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緊縮財政で財政健全化は無理じゃないかと思うのです。
緊縮財政にすると、日本のような国では、税収が緊縮した分以上に減りますよね。
そうすると緊縮財政にすることで余計に借金が増えちゃいますよね。
1997年の橋本さんはまさにそうでした。

ということは、無理なことはすでに証明されたに等しいと思うのですが、
なんでまだ緊縮財政を唱える人がいるのでしょうか?
彼らは歴史を知らないのですか?

江戸の3大改革と呼ばれるものも基本的に緊縮財政ですが
すべて失敗です(吉宗だけは△かな)

諸外国でも、世界的大好況のような神風でも吹かない限り
ろくな目に合っていないようです

A 回答 (4件)

緊縮財政にしようが、アベノミクスにしようが、どちらにしても、財政再建は無理ではないかと思っています。



緊縮財政は、質問者さまおっしゃったような懸念が考えられます。
アベノミクスは、税収増は期待できますが、大量の国債を発行しており、とても
税収増額>国債発行増額になることは期待できません。ですので結局、国債の累積額を
減らすことにはならないと思います。

日本は、GDPに対する国債累積額があまりにも大きい、税収に対する歳出があまりにも大きい、ということで、にっちもさっちもいかない状況です。まともなやり方では、無理なところまで来ていると感じてます。
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この回答へのお礼

そうですね、おっしゃる通りだと思います。
これは日本だけでなく先進国全体の問題です。
日本の場合まだ政府貨幣の発行という道もありませが、
EUではそれすら禁じられていますのでどうしようもありません。

世界大戦の日は近いのかもしれないですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/11 19:25

> >2004年~2007年は115兆円前後まで減っていますが、


> この時期こそUSAのバブルによる景気回復で、私の言う「神風」です。

ということは2004年~2007年の純輸出が増えているはずです。
実際には、この時期は確かに純輸出は現在よりは高水準であったとはいえ、98年頃の方が高い水準です。
というか、大体85年頃から07年まで平均して同じくらいの水準です。
純輸出は、97年~00年平均で11.7兆円、04年~07年平均で9.8兆円、85年~07年平均で10.5兆円です。

米国経済が好調であったことが影響がなかったとは言いませんが、日本の財政に対する影響は非常に限定的だったでしょう。


> 成長戦略など口だけで成功した例など皆無です。

物凄く大成功した例を知っているはずです。それは戦後すぐの「傾斜生産方式」にはじまる高度経済成長です。
これは、経済基盤を軽工業から重工業へと転換するという成長戦略でした(当時は成長戦略という言葉を使いませんでしたが)。
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> 緊縮財政にすると、日本のような国では、税収が緊縮した分以上に減りますよね。



GDP統計によれば、特に1995年~2003年は、公的需要が120兆円前後で推移しています。2011年では多少減ったとはいえ117兆円です。現在の新SNAになった1994年以降、緊縮財政は行われていません。
また、2004年~2007年は115兆円前後まで減っていますが、この時期は税収が回復した時期でもあります。

したがって、緊縮財政→税収減という意見そのものが誤りとしか言いようがありません。



> 江戸の3大改革と呼ばれるものも基本的に緊縮財政ですがすべて失敗です(吉宗だけは△かな)

吉宗の改革(享保の改革)も大失敗でした。
これらの改革で共通することは、全て商工業を否定して農業中心に戻す運動であるということです。幕府の税収は米中心でしたから、農業生産力向上→税収増、という訳です。その上で、税収の範囲内で生活する、という考え方でした。
田沼意次の政治や長州等の藩政改革が商工業を肯定して成功したのと真逆です。

因みにこの時代には、幕府の支出が経済を動かすほどの力はまるでありませんでした。影響があったのは、むしろ民衆に対する締め付け(奢侈品を取り締まるなど)や改鋳でした。


> 公共投資を大義名分に地方の土建業者を中心にカネをまき、地方票も獲得できる。これで参院選対策も万全。GDPも伸びているようにみえるから、消費税も上げられる。
> って、ものすごくだまされている感があります。これではまさしく無駄遣い。

公共投資増→GDP増は、短期的な効果しかありませんが、他のものに比べると即効的な効果があります。いわゆる「カンフル剤」と呼ばれるのはこのためです。長期的な効果があるのは、いわゆる成長戦略です。

中身の詳細は今のところ未定ですからその評価はしませんが、公共投資しかやらないと言っているならともかく、短期的な効果しかない公共事業だけを取り出して「長期的な効果がない」と批判するのは間違っていると思います。


因みに、政府債務残高を一般会計から返すわけではありません。現在では、国債を償還する財源の70%が一般財源以外の財源です。なので基礎的財政収支がマイナスだけれども国債残高が減る、という事態も、今後起こる可能性があります(現在はそこまで行っていません)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>2004年~2007年は115兆円前後まで減っていますが、
>この時期は税収が回復した時期でもあります

