No.3ベストアンサー
- 回答日時:
源泉徴収制度は明治32年に創設されていますが、その当時は翻訳の所得については源泉徴収の対象とはなっていませんでした。
その後の法改正で、次々と源泉徴収の対象となる所得が追加されていき、昭和27年に翻訳も源泉徴収の対象とされました。
昭和42年にはプロレスラーやプロボクサーへの報酬等の追加、昭和47年にはプロボウラー、平成5年にはプロサッカー、プロテニス等と、時代に流れに合わせて法改正が行われています。
税制調査会の答申で、源泉徴収の対象とすべき所得の基準に下記の五つが示されています。
イ.必要経費が比較的少ない所得であること。
ロ.同一人に対して継続して反復的に支払われる所得であること。
ハ.同一人から多数の者に支払われる性格のものであること。
ニ.源泉徴収を行う事務能力のある者から支払われるものであること。
ホ.1回の支払金額があまり少額のものでないこと。
上記の基準に「通訳」は現段階では該当していないという解釈です。
私見ですが、時代の流れからして「通訳」の所得も近い将来、追加されるとは思いますが。
No.2
- 回答日時:
言われてみれば不思議ですね。
ど素人の予想でよろしければ。
国税庁(など)が、翻訳者からの税の取りっぱぐれを警戒しているのに対し、
通訳からのは警戒していないのかもしれませんね。通訳はその時限りの作業で、
時間にしてせいぜい数時間程度のものでしょう。ところが、翻訳の方は、
数日、大部のものならば数ヶ月の作業になるわけで、その間の翻訳者の生活を
支えられるだけの金額が支払われることになります。税収漏れがあると、
結構馬鹿にならない金額になりかねないわけです。それに対し、通訳の方は
一回当りの対価が少ないので、それに対する税額も小さい。それで税収漏れを
心配するより、細かく取り立てることのコストの方が心配というわけでは。
そうは言っても、通訳だって生活しているわけですしね。それができるだけの
仕事はこなしているはずだと思いますし、優秀な通訳であれば単価も高いと
思うので、あまり合理的な違いとも思えませんね。
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