でも応用化学でもありません。
私は応用化学出身で、大学院からDDSを研究してきましたが、学問の基礎として化学をやっていれば製薬の研究が分かるかと言うと全く違います。
化学系から製薬の研究に行く方は、特殊なスキルを持った方が多いです。例えば天然物の全合成ができるとか、単結晶構造解析ができるとかです。ただ、そういった分野で強い研究室は製薬大手と共同研究しています。パイプがあるわけですね。逆に言えば、そうでない研究室から製薬に行くことは厳しいです。ES落ちがざらです。
薬学や生物からの方がまだ入りやすいかと思います。

(6)リアルタイムに製薬業界についての情報を得るためにどのような対策をしていましたか?
HPで十分です。IR情報など株主への報告書など目を通せば、各企業の特色は丸分かりです。


実は私も製薬の研究職に憧れてずっと就活をやっていた経緯があり、ここまでこの業界に詳しくなりました。
ただ、大手の製薬でなければ自分が本当にしたい研究は出来ないことを知り、大手しか応募しませんでした。
売上トップ6と考えてもらって間違いないです。ただ、1社を除いてすべてES落ちでした。
それで、就活途中で方向性を変えて今に至ります。
何が言いたいかと言うと、就活を進めると理想の仕事に対する考え方は必ず変わるということです。
おそらく、就活当初は、事業内容やR&Dの強みを見て企業を選ばれると思います。
でも、会社は研究をする場所である一方、生活の場所になります。企業理念や福利厚生、自由な自己啓発が可能かも重要です。
もし、やりたい研究にこだわっていたら、他の条件がないがしろになったかもしれません。

製薬だけでなく、化学メーカーの中でバイオをやっている企業、バイオ関連の企業など幅広く見ていくことをお勧めします。
がんばってください!
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この回答へのお礼

とっても詳細に製薬会社の就職事情を教えてくださり、ありがとうございます!!
博士課程での研究生活・就職活動を通して、研究者としての自分自身を啓発してゆきます!
まずは自分の研究をより充実化させるとともに、製薬会社やバイオ関連の企業について徹底調査しようと思います。

とても参考になりましたので、あなたの回答をBAにします!

お礼日時:2013/01/30 10:26

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