この時期こそUSAのバブルによる景気回復で、私の言う「神風」です。

基本的に政府支出の用途は何でもいいです。
成長戦略など口だけで成功した例など皆無です。
「これからはITですね」と言って大きく外したのが竹中平蔵です。
有りもしない成長や生産性の高い分野へのシフトなど夢物語です。

人間にはできることとできないことがあります。
体を動かすのは得意だけで頭を使うのは苦手という人が
社会から尊敬されて生きてゆける国にするには、
際限ない国債発行と、公共工事以外あり得ません。
ほかに実現できそうなものがあればやっているでしょう。

かいとうありがとうございました。

お礼日時:2013/02/11 19:37

>緊縮財政で財政健全化は無理じゃないかと思うのです。



財政政策そのものを否定するつもりはありません。いまやるべきなのは財政政策と金融政策のどちらかと問われれば、やはり財政政策だと考えます。いつまでも経済が伸びないのは日銀ではなく政府の怠慢のせいだと私は思いますので。
ですが、短絡的に財政政策=支出拡大するという考えには賛成しかねます。後述する政府債務残高を考慮すれば、費用対効果すなわち政府支出の効率化を課題として指摘せざるを得ません。

・日本の社会インフラは充分整備されており、これ以上追加しても得られる効果は殆ど期待できません。公共事業を行なう間だけ建設業界が潤うだけで、公共事業をやめればGDPはまた元に戻ってしまうでしょう。
・耐震強化や老朽設備の更新は必要ですが、それは現在の経済を維持するためのもの。将来の持続的成長を期待するものではありません。
・財政破綻リスクを考慮すれば、支出拡大の甘すぎる姿勢を一刻もはやく改めて赤字を削減し、なおかつ、政府支出を削減してでも経済を成長させるような手を打たなければなりません。それでも支出増を望むなら、幾ら使えば何%GDPが伸びるのか、費用対効果をきびしくみるべきです。

余談ながら、どうせ経済効果を期待できないなら経済対策費用10兆円をぜんぶ防衛予算へ注ぎ込めば良いのにと思います。防衛関連技術はハイテクが多いから先端技術力向上に役立つし、サイバー攻撃対策予算を組み成長産業であるIT業界の発展を後押しできる。土木建築とどっちの雇用を増やすのが望ましいか考えるまでもない。なにより最近不安な防衛力を高められるし。


>なんでまだ緊縮財政を唱える人がいるのでしょうか?

・先述の理由により、少なくともいま実施されようとしている経済対策のメニューでは、政府支出を拡大しても持続的な経済成長に結びつきそうにないからです。無題遣いはやめてほしい。

・経済対策10兆円で経済成長2%を目指すそうですが、政府支出を増やした同額の10兆円だけGDPが増えるのはあたり前です。

  2012年度のGDP見通し: 475兆円
  緊急経済対策による政府支出増: 10兆円
  2013年度のGDP予測: 475 + 10 = 485兆円
  2013年度の経済成長率見込み: 485 ÷ 475 = 102%

公共投資を大義名分に地方の土建業者を中心にカネをまき、地方票も獲得できる。これで参院選対策も万全。GDPも伸びているようにみえるから、消費税も上げられる。

って、ものすごくだまされている感があります。これではまさしく無駄遣い。

・一方で、政府支出を増やせば政府債務もますます増えます。基礎的財政収支▲43兆円、政府債務残高1,123兆円、経済成長率2%、利子率1%の条件で、債務残高の対GDP比率が将来どうなるかを実際に電卓たたいて計算すれば、それがいかに厳しい条件なのか分かります。政府支出拡大の甘すぎる姿勢を改めなければ、債務状況は「無限に」悪化していきます。

(GDP475兆円、基礎的財政収支▲43兆円、政府債務残高1,123兆円のデータはここ↓から)
ttp://ecodb.net/country/JP/


>彼らは歴史を知らないのですか?

1990年から1994年にかけ政府支出を拡大、現在に至るまでその高水準を維持しています。その間も幾度となく経済対策が実施されましたが、結果は衆知の通り。GDPは伸びず、政府債務を山のように積み上げただけです。これもまた歴史。


>諸外国でも、世界的大好況のような神風でも吹かない限りろくな目に合っていないようです

日本もすでに、神風でも吹かない限りもう駄目かもしれませんね。
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この回答へのお礼

>1990年から1994年にかけ政府支出を拡大、現在に至るまでその高水準を維持しています。その間も幾度となく経済対策が実施されましたが、結果は衆知の通り。GDPは伸びず、政府債務を山のように積み上げただけです。これもまた歴史。

すみません、バブル崩壊のショックを、あの程度でおさめたのは財政出動効果以外何物でもありません
いま、リーマン後、ギリシャ危機でも、世界中が財政出動以外経済規模の意地はあり得ないことに
ようやく気が付いたのです。

リチャードクーのとなえるバランスシート不況の存在が世界的に認知されました。

これからの成熟しきった先進国世界の経済は自立発展は不可能であり、
際限なき財政出動しかないということが理解されたとみています。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/10 22:06

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