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院内検査に尿蛋白の定性・定量がありますが、
いつも私はよく混和した後の尿で試験紙による定性試験を実施し、
500G、5分遠心後の上清で定量を行っています。

定量前に遠心をするのは細胞由来の蛋白の影響を省くためと
説明を受けたのですが、定性試験前に遠心しない理由は
得られませんでした。

どなたかその理由をご存じの方いらっしゃいましたら
お教え下さい。
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

>定性試験前に遠心しない理由は得られませんでした。


定性は、有るか無いか、です。言い換えると、ほんの少し目的の物質が存在し、反応すれば陽性(+)と判定されるので、一般的には遠心の影響をうけません。

細胞には、たんぱく質が含まれているまで、500g(gは重力を意味するので、イタリック体が正式)、そのまま測定すると、その細胞由来の値が上乗せされます。目的物質の成分量(実際には濃度)を正確に測定する際には、上乗せされると値が違ってくるので、あらかじめ遠心し、その影響を除いておきます(影響しなくても念のため)。

 定性の場合は、上乗せされても、+は+です。ただ、異なった物質で+に出る場合(偽陽性といいます)は、その影響を除く為、処理をすることもあるかも。
 しかし、実際には、スクリーニング、すなわち、可能性のあるもの人を全て拾い上げる=見逃さないことを目的にしていることが多く、偽陽性は問題にしません。偽陽性を含めて「精密検査を」と言われるハズです。
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この回答へのお礼

勉強になりました!
どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/03/15 19:40

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